松本人志『ワイドナショー』発言カットでフジテレビに怒り、上原多香子のスキャンダル言及も編集で消され…事務所の圧力、自主規制?

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松本人志

ダウンタウン・松本人志さん(53)が20日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系 日曜午前10時)に出演し、15日に自身のツイッター上で「しゃべっても。謎の事情でカットされ。。。」とツイートした真意を明かしました。

20日放送の番組で松本人志さんは「フジテレビに怒ってるんですよ」と告白し、先週放送分の前にフジテレビ側から、『SPEED』のメンバーで女優の上原多香子さん(34)に関する話題を「扱うことは無しにして欲しい的なこと」を言ってきたと暴露しました。

これに対して松本人志さんは、「何で? 俺そういうの嫌やから、触れようや。触れないと恥ずかしいで。ワイドナショーはそういう番組でありたい」と反論したそうなのですが、番組スタッフは「女性セブン1誌しか扱ってない。上原さんがコメントしていない」ことを理由に、番組では取り扱わないことを理解してほしいと求めてきたそうです。

これにも納得がいかなかった松本人志さんは「今までそんなことで扱ってきたニュースは腐るほどある。じゃぁ、分かったこれぐらいのことを言うで」と、局側と相談した上で当たり障りの無い内容として、収録では「ちょっとこれはサスペンスと、いろんなことが入り乱れているから、もうちょっとはっきりしてからもう1回扱った方がええのかもね」という発言をしたといいます。

しかし、13日の番組放送直前になって「カットしていいですか? フジテレビでは扱わないことになりました」と告げられ、これに対して松本人志さんは「なんじゃそりゃ」と不快感を抱いたといいます。

さらに、その数日後に『とくダネ!』で上原多香子さんの話題を取り上げていたたため、局側への不信感がさらに増幅し、自身のツイッター上で「しゃべっても。謎の事情でカットされ。。。」とツイートしたとのことです。

<↓の画像が、松本人志さんのツイート>
松本人志のツイート

そして、今回の件について「僕はやっぱり、この番組はそうじゃないように行きたいし、この番組のファンの人たちは、そういうことから逃げないワイドナショーだと思ってほしいし、そうしてきたと思う。そこは貫かないと絶対損。それはこの番組にとっても良くないし、フジテレビにとっても良くない。」と、『ワイドナショー』が取るべきスタンスについて語りました。

また、「僕はフジテレビを愛すがゆえに言ってるのに、何故かフジテレビ側から若干、足を引っ張られるという、この不可解な……こういうのは本当にやめてもらいたい。フジテレビにとってマイナスなニュースもやっていかなあかんと思うし、よしもとの不手際のニュースでもやっぱりやっていかなアカン。もちろん自分になんかあった時は逃げずにコメントしないといけない。」と、局側の姿勢に苦言を呈し、「本当にテレビがどんどん時代遅れになっている。ネットの方が伝えていてテレビが全然、伝えられていない」と現状に危機感を抱いていることも明かしています。

このように熱く語っていた松本人志さんでしたが、最後には「あと一言、言いたいことは、フジテレビさん、これからもよろしくお願いいたします」と言って頭を下げ、最後は芸人らしく笑いで話を締めくくっていました。

松本人志さんは番組でこのような発言をしていたのですが、これに対してネット上では、

  • フジテレビでは扱わないことになりました。っていうところに闇を感じる。まっちゃんクラスでもそうなってしまうって本当怖い。
  • テレビの悪いところだね。媒体が大きくなりすぎて各地で持ちつ持たれつになってるし、ただ黙り込んでるところが多い中放送してたところは偉いと思う。不倫がどうとかでなく今世間が何の情報を知りたがってるか考えながら放送して欲しいね
  • 大手芸能事務所のスキャンダルはテレビ局の自主規制で扱わないと。そらテレビ離れが進みますわ。松本人志のリスクを背負った発言はすごいが、それでも今回の放送でも上原多香子ネタの詳細については触れず。フジテレビ、本当に再生する気があるの?
  • 確かにベッキーの叩かれ方は異常で、それに比べたらってタレントは沢山いる。桂三枝と浜田雅功だって扱いは小さかったから、上原多香子だけでは無い
  • この番組がどんな番組なのか、どんなところが特化してるのか、スタッフはわかっているはずなのに一番大事なそこをスルーしてとにかく穏便にと編集をしたわけか。そこに局の上層部や芸能事務所の圧力があったのか、それとも忖度なのかわからないけれど。どちらにしても制作側が視聴者を向いていないならテレビ番組が面白いわけがない。

などのコメントが寄せられています。

番組では、松本人志さんの発言がカットされた話の流れから、この日出演していた芸能リポーター・井上公造さんに対して、「芸能リポーターとして“知っていることを伝えない時”というのはどんな時か」と出演者が質問をしたのですが、井上さんは「10のことを知っていて10のことを喋るのは、ボクらの役目だと思いません」「今、このことが表に出ると、その人の子どもさんのことに影響が出るとかは考える」と答えました。

この発言を受けて社会学者・古市憲寿さんは、「それは綺麗事じゃないですか。実際そうじゃないじゃないですか。実際、子どもがいる人も不倫とかで告発されてるし。それは芸能リポーター側の傲慢じゃないですか、自分たちが配慮してやってるみたいなのはちょっと違うんじゃないかな」と指摘。

<↓の画像左が井上公造さん、右が古市憲寿さん>
井上公造と古市憲寿

さらに出演者から、「知り合いだと甘くなるんですか?」「事務所の大小で忖度(そんたく)していませんか?」などの質問が寄せられると、井上公造さんは「僕は人間関係を重視します」といい、「僕、圧力かけられたっていう記憶はないです、ほんとに」と事務所からの圧力を否定した上で、「結果として番組側に行ってる可能性はあります。ただほとんどのケースでいうと、圧力ではなくて自主規制」だと説明していました。

上原多香子さんのスキャンダルについては、フジテレビだけでなく他局の番組もほとんど取り扱っておらず、取り上げたとしても深く掘り下げないケースがあったため、視聴者はテレビ局側の報道姿勢に対して不信感を募らせています。

今回の件では、上原多香子さんの所属事務所『ライジングプロダクション』が各局に圧力を掛けたのではないか、業界大手の事務所であるため局側が自主規制したのではないかなど、様々な憶測が飛び交っていますが、どちらにせよ報道の仕方に明らかな偏りがあり、今はネットで様々な情報を入手出来ることから、これではテレビ局の信頼が失われるのも当然です。

ネットの普及率が低く、テレビの報道が大きな影響力を持っていた一昔前であれば、今回のような対応だったとしても、特に大きな騒動に発展することはなかったとみられますが、世間に情報が知れ渡り、多くの方が興味を持っている以上は、事務所の大小や局との関係に関わらず、マスメディアは公平に事柄を伝えていくべきなのではないかという声は以前から多く上がっています。

番組などを通じて、テレビ局と芸能事務所の繋がりがあまりにも強くなってしまったため、こうした弊害が生じてしまっているのだろうと思いますが、そうしたことがテレビ離れの一因にもなっていることから、視聴率を上げていくにはまず報道姿勢を見直していくことが必要になってくるのではないかと思いますね。

1件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    匿名
    ID:ZDljMzlhZW

    不倫不倫とニュースになるが、部外者が何の迷惑を被ったのか分からない。
    当事者同士の問題を面白おかしく叩く風潮が気持ち悪い。

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