人気刑事ドラマ『相棒』シリーズ(テレビ朝日系)に出演の俳優・神保悟志さん(じんぼ・さとし 56歳)に対して、主演の水谷豊さん(みずたに・ゆたか 66歳)が不快感を示しているという噂が浮上しています。
『相棒』シリーズは2002年10月から連ドラがスタートし、神保悟志さんは2003年放送のシーズン2から警視庁の監察官・大河内春樹役を演じており、神経質でラムネ菓子を噛み砕く姿から“ピルイーター”という異名を持ち、『相棒』シリーズには欠かせない登場人物の1人です。
<↓の画像は、『相棒』で大河内春樹役を演じている神保悟志さんの写真>
そんな神保悟志さんに対して、水谷豊さんが不快感を示しているという噂があるとニュースサイト『日刊サイゾー』は報じており、その理由については、「神保が現在放送中のフジテレビ系連続ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』(KAT-TUN・亀梨和也、二階堂ふみ主演)に、警視庁捜査一課殺人犯捜査第十係・日下班主任の日下守警部補役の“刑事”として出演していることに起因している」
としています。
テレビ制作関係者によると、『相棒』シリーズのキャスティングは水谷豊さんに委ねられているそうなのですが、水谷さんは出来るだけ『相棒』に専念してくれることを望み、映画や舞台ならまだしも、連ドラにレギュラー出演することを快く思っていないといいます。
実際に2015年10月スタートのシーズン14から登場の4代目相棒・冠城亘役を演じている反町隆史さんは、『相棒』への出演後は昨年4月期放送の杉咲花さん主演『花のち晴れ』(TBS系)に出演した程度で、主人公の父親役でそこまで重要な役どころでもなく、これは水谷さんの顔色をうかがってオファーを受けたという話があるとのことです。
一方で、神保悟志さんは『ストロベリーナイト・サーガ』で重要な役どころを演じているとし、それも『相棒』と同じ刑事役ということから、大河内春樹のイメージが損なわれてしまうと、水谷豊さんは不快感を覚えているそうです。
<↓の画像は、『ストロベリーナイト・サーガ』出演中の神保悟志さんの写真>
(左は主演の二階堂ふみさん)
果たして本当に水谷豊さんが神保悟志さんに不快感を覚えているのかは不明ですが、今年3月に終了したシーズン17では、シーズン10から小料理屋「花の里」の2代目女将・月本幸子役を演じていた鈴木杏樹さんが突如降板となっています。
<↓の画像は、『相棒』で2代目女将・月本幸子役を演じていた鈴木杏樹さんの写真>
これに対して週刊誌『週刊新潮』は、鈴木杏樹さんの『相棒』降板理由について、「彼女、他の番組もいくつか掛持ちしており、どうしても撮影が彼女待ちで組まれることになる。水谷さんが『相棒』にかける思いは相当なもの。共演者にも兼業などせず全力を注ぐよう望むんです。彼女の兼業をあまり快く思っていなかったようですね」
と番組関係者が語っていると伝えていました。
一方で鈴木杏樹さんに近しい知人は、「降板はシーズンの撮影前にいわれたようです。兼業が理由なんてことはないと思いますよ。視聴者に飽きられぬよう制作サイドが“変化”を求めたんでしょう」
と噂を否定しているのですが、『相棒』では水谷豊さんの意向は絶対で、キャスティングだけでなく脚本、演技に口を出すこともあると『週刊新潮』は報じています。
そうしたことから、神保悟志さんも水谷豊さんに目を付けられ、今後『相棒』を降板となる可能性はゼロではないようなのですが、神保さんが『相棒』以外に出演した作品を見てみると、2015年放送の黒木メイサさん主演『デザイナーベイビー』(NHK)、2010年放送の永井大さん主演『FACE MAKER』(日本テレビ系)など、単発ドラマだけでなく複数の連ドラにも刑事役で出演しています。
そのため、『ストロベリーナイト・サーガ』への出演だけを問題視し、『相棒』シリーズに長年出演してきた神保悟志さんを降板させるということは無いのではと思いますが、鈴木杏樹さんと同様に制作サイドが変化を求める形で、今後のシリーズで突然の降板となってしまうのでしょうか…。