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福山雅治のファン離れ加速で『SCOOP!』が大コケ? 前作『そして父になる』の半分以下の興収で俳優生命の危機か?

福山雅治の人気低迷が新作映画『SCOOP!』の興行収入で明らかに? 吹石一恵と結婚、ドラマ大コケが原因で残念過ぎる結果に…

昨年9月に女優の吹石一恵さん(34)と結婚し、その後様々な不運に見舞われている歌手・俳優の福山雅治さん(47)主演の映画『SCOOP!』が1日より公開されているのですが、先日発表された公開初週の週末2日間の興行収入が期待を裏切る数字となっており、福山さんの人気に陰りが見えてきています。

3日に発表された10月1~2日の「国内映画ランキング」(全国週末興行成績・興行通信社発表)を見てみると、1位を獲得したのは新海誠監督の長編アニメ映画『君の名は。』で、週末2日間で動員数は65万人、興行収入は7億9,000万円と今週も好調をキープし、6週連続で首位となっており、累計興行収入は130億円を突破しています。

この作品に続いて2位にランクインしたのは、先週に引き続きクリント・イーストウッド監督、トム・ハンクスさん主演の『ハドソン川の奇跡』、3位は興行収入が10億円を突破した長編アニメ映画『映画 聲の形』と、上位3作品は先週と変わらない順位となっていました。

この3作品に続いて4位にランクインしていたのが福山さん主演の『SCOOP!』(大根仁監督)で、1日から全国247スクリーンで公開され、動員数は12万7,000人、興行収入は1億5,600万円という結果に終わっています。

<福山雅治さんが主演の映画『SCOOP!』>

大根監督は、2011年に公開された森山未來さん主演の『モテキ』、昨年10月に公開された佐藤健さん、神木隆之介さんW主演の『バクマン。』で監督・脚本などを務め、『モテキ』は最終興行収入が22.2億円、『バクマン。』は17.6億円。

一方の福山さんは、2013年9月公開の『そして父になる』(是枝裕和監督)で主演を務め、公開2日間の動員数が25万3,370人、興行収入は3億1,318万円、最終興行収入が32億円を記録しており、この2人がタッグを組むということから期待が寄せられていました。

<2013年9月公開の映画『そして父になる』>

しかし、『SCOOP!』と『そして父になる』の公開2日間の興行収入比は49.8%と、約半分という結果に終わっており、『そして父になる』は全国309スクリーンで公開されていたという差はあるものの、公開2日間の興行収入は約半分で、興行収入10億円が当面の目標とされています。

映画のレビューサイト『Yahoo!映画』や『映画.com』での評価を見てみると、どちらも5点満点中約3.7点(『そして父になる』は約3.6点)となっており、作品自体の評価はまずまずといったところなのですが、数字を伸ばすことが出来なかった理由は、吹石さんと結婚した後にファン離れが加速してしまったこと、今年4月期放送の月9ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)が大コケし、月9史上最低の視聴率を記録してしまったことによって、イメージダウンしたことにあるのではないかとみられています。

ちなみに、先日発表された「テレビタレントイメージ調査(2016年8月度)」(ビデオリサーチ調べ)で、福山さんは16位にランクインしていたのですが、今年2月度のランキングでは6位にランクインしており、大幅にダウンしています。

そんな福山さんは映画公開前の9月28日に、人気タレントのマツコ・デラックスさんがレギュラー出演している『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系)の特番にゲスト出演していたのですが、番組の平均視聴率は8.5%といつも通りだったことが明らかとなっており、福山さんはすでに以前の様な数字を持っていないようです。

かつて福山さんは、『恋人にしたい男性有名人ランキング』、『来期のドラマで見たい芸能人ランキング』などなど、様々なランキングで1位にランクインし、不動の人気を誇っていたものの、結婚やドラマの大コケなどによって見事なまでに転げ落ちていっており、これに対して同情する声も上がるほどなのですが、これから果たして人気を回復させることは出来るのでしょうか。

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