元『雨上がり決死隊』のYouTuber・宮迫博之さん(51)が、東京・渋谷に3月1日オープン予定の焼肉店『牛宮城(ぎゅうぐうじょう)』の内装修繕に「2,000~3,000万円」かかることを理由に、これまで趣味で集めてきた高級腕時計を売却して資金に充てることを宣言し、ネット上では様々な声が上がっています。
宮迫博之さんはYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』(チャンネル登録者数:138万人)で、店をオープンするまでの様子を動画で公開しており、『牛宮城』はもともと人気YouTuber・ヒカルさんと共に、日本一の高級焼肉店を作るという共同出資プロジェクトとして始まり、当初は昨年10月1日にオープン予定でした。
しかし、試食会で複数のメニューに様々な問題があることが発覚し、オープン延期が決定すると共に、ヒカルさんがこのプロジェクトから撤退することが昨年11月に発表されました。
<↓の画像は、YouTuber・ヒカルさんと宮迫博之さんの写真>
ヒカルさんの撤退は2人でよく話し合って決めたものとし、撤退の理由としては、当初のコンセプト通りの店を短期間に作るのは難しいこと、ヒカルさんのブランドを傷付けてしまう恐れがあること等が挙げられており、ヒカルさんが負うリスクを最小限に抑えるために、このタイミングで撤退することになったとのことでした。
宮迫博之さんはその後、焼肉店『大将軍』や『SHOGUN BURGER』など、複数の飲食店を手掛ける会社『ガネーシャ』の代表・本田大輝社長(34)を新たなパートナーに迎え入れたほか、本田社長が連れてきた元大手商社マンで、現在はコンサルタント業を手掛けている本間儀彦さん(56)が店のコンサルティングを担当することになりました。
そして、新たに投稿された動画は【牛宮城再生ドキュメント#9 発覚した新たなる出費。そして、宮迫の決意】と題して、店の内装の打ち合わせ風景を公開し、店の内装を確認した業者は複数の問題点を指摘し、それらの工事を全て行うと「2~3,000万円はいっちゃうんじゃないか」との見積もりを出しました。
これに対して宮迫博之さんは「妥協はしたくない」とした上で、「現実問題として、貯蓄から出せっていうのだとちょっと足らないと思う」「なので、お金を作りますわ」「もともと趣味で集めてたんですけど、時計をちょっと売ります」「売ってなんぼか作ったら、今あるお金と足したら、2~3,000万円はなんとかできると思います」
と、高級腕時計コレクションの一部を売却すると宣言しました。
このように店をオープンするために、さらに大事な私財を投じると明らかにした宮迫博之さんに対してネット上では、
- 宮迫がかわいそうで見てられない
- 損切りできない人はこうなるっていう恐ろしさを学べる貴重な動画
- リアルウシジマくんをYouTubeで配信できるとはたまげたなぁ
- 終わっていく宮迫のドキュメントがすごく楽しみになってます。頑張って下さい!
- 宮迫さんから見たら視聴者のコメントなんて素人考えだと思ってるかもしれないけど、一度目を通して冷静に考え直した方が良いと思う。
- これは本当に貴重なレベルの動画、教材にしていいくらい。いかに物事がうまく進まなくなった時、途中で止まって引き返して人の意見を聞き、もう一度ゼロに帰って考え直すことが大切だとわかる
- リフォーム会社を経営しております。内容からして明らかに高すぎます。追加費用2~3千万と言いましたが、1千万の開きがあります。
これはぼったくる時に使うニュアンス。この反応を見て、確かにかかるよねーという反応が来たら、3千万で見積もりを作ります。
ここで1500万に抑えるにはどうすれば良いか、他社見積もりも参考にしてすすめましょう等の反応が返ってきたら、相みつ対応の金額にします。このままだと恐らく2千万くらい抜かれます… - 趣味で集めてる時計を売りますって言ったあとに、「売るのは最終手段としてもうちょっと費用を抑えるために一緒に考えましょう」とかじゃなくて、「ふへへへへww」って笑ってる悪質コンサル2人とカモ迫の対比が面白い
- 怪しい焼肉屋&コンサルの2人は、仕事として請けてるだけだよね。この2人が宮迫の金で好き放題やってるだけにしか見えないし、宮迫はただの出資者にしか見えない。
宮迫の存在意義がよくわからない。どうせ失敗するなら、宮迫が100%考えたやり方で失敗したほうが良いと思う。 - 断捨離ならいいのかもだけど、身を削って愛するものまで手放してまで…ドキュメンタリーとして非常に楽しみですが、自分はホリエモンの考え側で早々の撤収が一番よかったようにも思えますな~。
などの声が上がっています。
『牛宮城』はヒカルさんが撤退後の昨年12月に、新パートナーの本田大輝社長との話合いの末に店のコンセプト変更を発表し、新コンセプトは「先進的アート×昔ながらの焼肉屋さん」として、これは「アートとカルチャーがスクランブルに進化していく渋谷で、シンプルに昔ながらの焼肉に向き合う」というものだと説明していました。
このように大きな方針転換も行い、宮迫博之さんが操り人形のようになっているようにも見えることで、これまでプロジェクトを見守ってきた視聴者から心配の声が多く上がっていたなか、YouTubeでも公開していた高級腕時計を売却すると宣言したことから、応援の声が上がる一方で、かなりマズい方へ向かっているとの指摘が相次いでいます。
昨年12月時点で、宮迫博之さんと親交のある実業家で、高級肉料理店のプロデュースなど、和牛ビジネスも手掛けている“ホリエモン”こと堀江貴文さんも、「宮迫さんマジで“撤退すると死ぬ”って言ってたけど、“行く方が地獄”だと思いますよ。ほとんど焼肉屋さん専業みたいになっちゃわないとね。宮迫さん毎日(店に)いないとダメだと思う。他の仕事が何もできなくなっちゃうと思いますよ。120パーセント上手くいかないとは言わないけど、進んだら地獄ですよ」
などと、肉の飲食事業を手掛けるプロの目線から厳しい忠告をしていました。
この指摘に対して宮迫博之さんは、「どっちにしても地獄やからね」「ただ、上に登っていく地獄やから」「その地獄の後に天国がありますから」と語っていました。
東京・渋谷のど真ん中という超一等地に建つビルに店舗を構える『牛宮城』は、家賃だけで毎月300万円かかると明かしており、昨年10月のオープン予定から5ヶ月遅れでのオープンになることで、家賃だけで1,000万円以上が消えることになります。
それに加えて内装の修繕費としてさらに2,000~3,000万円かかるといい、3月に店をオープンしたとしても、かなり厳しい結果が待っていそうな気がしてなりませんが、店をやるからには成功を祈るばかりです…。