森永卓郎が膵臓ガンで抗癌剤治療開始へ。原因は不摂生か、糖尿病はダイエットで症状治まるも…

『情報ライブ ミヤネ屋』（日本テレビ系）などでコメンテーターを務めるなど、テレビ番組への出演も多い獨協大学経済学部の教授で、経済アナリストの“モリタク”こと森永卓郎さん（もりなが・たくろう 66歳）が病気を公表し、「膵臓（すいぞう）ガンのステージ4」と診断されていることを明らかにしました。

森永卓郎さんは27日放送のラジオ番組『垣花正あなたとハッピー！』（ニッポン放送）に出演し、「11月に人間ドックを受けて、影がありました。結論から言うと膵臓ガンで、ステージ4です。実感としては何の変化もありません」と明かしました。

＜↓の画像は、現在の森永卓郎さんの写真＞

続けて、「今日から抗ガン剤治療を受けます」「効くかどうか、どういう症状が出るかは人によって違う。1ヶ月経たないと分からない。当面は普通に仕事をします。入院するわけではない」と語り、今後は新規の仕事は受け付けないものの、通院しながら現在ある仕事を続ける意向を示しています。

月～水曜のコメンテーターを務める『垣花正あなたとハッピー！』への出演も継続するとし、「97％の確率でハゲますが、元々ハゲてるので大丈夫。基本的には闘いますので。岸田政権とも戦い“増税クソめがね”でテレビを降ろされているので。今のところ全然大丈夫。先週にポート（抗ガン剤投与等に使用する器具）を外科手術で埋め込んだので、サイボーグになった気持ち。今のところは全然大丈夫」などと、これまでと変わらず明るい調子で話し、前向きに治療に取り組んでいくとしています。

森永卓郎さんの所属事務所もコメントを発表し、すい臓ガンのステージ4と診断されたことを明かした上で、現時点での症状については、「診断前までの身体の異変は若干の体重減少があった以外は特に変化はなく。現時点での症状は食欲の低下がある程度で、日常生活に支障は起きておりません」としています。

そして、森永卓郎さんのガン公表を受けてネット上では、

• なんかすげー痩せたと思ったら…
• 中居の番組にこないだ出てたけどガリガリやったわ　あーまたダイエットしてるんやとしか思わんかった
• 何年か前にライザップで激やせしてたけど、アレって身体に凄い負荷かかるよな
• 不摂生な生活してるだけならともかく一回ライザップやってまた不摂生な生活に戻ったの 体に相当ダメージ入ったやろ
• がっちりマンデーに出なくなったのはそう言う事か
• ドデスカ出演者がまた1人…岸さんは復帰したけど
• 転移があるとステージ4認定 膵臓だけでなく他にも腫瘍ができてるぞこれ
• 抗がん剤が合えば一年くらいはいけるかもやな…
• ワイの親父と同じやな　親父は4年生きたで
• 義妹は10年前にステージ4の膵臓癌に罹患し手術と抗がん剤、放射線治療し、今は元気に過ごしてる。治ると信じて焦らず治療に専念して下さい
• 糖尿病も克服された森永さんを応援していました。庶民的で温和な人柄の先生で好感がもてます。治療が必ず奏功する事を祈ります。

などの声が上がっています。

森永卓郎さんは少し前から激ヤセぶりに驚きや心配の声が上がっており、森永さんは2016年に『RIZAP（ライザップ）』で約20キロのダイエットに成功しましたが、その時とは違い病的な痩せ方だったことで重病説も浮上していました。

＜↓の画像が、激ヤセ前後の森永卓郎さんの写真＞

こうした体型の変化によって医師からも検査を勧められ、何度も検査を受けた結果、すい臓ガンのステージ4と診断されたとのことですが、すい臓ガンの発症リスクを高める原因としては糖尿病、肥満、飲酒・喫煙習慣のほか、血縁者にすい臓ガンの発症数が多い場合はリスクが高まるとされています。

森永卓郎さんはライザップで肉体改造をする前まで暴飲暴食を続け、朝からカツ丼を食べるなど1日5食で、睡眠時間は平均4時間、加えてヘビースモーカー、運動不足が祟って2009年には糖尿病と診断され、インスリン注射や投薬が欠かせない状態になっていたと明かしています。

ライザップで痩せて以降は糖尿病が改善し、インスリン注射や投薬も必要なくなり、健康を維持するために自宅近くで畑を耕したり、食生活にも気を付けていることを明かしていたのですが、やはり過去の生活が原因ですい臓ガンを発症してしまったのでしょうかね。

すい臓ガンは、発症後もほとんど症状がみられないことにより、発見時には症状がかなり進行しているケースが多く、5年生存率はステージ1で約50％、ステージで約20％、ステージ3で約6％、ステージ4で約1.5％となっています。

ガンの中でも特に生存率が低いことで知られ、近年では元横綱・千代の富士さん、元プロ野球選手・星野仙一さん、女優・八千草薫さんなどがすい臓ガンを患っていたのですが、今後の治療によって症状が回復、寛解となる可能性は決してゼロではないため、諦めることなく前向きに治療に取り組んでいってもらいたいです。