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『まじかる☆タルるートくん』『東京大学物語』の作者・江川達也がバイキングで『君の名は。』は面白くないと批判で炎上!

漫画家・江川達也が新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』痛烈批判で炎上! 発言内容に非難の声! 興行収入130億円突破に嫉妬?

漫画『まじかる☆タルるートくん』、『東京大学物語』の作者で、タレント活動もしている漫画家・江川達也さん(55)が6日、生放送のトークバラエティ番組『バイキング』(フジテレビ系)に生出演し、興行収入が130億円を突破するほどの大ヒットとなっている長編アニメ映画『君の名は。』(新海誠監督)について、「プロから見ると全然面白くない」などと発言したところ批判が殺到し、ネット上では炎上状態となっています。

<新海誠監督の長編アニメ映画『君の名は。』>

この日の番組では、『君の名は。』が興行収入が130億円を突破したことを紹介し、これに対してコメントを求められた江川さんは、「これ売れるなとは思いましたけど。丁寧に売れる要素をぶち込んでて、言ってみれば『大人のドラえもん』みたいなもん」とコメント。

さらに、「プロから見ると全然面白くないんですよ。作り手から見ると、作家性が薄くて売れる要素ばっかぶち込んでる、軽いライトな(作品)」と痛烈に批判。

江川さんのこうした辛口コメントに対して、この作品を絶賛していた出演者たちからは非難の声が上がっていたのですが、この反応に対しても江川さんは「絶賛してる人はいるんだけど、面白くなかったっていう人に対してすごいディスるんですよ。『見なきゃだめだよ』とか言って。ある種、『君の名は。』はファシズム映画なんですよね」と持論を展開。
ファシズム:独裁的・抑圧的・国粋主義的な傾向を特徴とする政治運動・思想)

また、新海監督がデビューした頃からの知り合いだという慶應義塾大学大学院教授の岸博幸さんも、江川さんの意見に同調するように「アニメ業界の大御所の方も実は江川さんの意見に近くて、『あれはミュージッククリップだよな』と話していた」と明かしていたのですが、「実はこれが大事なポイントで、新海さんってすごい賢い人ですから、今の世の中のそういう傾向を分かった上で、ああいうスマホ世代に合わせたさらっと見られる作品を作った」と分析し、新海監督を賞賛していました。

そして、番組内での江川さんの発言に対してネット上では、

などの批判的なコメントが殺到しています。

しかし、その一方では、

など、江川さんの発言に対して擁護、同調するコメントも寄せられています。

作品に対して賛否両論があるのは当然で、『君の名は。』についても映画の情報・レビューサイト『Yahoo!映画』で見てみると、6日22時時点で5点満点中約4.4点と非常に高い評価を得ているものの、参考になったレビューとして上位には作品を低評価しているユーザーのレビューも複数あり、「売れそうな設定、脚本、演出、キャスティングに綺麗な背景を混ぜ、監督の味である『新海ワールド』を少し加えただけの映画。」、「全体的に10代、20代が喜びそうなものをポンポン詰め込んだ作品って感じ」などと批判されています。

江川さんは別に大それた発言をしているわけではなく、岸さんもアニメ業界の大御所も同じような意見だったと明かしていることから、プロ目線で作品を評価すると、素直に良い作品だと言うことは出来ないのかもしれないのですが、この作品のメインターゲットは10~20代の若者たちですし、あくまでも商業映画なので、いくらプロから評価されるような作品を作っても観てくれる人が少なければ赤字となり、失敗作となるわけですから、わざわざプロ目線での評価をテレビで必死に語るのもどうかと思います。

江川さんの今回の発言からは嫉妬心しか感じられず、そこまでこの作品を批判するのであれば、これを超えるような素晴らしい作品を今後作ってほしいですね。

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