今年2月に宗教法人『幸福の科学』への出家を宣言し、今後は女優・宗教家として活動していくとしている“清水富美加”こと千眼美子さん(せんげん・よしこ 22歳)が、来年初夏公開予定の映画『さらば青春、されど青春。』(赤羽博監督)で主演を務めることが明らかになったと各メディアが報じています。
清水富美加さんが現在所属する芸能・制作プロダクション『ARI Production』が12日、公式サイト上で映画主演を務めることを発表し、清水さんが主演を務める『幸福の科学出版』が製作する『さらば青春、されど青春。』は、『幸福の科学』の大川隆法総裁が製作総指揮を務める12作目の作品とのことです。
『さらば青春、されど青春。』では、大川隆法総裁の長男で『幸福の科学』の副理事長、教団が母体となっている芸能事務所『ニュースター・プロダクション』の代表取締役社長を務める大川宏洋さん(ひろし 28歳)、清水富美加さんの2人がW主演し、清水はさんはヒロイン・額田美子役を演じます。
<↓の画像が、大川隆法総裁の長男・大川宏洋さんの写真>
『さらば青春、されど青春。』は、「誰も描けなかった青春と恋の物語」を描いているそうで、主題歌の『眠れぬ夜を超えて』は清水富美加さんが担当しており、ボーカルに初挑戦しているとのことです。
また、8月2日に東京ドームで開催される大川隆法総裁の特別大講演会『人類の選択』に清水富美加さんも参加し、映画主題歌『眠れぬ夜を超えて』を初披露することも発表されています。
なお、清水富美加さんは『幸福の科学』に出家後、様々な雑誌のインタビューに応えたり、ニュース・情報番組『みんなのニュース』(フジテレビ系)のインタビュー取材に応じるなどしていますが、公の場に姿を現すのは今回が初となっています。
そして、今回の発表に対してネット上では、
- 芸能界、引退したんじゃなかった??
- いわゆる 洗脳ムービーですか?
- 一般映画じゃなくいわば教団の広報・・・PRビデオみたいなもんじゃないの
- 引退したがってた人を映画に出させるとか、やっぱり奴隷じゃないか(白目)
- 本人のもろもろの問題を無視しても幸福の科学の映画って見に行く人って信者ぐらいじゃないのかなぁ…もしくは何も知らずに当ても無く映画見に来たような人
- 幸福の科学広告塔ですから当然の起用でしょう
- 映画館がその関係者でいっぱいそうや。ある意味コワいコワい。。
- 布教歌&映画やん。ニュースにしないほうがいいだろ。こんなのニュースにしたら、教団の思う壺やわ。
などのコメントが寄せられています。
大川隆法総裁が製作総指揮を務めている映画は1994年から製作されており、今年5月には最新作『君のまなざし』が公開されました。
この作品には長男・大川宏洋さんが出演しているほか、教団とは何ら関係ないとみられる女優の手塚理美さん、俳優の黒沢年雄さん、黒田アーサーさんらも出演しています。
<5月公開の映画『君のまなざし』>
公開2日間(全国177スクリーン)の興行成績(興行通信社発表)は、観客動員数が9万1,895人、興行収入が1億2,674万9,300円で国内映画ランキング初登場6位となっていました。
その後も公開3週目までランキングTOP10にランクインしており、中規模の公開だった割にはそこそこの興行成績を記録したようなのですが、次作ではあの清水富美加さんが主演を務めているとのことから、恐らくこれを超える数字になるとみられます。
しかし、世間からは相変わらずバッシングが続いており、ツイッターやインスタグラムを見ると、現在も多くの批判が寄せられているのが確認できます。
千眼美子に改名したことに加えて、教団が新たに設立した芸能事務所にも所属して、今後は宗教家・女優として活動をしていくようなのですが、以前のような人気を取り戻すことは恐らく難しいでしょうね。