俳優・神尾楓珠さん(かみお・ふうじゅ 23歳)が昨年12月から複数の仕事をキャンセルし、所属事務所『A-team(エーチーム)』からの独立説も浮上する中で、週刊誌『週刊女性』は神尾さんが今後出演予定の作品について報じています。
神尾楓珠さんは昨年だけでドラマ・映画合わせて12本に出演し、それに加えて昨年4月からバラエティ番組『サスティな!~こんなとこにもSDGs~』(フジテレビ系 土曜午前9時55分)のMCを務めたり、9~12月にかけては舞台『劇団☆新感線 薔薇とサムライ2 -海賊女王の帰還-』に出演していました。
しかし、『薔薇とサムライ2』の公演が終了後にツイッターの更新がストップしたほか、同月下旬に出演予定だったCM発表会見を欠席、年明け放送の『サスティな!』にも姿はなく、『レオポルド美術館 エゴン・シーレ展ウィーンが生んだ若き天才』(東京美術館)のオフィシャルナビゲーターからの降板も発表されました。
これにファンから心配の声が上がる中で1月17日発売の『女性自身』が、神尾楓珠さんが「心身の不調」によって無期限休業状態にあると報じ、舞台後に予定していたドラマのほか、2月にクランクイン予定だった主演映画、さらにもう一つメインキャストで内定の作品も出演を辞退したと報じました。
この報道に対して事務所は『スポーツニッポン』(スポニチ)の取材に、体調不良によってドラマや映画を降板したことを認めた上で、「無期限休養ではありません」「体調を見ながら仕事を続けている。今後も撮影の予定が入っている」
と説明し、無期限休業報道を否定していました。
その後『週刊文春』も神尾楓珠さんの異変や、事務所の社長が神尾さんを連れて独立する可能性を報じましたが、エーチームは同誌の取材に対して、「そのような事実はございません。」とキッパリ否定していました。
そして、また新たに週刊女性は神尾楓珠さんが昨年末から芸能活動を休止している理由、出演を予定している作品について伝えており、記事では事情を知るテレビ局関係者が、「一番の原因は、とにかく仕事を詰め込みすぎたことだと聞いています。ここ2年間は休みもなく働きっぱなしの状態だったので、今は無期限の休業状態なんです。」
と語っています。
また、神尾楓珠さんは今年も複数の仕事が決まっているとし、芸能プロダクション関係者は、「7月クールで放送される、森七菜さん主演のフジテレビ系月9ドラマに神尾さんもキャスティングされています。また、来年の吉高由里子さんが主演するNHK大河ドラマ『光る君へ』でも、神尾さんは重要な役柄での出演が決まっているようです」
と明かしています。
ただ、この2作品の撮影開始時期は6月ごろといい、もし仕事復帰したとしても再び体調を壊してしまうのではないかと懸念しています。
エーチームは、看板俳優だった伊藤英明さんが昨年3月に『グランパパプロダクション』へ移籍し、それによって神尾楓珠さんの仕事が増えている部分もあるようです。
それにしても事務所は神尾楓珠さんに負担を掛けすぎで、特に昨年は異常とも言えるほどの仕事量でした。
4月~9月頭にかけて放送された連続ドラマ6本に出演、連ドラ終了後は舞台が始まり、さらに4月からスタートした『サスティな!』でMCを務め、他に4本の映画に出演するなどしており、体調を崩すのも当然と言える超過密なスケジュールとなっています。
週刊女性によれば、6月から月9や大河ドラマの撮影がスタートするとのことですが、これらは降板した作品に含まれているのかどうかは不明ながら、仕事よりも体調の回復を最優先にしてほしいですね。