今年3月で40歳になった女優・綾瀬はるかさんが、3年ぶりに主演を務めた連続ドラマ『ひとりでしにたい』(NHK)が2日に最終回を迎え、視聴者からは続編制作を望む声が多く上がっているものの、視聴率はかなり厳しい結果になっていたと『日刊ゲンダイ』が報じています。
『ひとりでしにたい』は、「30代後半の独身女性の終活」をコミカルに描いた同名漫画が原作で、綾瀬はるかさんが連ドラで主演するのは、2022年4月期放送の『元彼の遺言状』(フジテレビ系)以来3年ぶりということもあり、大きな注目を集めました。
しかし、日刊ゲンダイによると視聴率獲得に苦戦し、微妙な結果に終わったといい、初回の平均世帯視聴率は5.8%で、その後は右肩下がりとなり、全6話の平均世帯視聴率は5.6%だったとしています。
テレビ局関係者はこの視聴率について、「人気漫画が原作ですが、固定ファンの他に“土曜ドラマ”枠の、土曜夜10時に在宅率が高い30代後半から40代前半の女性層にはドンピシャの物語ですから、NHK幹部の期待はいやが上にも高まった。しかも“日本一のコメディエンヌ”の綾瀬を起用し、孤独死や結婚、介護、終活といったテーマに取り組んだわけですからね。それが不発に終わり、NHKとしては忸怩(じくじ)たる思いでしょう」
と語っています。
別の関係者は、「同じNHKの夜10時枠で、22年4月期に放送された『正直不動産』が記録した8%台の視聴率を意識していたとも言われています。好視聴率を記録すれば、『正直~』同様に続編、劇場版への展開も視野に入っていたとも言われていますが、残念ながら“捕らぬたぬきの皮算用”となったようです」と」
と語り、期待を下回る結果になったことで、続編や映画化が白紙になる可能性があるようです。
芸能関係者によれば、綾瀬はるかさんは少し前から「数字が取れなくなっている」と囁かれているとし、2021年に主演したドラマ『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)をピークに視聴率を取れなくなり、主演映画の興行成績も振るわず、低迷状態が続いていると指摘しています。
そして、「『ひとりでしにたい』は綾瀬が最も得意とするコメディー作品。にもかかわらず、30代後半から40代前半の女性視聴者の支持を広げられなかったのは致命的と言えるでしょうね。国民的女優として愛されるには、幅広い女性層の支持が必要です。最近のプライベートな結婚や恋愛問題も含め、今の綾瀬は、大きな岐路に立たされていると言える」
とも芸能関係者は語り、女優としていま危機的な状況にあるとしています。
日刊ゲンダイはこのように、かなり厳しく綾瀬はるかさんを評価しているのですが、『ひとりでしにたい』は視聴者の間でかなり高い評価を受けており、視聴率に関しても微妙な結果に終わったとしているものの、映画化された『正直不動産』も2022年放送の第1シリーズの視聴率が5~6%台で推移し、昨年放送の第2シリーズも全10話の平均視聴率は5.7%でした。
綾瀬はるかさんが近年主演を務めた作品は確かに数字が取れておらず、大コケ、爆死などと揶揄される作品が多かったですが、『ひとりでしにたい』は綾瀬さんのキャラクターにもピッタリとハマっていて、作品自体も高い評価を受けており、久しぶりの当たり作だったように感じます。
個人的にNHKドラマでは、多部未華子さん主演の『これは経費で落ちません!』以来の良作で、全6話があっという間で、続きが見たいと思わせるような良い作品でしたし、是非ともドラマで続編を制作してほしいと思いますね。
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- https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/375983
- https://eigachannel.jp/drama/151533/
オモロかったけど、、、
NHK+で見てるからやろ
人気低迷? 40でこの美肌に芸達者やで