昨年7月に歯科医の男性との離婚が成立し、シングルマザーになったタレントの“ゆうこりん”こと小倉優子さん(39)が、「早稲田大学 教育学部 教育学科」(偏差値67.5)の合格を目指す企画に昨年から挑戦し、その結果が6日放送の『月曜の蛙、大海を知る。』(TBS系)で発表されました。
結果は本命の早稲田大学は不合格ながら、「白百合女子大学 人間総合学部 児童文化学科」(偏差値42.5)には合格し、ネット上で大きな反響を呼んでいます。
小倉優子さんは昨年2月に、『月曜の蛙、大海を知る。』の前身番組『100%!アピールちゃん』で大学受験挑戦を発表し、TBSドラマ『ドラゴン桜2』の監修に携わった現役東大生・西岡壱誠さんを中心としたチームドラゴン桜から、「大学受験の鉄則は、まずは一番高いところを目指すのが重要」「(早稲田大学教育学部は)全部4択問題」「合格させてみせます」
と背中を押され、早稲田大学教育学部の合格を目指すことが決定しました。
そして、チームドラゴン桜のサポートを受けて受験勉強を開始し、仕事と子育てをしながら411日にわたって合計2102時間(1日約5時間)も勉強して試験に挑みました。
受験したのは、早稲田大学教育学部(教育学科 偏差値67.5)、学習院大学文学部(第1志望・哲学科 第2志望・英語英米文化学科 偏差値55)、成蹊大学文学部(英語英米文化学科 偏差値52.5)、津田塾大学学芸学部(国際関係学科 偏差値52.5)、学習院女子大学国際文化交流部(日本文化学科 偏差値45)、白百合女子大学人間総合学部(児童文化学科 偏差値42.5)の6校でした。
その結果は白百合女子大学のみ合格し、学習院女子大学は補欠合格(合格者が辞退した場合に繰り上げ合格)で、早稲田大学などは不合格となりました。
こうした形で1年に及ぶ大学受験企画が幕を閉じ、これに対してネット上では、
- 家事育児をしながら、ちゃんと白百合女子大合格という結果は純粋にすごい
- 学校卒業して年数経ってからの受験勉強は大変だったと思う。子供に努力してる姿を見せることが出来たことも良かったと思う
- 本当に努力されたんだなと見ていて感動した。私自身、子供を産んでからスキルアップのため猛勉強して受験したので余計に心に残った。
息子さんたちが素直に育っていて、愛情かけて育てられたのだなとも感じた - 受験校にMARCHや日東駒専辺りが入っていなかった時点で、実力相応なのは白百合(偏差値40以下)だったってこと
- 小倉は早稲田じゃなくて、慶応SFCならワンチャンあったかも。ビリギャルと同じように英語だけでなんとかなるからな。
あとは論文だろ?ドラゴン桜の講師陣がついてるならなんとかなっただろ?主婦に3教科はなかなか厳しい - 河合塾難易度表で調べたら、ゆうこりんが合格した白百合女子大学の学科は42.5で、関東学院大学と神奈川大学の間ぐらいだな。
学習院女子大学の補欠繰り上げ合格の学科は45.0で東海大学と日東駒専の間。駒澤大学仏教学部と京都産業大学と龍谷大学の下位学部と同列。まあ、小泉進次郎は楽に超えている - 白百合女子大学の偏差値は37.5~42.5。早稲田を受験している人の併願先にはなり得ない。
しかし、勉強をしたこと自体は決して無駄にはならないと思うから、これからも今回得た学びを活かして頑張って。お疲れ様でした。
などの声が上がっています。
小倉優子さんは今になって大学受験を決意した理由として、素直に教養のなさを挙げていました。
学生時代から芸能活動を始め勉強を疎かにしていたことにより、息子と同じ学校に通うママ友達との会話についていけなかったり、小学生の子供に勉強を教えようと思っても、逆に子供から間違いを指摘されてしまうこともあったそうです。
そのため小倉優子さんは、「1人親だから、子供たちができないことがあったら嫌だなとか…もっと学ばなきゃなと思った」「勉強してきたかしてないかって、情報の量が違う」「勉強、全然できなくて一般教養とかも全然分からなくて、『母親なのにな』と思っていたので、そういうのが無くなればと思っていました」
として、大学受験に挑戦しました。
そして、当初は中学生レベルの問題も解けなかったにも関わらず、子育てをしながら1年以上にわたり試験勉強をした末に、早稲田大学は残念ながら不合格だったものの、白百合女子大学に合格できたのは素晴らしいですね。
ただ、小倉優子さん本人はこの結果に決して満足がいっていない様子で、3月1日に早稲田大学が不合格だったことが分かると、「ひとまず、今年の早稲田大学の受験はこういう結果でしたが、ここから新たなスタートでゴールという感じがしないですね」
などと語っていました。
現時点では、このまま白百合女子大学に入学するのか、それとも引き続き早稲田大学合格を目指していくのかは不明ながら、小倉優子さんは「負けず嫌いで努力家なタイプ」だと週刊誌などに報じられていましたし、白百合女子大学人間総合学部児童文化学科は受験校の中で偏差値が一番低いことから、さらに上を目指していく可能性は十分ありそうです。
なお、早稲田大学の合否発表があった1日更新のブログでは、新たに実用英語技能検定(英検)に挑戦しようと思うと明かしており、大学受験がきっかけで勉強への熱意が増している様子で、引き続き仕事と家庭を両立しながら勉強も頑張ってほしいですね。