タレントの“ユッキーナ”こと木下優樹菜さんが18日、姉が働いていたタピオカドリンク店の店長に恫喝メッセージを送った問題で、当面の間、芸能活動を自粛することを所属事務所を通じて発表しました。
そして、19日放送の情報ワイドショー番組『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)では、木下優樹菜さんが口止め工作をしていたことを明らかにし、ネット上ではさらなる批判の声が噴出する事態となっています。
木下優樹菜さんは今年7月に、2番目の姉が東京・西小岩にタピオカドリンク店をオープンさせることをインスタグラムなどで告知し、「是非タピりにいってね」とファンに呼び掛けていましたが、それから2ヶ月半が過ぎた10月6日に、タピオカドリンク店の店長と姉が給料の支払いなどを巡ってトラブルになっていることを明らかにし、「もうお店に行かなくて大丈夫です」とファンに伝えていました。
<↓の画像が、木下優樹菜さんがインスタグラムに投稿した文章の写真>
この投稿が原因で、木下優樹菜さんのファン等がタピオカドリンク店のインスタグラムアカウントに批判コメントを寄せ、炎上状態になった中で、店の関係者を名乗るツイッターユーザーが、木下さんが店長に送った恫喝メッセージの内容などを公開し、一転して木下さんが猛バッシングを浴びることになりました。
<↓の画像が、木下優樹菜さんがタピオカドリンク店の店長へ送った恫喝メッセージ写真>
これを受けて木下優樹菜さんは10月9日に謝罪コメントをインスタグラム上で発表し、「相手の方には、気持ちが伝わるまで、誠意を伝えたいと思います」などと綴っていました。
木下優樹菜さんはこれ以降、公式インスタグラムの更新は完全にストップさせていたのですが、19日放送の『グッディ』によれば、木下さんは謝罪コメントを発表した10月9日に、店長に再びダイレクトメッセージを送っていたことが取材で明らかになったとし、関係者から入手したというメッセージ内容を公開しました。
<↓の画像は、タピオカドリンク店の店長、木下優樹菜さん、姉の写真>
そのダイレクトメッセージでは、「姉から事情を聞き、一時非常に感情的になってしまい、突発的にメッセージをおおくりしてしまいました。事務所と相談し、冷静になって先日のメッセージを読み返してみたところ、〇〇様に対し非常に失礼な表現がございました。深く反省しております。」
とした上で、「〇〇様と姉との間で少し行き違いがあったものと伺っております。姉にも言い分があるようですが、一方で姉も経営のことに関しては知識がなく、〇〇様に任せきりになっていた部分があると思います。その意味では、姉も含め、円満に本件を解決したいと思っております。」
と綴っています。
<↓の画像が、木下優樹菜さんが送った謝罪メッセージ写真>
続けて、「~親同士ですので、今回のことがずっと尾を引くようなことは、子供のためにもよくないと思います。私の至らないメッセージがあった中恐縮ですが、今回の件については、お店のことも含め『お互いに、誹謗中傷をしない』、『お互いに、第三者に話をしない』ということで解決させていただけないでしょうか。」
と、口止め工作を行っていたことが判明しています。
こうしたメッセージを公開した『グッディ』では、曜日コメンテーターを務めている北村晴男弁護士が、木下優樹菜さんが10月6日に投稿した姉とタピオカドリンク店側のトラブル公表について、営業妨害にならないのかとの問いに対して、「間違いなくなると思います。営業妨害、不法行為になる可能性は相当高いと思いますよ。行かなくていいよだけじゃなくて、いろいろその理由も書かれているようですから。そうすると悪い評判を立てるということになりますので、不法行為になる可能性がありますし」
との見解を示しています。
さらに、恫喝メッセージの中で「週刊誌に、姉がこういうめにあったって言えるからさ」「いい年こいたばばあ」「おばたん」などと記していたことについて、「これは脅迫ですね。侮辱的な内容も入ってると、相手は当然傷つきますよね」
と語っています。
また、口止め工作については、「解決しようとするのは当たり前なんだけれども、普通傷つけたんだから解決金のお支払いを丁寧にご提案されて、直接会ってね。納得を得たら合意して第三者には話さないようにしましょうと段取りをとらないといけないのに、それをすっ飛ばしていきなり第三者に言わないでねってのは、それは解決としては無理です」
と指摘していました。
木下優樹菜さんの口止め工作などに対してネット上では、
- 子を盾にしてるあたりほんと卑怯
- 反省してないよね。なんなら自分が被害者と思っていそう
- 子供のためにと言うより自信の保身のためにではないでしょうか
- 謝罪より自らの保身が最優先というのが、見え過ぎるくらいに見て取れる。
- 『お互いに、誹謗中傷をしない』、『お互いに、第三者に話をしない』というのは解決しようという気がないんやな。解決金を支払う気もないと。
- これだけ証拠があるんだから刑事と民事の両方で被害者は訴えればいい。表に出さないようにと根回ししようとしたのも悪質。
脅迫とその後の文体も別人だし、慌てて事務所が弁護士に頼んだのもハッキリと分かる。 - 被害者の方は、彼女を許さずに徹底的に闘ってほしいです。受けた精神的苦痛、ダメージは計り知れないでしょう。
これは簡単に許す案件ではないですよ。犯罪まがいですよ。 - タピオカ店は木下に損害賠償請求してもいいぐらいじゃね。相当ダメージ被っただろうし、現に今報道されて大変だと思うよ
ゴメンと自粛で済む問題じゃないし、口封じまでして反省の欠片もない - 先ず話を聞いてもらう機会を設けてもらう。それから誠心誠意謝罪を行い、解決に向けての交渉。
結局口調が変わっただけで一方的に突き付けてくる所は変わってない。
などのコメントが寄せられています。
木下優樹菜さんの口止め工作は、騒動後間もなく『東京スポーツ』(東スポ)の取材に応じた店長本人とみられる方が明らかにしており、木下さんの行為は「完全な営業妨害」とした上で、「木下さんから謝罪のDM(ダイレクトメッセージ)が来たが、その内容も『第三者にしゃべるな』などあまりに一方的。だいたい、DM1本で終わる話なのか。私は、法的措置も考えていますよ」
と怒りをあらわにしていました。
そして、木下優樹菜さんは問題の謝罪メッセージで、「今回のことがずっと尾を引くようなことは、子供のためにもよくない」「お店のことも含め『お互いに、誹謗中傷をしない』、『お互いに、第三者に話をしない』ということで解決させていただけないでしょうか。」
と綴っていますが、そもそもトラブルを表沙汰にし、事を大きくしたのは木下さんの方で、直接謝罪する前にこうした身勝手な要求をするというのは理解に苦しみ、子供を利用しての口止め工作は卑劣だと正直感じます。
木下優樹菜さん本人だけでなく、所属事務所側も各メディアにトラブルを報じないよう申し入れたとの報道があり、ニュースサイト『TOCANA』によれば、事務所の後ろ盾になっている別の大手事務所が東スポの報道に対して猛抗議し、記事の差し止めを求めていたと伝えています。
しかし、東スポ側は「でも恫喝DMしたのは事実じゃん」と一蹴し、木下優樹菜さんのトラブルを報じたそうですが、恫喝メッセージで綴っていた通り、事務所総出で火消し作業をしたものの大失敗に終わっています。
恫喝メッセージが流出した時点で時すでに遅く、世間から猛バッシングを浴びていましたが、すぐに誠意を見せて和解していれば、ここまで炎上が続くことは無かったように思いますので、芸能活動を自粛することになったのも自業自得としか思えず、今回の騒動を受けて色々と反省して行動を改めていってほしいものですね。