体調不良を理由に芸能活動を一時休止していた女優・本仮屋ユイカさん(35)が、30日放送のラジオ番組『地方創生プログラム ONE-J』(TBSラジオ)で仕事復帰しました。
本仮屋ユイカさんは10月に入ってから、「急性胃腸痛」を理由にパーソナリティーを務める『地方創生プログラム ONE-J』を欠席し、14日に所属事務所『スターダストプロモーション』が一時休養を発表しました。
それから2週間以上経ち、今日生放送された『地方創生プログラム ONE-J』で仕事復帰を果たし、番組冒頭で「大変ご心配をおかけしまして、すみませんでした。今日から元気に復活させていただきます」と挨拶し、「1ヶ月お休みをいただきまして、本当にありがたかったです」「いっぱいお見舞いのメッセージいただいた。同じように療養中の方とかからもいただいて、『一緒に頑張りましょう』『自分も休職した経験があります』とか。お休みの先輩方からいただいた言葉の中で『人生は長いんですから』と。皆さんが言って下さったのがとても心に残ってる」
などと語りました。
<↓の画像が、30日に仕事復帰した本仮屋ユイカさん、番組で共演のジャングルポケット・斉藤慎二さんの写真>
続けて、「1つの番組とか作品とかって、『短距離走的な感覚』が私にはあって。そこに向かって全力で走ってって、そこにゴールすることだけを目指してた人生だった。けど、『あ、でも人生って、うまく長生きできたら、60年とか70年とか、相当長い俯瞰で見て、体とか気持ちとかと向き合ってっていいんだな』ってことを皆さんから教えていただいて、すごくいい学びがあった。お休みいただいて感謝してます。元気になって」
と、休養がきっかけで考えに変化があったことを明かしていました。
番組終了後には自身のインスタグラムを更新し、「身体と心を大切に、またマイペースに自分らしくお仕事していきます。気にかけてくださった全ての皆さま、ありがとうございます。」
などと綴っています。
そして、本仮屋ユイカさんの仕事復帰に対してネット上では、
- ラジオで元気そうに話してて安心した
- 長い人生、たまには長めの休養も必要
- ついこの間休養を発表したばかりで復帰が早すぎないかな
- 復帰が早すぎる。もう少しゆっくりしてもいいんじゃない
- ラジオ聞いたけど、なんか病んでる感じがして痛々しかったな
- 今日のラジオはまだ全快じゃなさそうだった。前よりなんとなく滑舌悪かったからメンタルなんだろうな
- 芸能界は競争が激しいからうかうかしていられないけど、体があってこその仕事だからね
- 元気になったのは良かった。脚本トラブルには言及しなかったけど、あれは本当の話なのかな?
- 復帰、待ってました。やっぱり本仮屋ユイカさんと斎藤さんじゃないとしっくりきません。
いきなりの本仮屋さんの突っ込みに返せるのは斎藤さんしかいませんから。けど、体は大切してもらいたいです。そしていつまででも楽しませてもらいたいです。
などの声が上がっています。
突然体調不良を理由にラジオを欠席し、事務所が一時休養を発表すると共に、自身初の主演映画『女子大小路の名探偵』も急遽降板してしまったことで、ファンからは心配の声が上がっていました。
それから約1週間後に週刊誌『週刊文春』によって、休養に至った理由や主演映画降板の裏側が報じられ、ネット上で波紋を広げました。
本仮屋ユイカさんが主演予定だった『女子大小路の名探偵』は、ドラマ・映画等の脚本も手掛ける人気作家・秦建日子さん(はた・たけひこ 54歳)の同名ミステリー小説が原作で、名古屋の繁華街で起きた殺人事件に巻き込まれた姉弟が、仲間たちの助けを借りながら事件を解決していくストーリーです。
映画化にあたって主人公が変更されたほか、多くの地元企業が協賛し、それに絡めたセリフやシーンが盛り込まれ、出来上がった脚本に違和感を抱いた本仮屋ユイカさんは監督に意見し、それに監督も理解を示して脚本を手直ししたそうです。
しかし、脚本を手掛ける原作者の秦建日子さんに、了承を得ることなく脚本を修正をしたことでトラブルに発展、最終的に当初と同じ方向性の脚本で映画を製作する形になったため、これに納得できなかった本仮屋ユイカさんは「主演なのに意見を聞いてもらえない」「私である意味がありますか?(その脚本では)私はできません」と涙ながらに訴え、9月末に降板が決定したとのことでした。
本仮屋ユイカさんは初の主演映画をこうした形で降板することになり、精神的なダメージから仕事ができない状態になったようです。
しかし、スターダストや本仮屋ユイカさん本人は、主演映画を降板した件について一切言及しておらず、どこまで本当の話なのかは定かではありません。
ただ、本仮屋ユイカさんは映画降板が決定する直前に、デビュー25周年の節目に出した6冊目の写真集のイベントに出席し、「写真集を作る作業がすごく好き。女優という職業は受け身で、写真集は自分で決めることができる」「いつも大事なことを言えなかったり、表現しきれないもどかしさがある。大人になったからこそ、もう一段階自分主導で表現できる表現者になりたいと思います」
などと、意味深な発言をしていました。
週刊文春の報道にネット上では、製作サイドの不手際を非難する声だけでなく、本仮屋ユイカさんに対しても“生意気な女優”などと批判の声が多く上がっており、今後の活動への影響が懸念されますが、引き続き女優として活躍する姿を見せてほしいものです。