歌手・俳優の福山雅治さん(47)が2013年以来3年ぶり、昨年9月の結婚後初めて主演を務めているフジテレビ系の月9ドラマ『ラヴソング』の第5話が9日放送され、平均視聴率が8.4%(関東地区)で自己ワースト記録をさらに更新してしまったことが明らかとなりました。
初回は10.6%とギリギリの2ケタで、第2話で早くも9.1%と1ケタ台に落ち、第3話は9.4%、第4話は8.5%、そして第5話は8.4%と右肩下がりに。
今年1月期には、有村架純さんと高良健吾さんがW主演の“いつ恋”こと『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』が放送され、初回は11.6%、第2話は9.6%で早くも1ケタ台の数字を記録し、その後も10%前後で推移していった結果、全10話の期間平均視聴率が9.7%と月9史上最低の視聴率を記録。
そして、『ラヴソング』の視聴率を見てみると、第5話終了時点での平均は9.2%となっており、このまま数字が上がらなければ月9史上最低の視聴率記録を2期連続で更新する事になります。
低視聴率に苦しんでいる『ラヴソング』は、2013年の『第26回フジテレビヤングシナリオ大賞』を受賞した倉光泰子さんによるオリジナル脚本となっており、福山さんが主演を務めた月9ドラマ『ガリレオ』シリーズを手掛けた西谷弘監督らスタッフが再び集結して制作。
ヒロイン・佐野さくら役を演じているのは、約100人にも上るオーディションから選ばれたという演技未経験のシンガーソングライター・藤原さくらさん(20)で、福山さん演じる夢破れた元プロミュージシャンで現在は臨床心理士の神代広平と、生まれながらに孤独を背負った女性・佐野さくらが音楽を通じ、心を通わせていくという感動のヒューマン&ラブストーリーとなっています。
<↓の画像は、『ラヴソング』の出演者>
(左から水野美紀さん、菅田将暉さん、福山雅治さん、藤原さくらさん、夏帆さん、宇崎竜童さん)
そして、この結果に対してネット上では、
- これだけ話題になっても視聴率が上がらないなんて、よっぽど面白く無いって事なんでしょうね
- ストーリーの設定があまりにひねりすぎてて、全くみたいと思わなかった。ヒロインに魅力がないし、いまだにイケてる福山の押し付けも、見ててしんどい。結婚後、迷走してる感じが強いけど、年相応の男っぽさが見られないと、今後も福山さん厳しいだろうなあ。
- さすがに福山さんも老けたよ…おじさんが女の子にセクハラしてるように見える(笑)
- 数字低いんだから早めに打ち切ってよ。もっと明るいドラマが観たいわ
- OUR HOUSEほど酷くはないが、フジテレビはドラマが下手になったなあと思う。
- 昨日から脚本家代わってた。書き直しさせられすぎてギブアップしちゃったのかな?代わりの人もそんな有名じゃない人だから、急きょ、慌てて捕まえて書かせた感じ?昨日の5回目はほんとは違う感じの話だったんだろうね。
- キャスティングも設定も失敗。いくら福山でも親子ほどは無いわ
- ちょっと観た事あるけど、主人公の女の子のどもりが不自然でなんかイライラするんだよなー。そう考えると芦屋雁之助の裸の大将の時は、そんな事無かったから上手かったんだなぁ~。
- これだけ名指しで叩かれるとフジテレビのドラマオファーが来ても断る人とか出そうだよな。
などのコメントが寄せられています。
3年前に放送された『ガリレオ』第2シーズンの初回平均は22.6%、その後も20%前後、期間平均は約20%を獲得しており、福山さん主演の新作ドラマという事から期待もされていたのですが、見事なコケっぷりですね。
中盤にきてこの数字ということはかなり厳しいものがあり、月9ワースト記録の更新は、ほぼ確実といったところなのではないでしょうか…。
フジテレビでは今年4月より、ゴールデン・プライム帯(19~23時)に4本のドラマを放送しているものの、いずれも低視聴率となっており、しばらくこの状態が続いていることから、ドラマ枠を削減するといった流れになるのかもしれないですね。