タレント・山田邦子さん(57)が17日にブログを更新し、一番面白い女芸人を決定する賞レース『女芸人No.1決定戦 THE W(ザ・ダブリュー)』(日本テレビ主催)への参加表明をしていたものの、大会参加を急遽取り止めた理由を明らかにしました。
山田邦子さんが『女芸人No.1決定戦 THE W』に参戦することは9日に日本テレビが発表しており、山田さんは「女だけが集まる大会!面白そう!!」と思ったことでエントリーを決意し、「やる気925(クニコ)%! ワクワクしてます!!」というコメントも出していました。
しかし、13日から開催の1回戦出場をキャンセルしたことが16日に発表され、所属事務所『太田プロダクション』は大会参加をキャンセルした理由について、「マネジメント側から本人への大会主旨の説明不足があった」「双方、当初想定していた大会の認識不足があった」などと、事務所と本人の間で大会の認識に対し食い違いがあったと説明し、最終的に「それなら“出られない”となりました」としていました。
そして、山田邦子さんは17日朝に自身のブログを更新し、その理由について明かしています。
山田邦子さんは「がっかりしました やる気満々だったのに」と書き出すと大会への不満を綴っており、予選参加の際には大会参加料として2000円を支払うことを知ったといい、まさかと思った山田さんは「お金払って出るの? もしかしてこの番組、出演料あるの?」と聞くと、優勝賞金のみで他の参加者はノーギャラだということを知ったそうです。
これに対して山田邦子さんは、「スポンサーついてるのに?審査員や司会者は、おそらくギャラがあるのに?」と不満を漏らしつつも、「ま、まあ、いいでしょう」と納得をしたようです。
さらに「じゃあ、あと芸人は誰が出るの?」と話を聞くと、「アマチュアや研究生です」「(芸人は?)まだ分かりません」という新たな事実が判明し、それはおかしいだろうと思い大会参加をキャンセルしたとのことです。
こうして意気込んでいた大会参加をキャンセルする結果となり、ブログの最後では「残念だなぁ。予選のネタもかなり面白いのを考えていたのにぃ。ただ名前が宣伝に使われただけか がっかりだ showroomか月笑でやろうっと。」と、大会で披露する予定だったネタについては今後、ネットの生配信かライブで披露すると綴っています。
これにネットでは、
- また山田邦子のわがままかと思ったが、内容を読んでみるとこりゃひどいな。胡散臭さ満載の大会だし、こんなのに出るのは流石にプライドが許さんだろうな
- 早い話、アマチュアのコンテストになぜ何十年も経験積んだ人が自腹払って出るのか?そりゃ出ない。
- 主催者側が、どういう風にお願いしたかだよね。『出て頂けませんか?』とオファーが来たら参加料払うのは??と思うだろうし、宣伝に使うならば出演料は必要ですよね。参加費払うのは、自分から探し出した大会でどうしても出場したい時ですよね。
- これはひどい… 局側は何を思って山田にオファーしたの? 事務所も確認しろよ
- 女芸人同士のガチバトルを期待してたんでしょうね。新人教育や宣伝の立場でも事前に説明があれば出てたのかもしれない。
- 山田邦子だったら、ギャラもらって審査員席に座ってるくらいの実績だろ。女芸人のハシリで冠ワンマン番組まで持ってアイドル風歌手デビューまで果たしたんだから。
- ギャラに関しては他の賞レースも同じだと思うし、参加費についてもM-1も同額払ってるから認識甘いんじゃないの?他の参加者については本選見ればわかるかな
- 山田邦子を含めて知名度が既にあって、ある程度のものを確立している人にとっては、それほど魅力的ではないかもしれないね。他の賞レースみたいに若手発掘の意味合いが強そうだし
- 予選が始まるって事はエントリーは普通は締め切りだよね。なのに、他の芸人の誰が出るかわからないっておかしくない?聞いた人に情報が回っていないだけかもしれないけど…うさん臭い企画としか思えない。予選に出るのに出演料は?って話の部分はおかしいけどさ。この流れから自分からエントリーしたわけではなく、主催者側から出てくれってお願いされたって事だろうね。
などのコメントが寄せられています。
山田邦子さんは出場者たちが「アマチュアや研究生」と聞いたと綴っているものの、予選1回戦を通過した参加者を見ると、クワバタオハラ・くわばたりえさん、まちゃまちゃさん、やしろ優さん、みかんさん、エド・はるみさん、おかずクラブ、宮川大助・花子の宮川花子さん、娘の宮川さゆみさん、弟子の宮川たま子さんとのユニット・宮川家の女達、島田珠代さんらが参加しており、無名の芸人だけではないようなのですが、名前が知られている芸人・タレントはかなり少ないです。
山田邦子さんは1980~1990年代にかけて大活躍したタレントで、すでに芸歴35年以上のベテランということから、『女芸人No.1決定戦 THE W』に参加したとしたら完全に浮きますね。
どのような経緯で大会に参加することになったのかは不明ですが、もし日本テレビや事務所側が参加を持ちかけたのであれば、事前にしっかりと説明をしなかったことが大きな原因で、直前になってこのような形になったことから、山田邦子さんが怒りや悔しさをあらわにするのも当然かと思います。
こうした騒動が起こったことで『女芸人No.1決定戦 THE W』に対し、さらに冷ややかな声が多く上がっているのですが、12月に生放送される決勝戦は、果たして盛り上がるのかどうか注目したいところですね。