福山雅治と藤原さくら共演の月9ドラマ『ラヴソング』大コケでフジテレビ亀山千広社長が退任へ?

歌手・俳優の福山雅治さん(47)が主演の月9ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)が11日からついにスタートしたものの、初回平均視聴率(関東地区)が10.6％とギリギリの2ケタで、今年1月期に同枠で放送された有村架純さんと高良健吾さんW主演の『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(通称：いつ恋)の初回11.6％を1％下回るという結果に。

また、同時間帯に日本テレビ系で放送の『月曜から夜ふかし2時間スペシャル』が15.3％、テレビ朝日系で放送の『クイズプレゼンバラエティーQさま！！3時間スペシャル』は11.8％を獲得しており、初回から大惨敗となったことから先行きが心配されており、打ち切りの可能性もあるのではないかと早くも囁かれる事態になっています。

またこれによってフジテレビのドラマスタッフルームはお通夜ムードになっているといい、初回から想像を遥かに下回る数字を記録し、大きなショックを受けているようです。

福山さんが連続ドラマで主演を務めるのは、2013年4月期に同じく月9枠(毎週月曜21時～)で放送の『ガリレオ』第2シーズン以来3年ぶりで、女優・吹石一恵さん(33)と昨年9月に電撃結婚し、初めての出演作品ということから大きな注目を集めていました。

しかし、第1話の放送中から「年を取った」「福山雅治、老けたなぁ！！」「あごからのど、首の肉付きがおじさん」「福山、腹出てる」などと福山さんの見た目の劣化を指摘する声が相次ぐことに。

そのため、ヒロイン役を演じるシンガーソングタイターの藤原さくらさん(21)との年齢差がより際立つことになり、「福山の顔のたるみ‥‥どう見ようが、父親と娘だ」「こんな若い子と恋愛とか気持ち悪い」と指摘する声が上がっていたほか、藤原さんは福山さんと同じ大手芸能事務所『アミューズ』に所属しているため、当初よりバーター起用だと批判的な声が多く上がっていました。

＜『ラヴソング』出演の菅田将暉さん、藤原さくらさん、福山雅治＞

この他にもドラマ内での演出や内容に対しても批判が寄せられており、初回の平均視聴率は10.6％という残念な結果となってしまったわけですが、この結果に対して現在フジテレビは焦りまくっているそうで、ニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じているところによると、初回視聴率が発表された日はスタッフ一同意気消沈してお通夜ムードだったとのこと。

月9枠では今年7月期に桐谷美玲さんの主演作を放送する予定で、『ラヴソング』に早くも見切りを付け、気持ちを切り替えるスタッフも中にはいるとのこと。

ですが、ギャラが高い福山さんを主演に起用した作品ということからここで諦めるわけにはいかず、残りの9話で視聴率を2ケタキープする必要があるそうで、制作会社のスタッフは「ただでさえ他作品に比べて制作費も高く、またギャラの高い福山を投入しているんですから。V字回復は難しいかもしれませんが、2ケタ維持は絶対」と語っています。

最近の連ドラの制作費は「1話あたり3000万円前後」が相場になっているといい、フジテレビの看板枠である月9に関しては最低が4000万円ほどと言われているといいます。

主演を務める福山さんの1話あたりのギャラが気になるところですが、主演俳優の相場となっている200万円ではきかないはずとのことです。

昨年7月期に放送された福士蒼汰さん主演の月9ドラマ『恋仲』が記録した「月9史上最低の初回平均視聴率9.8％」を下回らなかったのがせめてもの救いだったのですが、福山さんの劣化を指摘する声があまりにも多く寄せられていること、福山さん演じる臨床心理士の神代公平がドラマの中で「身長もベスト！顔もベスト！マジヤバイ！大人の色っぽさが出てた」などと女性たちから絶賛されるシーンが多々あり、視聴者から批判的な声が多々寄せられ、今後軌道修正をしたとしても数字のアップは望めなさそうな気配で、これから1ケタ台に突入する可能性が高いとみられています。

先日は『東京スポーツ』(東スポ)が、やることなすこと全てが裏目に出てしまっていることを受けて、フジテレビの亀山千広社長退任の公算が一気に大きくなっているという記事を報道。

フジテレビの関係者は、「ドラマや映画の世界で多大な功績を残した亀山社長は2013年6月に社長に就任。長寿番組を終わらせたり、大幅な人事異動をしたり、変革しようとしましたが、結果は出ませんでした。ついに6月の株主総会を経て、社長交代となりそうです」と語り、福山さんのドラマの不発がきっかけとなって大きな変化が起こりそうな気配があるのですが、第2話以降も2ケタの数字をキープし続けていくのか、注目したいところですね。