ロックバンド『安全地帯』として、37年ぶりに『NHK紅白歌合戦』に出場したシンガーソングライター・俳優の玉置浩二さん(64)が、紅白で使用の映像を巡りNHKにブチギレ激怒し、“絶縁宣言”をしていると26日発売の週刊誌『女性セブン』が報じています。
女性セブンの記事ではNHK関係者が、「紅白で使用された映像をめぐって、玉置さんとNHKサイドの間にトラブルが勃発したと聞いています。玉置さんの怒りは相当で、『紅白にもNHKにも二度と出ない!』とまで言っているとか。妻の青田典子さん(55)は『お願いだからそんなこと言わないで』と頭を抱えているようです」
と明かしています。
<↓の画像は、玉置浩二さんと妻・青田典子さんの写真>
玉置浩二さんが絶縁宣言するほどNHKにブチギレ激怒している原因は、昨年12月上旬にNHKスタジオで行われた映像収録にあるとしています。
音楽関係者は、「久しぶりの歌の収録に、現場の雰囲気も盛り上がっていました。ただ、この収録が後に玉置さんを激怒させることになってしまったようです。というのも、当日の収録スタジオの掲示板には『SONGSスペシャル』と明記され、NHK側からの説明も『紅白でも映像を使うかもしれない』という曖昧なものだった。通常の出演枠ではなく、特別企画枠という扱いだったことも後から知らされ、玉置さんは“話が違う”“聞いていない”ということになってしまったようです」
と、トラブルに発展した原因を説明しています。
玉置浩二さんが出演した特番『SONGSスペシャル 安全地帯&玉置浩二 ~ふるさとのメロディー~』は昨年12月22日に放送され、番組では玉置さんと司会を務める大泉洋さんの対談や、過去の歌唱シーンなどをオンエアしました。
<↓の画像が、『SONGSスペシャル』で共演の玉置浩二さんと大泉洋さんの写真>
前出の音楽関係者は、「12月に収録した感動的な歌の場面はありませんでした。その場面は22日には使わず『紅白』本番に流したのです。NHKサイドが黙ってそのようなことをすることは考えられないので、何かしらの“連絡ミス”があったようです」
と語っています。
このようなトラブルが本番前に発生したため、安全地帯の紅白出演発表が予定よりも4日遅れたといい、「玉置さんは怒り心頭で、NHKサイドとの話し合いは紛糾。そのせいで発表が遅くなったようです。その間を取り持ったのが青田さんでした。彼女は玉置さんの怒りを収めつつ、粘り強く立ち回ったそうで、“気絶する寸前ですよ”と泣きそうな顔で話していたとか」
と芸能関係者が明かしています。
NHKが安全地帯のパフォーマンスを生放送ではなく、録画放送にした理由について別の音楽関係者は、「玉置さんは遅刻やドタキャンの常習犯。1996年にソロで紅白に初出場した際は、リハーサルに大幅に遅刻。本番当日もギリギリまで来るかどうか分からなかったとか。苦い記憶があるNHKとしては、生演奏を念頭に置きつつも収録という保険を掛けていたのではないか。そして結果として、生演奏を断念した……ということなのでは」
と推測しています。
<↓の画像は、紅白出演時の安全地帯の写真>
女性セブンは事の真相を確かめるため、NHKに玉置浩二さんとのトラブルについて問い合わせたところ、「制作の詳しい過程についてはお答えしておりませんが、紅白歌合戦での全てのパフォーマンスは、出演者との合意の上で放送しております」
と回答したとしています。
一方、玉置浩二さんの所属レーベルからは期日までに回答が得られなかったとのことです。
そして、玉置浩二さんとNHKのトラブル報道を受けてネット上では、
- え?!てっきり会場で歌ったのかと思ってた
- 遅刻の常習犯なら仕方ない‥と言うか、そんなの出すなよ
- また病んでるの?
- まさに危険地帯
- これはNHKが悪いやん
- NHK側のブッキングの下手さが浮きだってる
- 結局、玉置が我儘で癖があるって事を再確認した
- 記事の通りの事が起こったならそりゃ怒るだろ 怒らないやつおらんでしょ
- 事前にSONGS用に録画した映像を紅白の「特別枠」として使ったってこと?
そりゃダメだろう。NHKは曲がりなりにも受信料貰ってんだから 嘘ついたら普通の企業なら返金だろ - 酷えなNHK こいつらなんか勘違いしてるから黙ってそういうことすると普通に考えられる
- SONGSですって言われて歌ったのに紅白で使われたら普通に怒る。器がどうこうって話じゃなくてそもそもで違う番組じゃんってならん?
ギャラとか満額出てんのか?録画だから減額とかなったらブチギレる
などの声が上がっています。
玉置浩二さんの歌声はプロが絶賛するほど非常に高い評価を受けていますが、トラブルメーカーとしても知られており、うつ病を患っていたという2010年の安全地帯のコンサートでは歌詞を忘れたり、呂律が回らないなど明らかに様子がおかしく、あまりにも酷い有様に客から怒りの声が上がるとブチギレ激怒し、観客に暴言を連発するなど暴走、一部メンバーはステージを降りてしまい途中で公演は中止となりました。
この他にも病気による影響なのか様々な“奇行”でトラブルになり、2010年末に生放送された『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)では、TOKIOとコラボする予定でしたがドタキャンしました。
ここ最近はそうしたトラブルは聞かなくなったものの、NHKは2020年の紅白でも玉置浩二さんの歌唱は生放送ではなく、事前収録した映像を放送するという対応を取っています。
紅白は台本通りにきっちり進めていく番組ですし、過去のトラブルから収録映像を放送というのは当然と言えば当然の対応です。
ただ、昨年の紅白でNHKに連絡ミスがあったのであれば、玉置浩二さんではなくNHKに非があり、本当に「紅白にもNHKにも二度と出ない」と宣言するほど激怒しているのかどうかは定かではないものの、どうにか和解して今後またNHKの音楽番組等でも歌声を聞かせてほしいものですね。