女優・観月ありささん(40)が主演のドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系 日曜21時)の第4話が14日に放送され、平均視聴率5.0%(関東地区)で自己ワースト記録を更新しました。
第1話の平均視聴率は6.9%、第2話は6.5%、第3話は5.7%、第4話は5.0%と右肩下がりになっており、4%、3%台にまで落ちる可能性もあります。
<観月ありささん主演ドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』>
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』の視聴率が低迷している原因は、まずTBS系でもドラマが放送されていることが大きく影響しており、その他にも日本テレビ系では『行列のできる法律相談所』といった人気バラエティ番組を放送するなど、日曜21時台は激戦区として知られています。
そのため、フジテレビがドラマ枠を設けた当初から勝ち目はないとみられており、案の定この枠で放送されたドラマは最初から大爆死しており、その後も大コケを連発していたのですが、今期放送の『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』が低視聴率の原因は、キャスティングミスにあるとも言われています。
<↓の画像は、『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』出演のKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔さん、観月ありささんの写真>
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』は、アニメ化もされている人気ミステリー小説を実写ドラマ化したものなのですが、原作では観月ありささん演じる九条櫻子は年齢が20代半ばという設定で、その他にもドラマ化にあたって設定が変更されている部分があります。
こうした改悪によって、実写ドラマ制作が発表された時点で原作ファンからは批判的な声が噴出しており、観月ありささんが主演を務めていることも低視聴率の原因なのかもしれません。
また、観月ありささんのイメージがダウンしていることも原因として挙げられており、観月さんは2015年3月に、かねてより交際していた建設関連会社『KRH株式会社』代表取締役社長・青山光司さん(44)と結婚。
その後は完全にセレブな生活を送っているのですが、青山さんはタレント・上原さくらさん(40)の元夫で、泥沼の離婚騒動などでイメージが良くないこともあり、観月ありささんの評価は一気に下落しています。
<↓の画像は、観月ありささんと夫・青山光司さんのツーショット写真>
ニュースサイト『デイリーニュースオンライン』によると、観月ありささんはドラマ内で抑揚のない棒読みのセリフを披露しており、業界内の関係者からは「女優仕事の意欲がなくなってきているのでは」「自身が女優として稼がなくとも生活が安定するようになってしまった今、女優業に力が入らないのでは」と指摘する声も上がっているそうです。
そんな観月ありささんは、26年連続で連ドラ主演という記録を持っているものの、今後は仕事のオファーが滞り、開店休業状態に追い込まれる可能性、今作が観月さんにとって最後の主演作になるかもしれないとも記事では伝えています。
観月ありささんは業界大手の『ライジングプロダクション』所属の看板女優であるため、今後も恐らくドラマ出演記録は更新し続けるのではないかと思います。
しかし、観月ありささんの代表作と言えば『ナースのお仕事』シリーズ(フジテレビ系)が挙げられ、その他にも様々な作品に出演し活躍していた印象がありますが、近年はかなり厳しい結果が続いています。
まず2012年4月期放送の『Answer〜警視庁検証捜査官』(テレビ朝日系)は、全9話の期間平均視聴率が9.4%。
2014年1月期放送の『夜のせんせい』(TBS系)は、全10話の期間平均視聴率が6.5%。
2015年1月期放送の『出入禁止の女〜事件記者クロガネ〜』(テレビ朝日系)は、全6話の期間平均視聴率が6.4%。
2年連続で主演ドラマが大コケ、『出入禁止の女』については全6話で打ち切り終了という形になったため、2016年については地上波ではなく、NHK BSプレミアムで放送のドラマ『隠れ菊』で主演を務め、連続主演記録を更新しました。
もしも、『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』が5%を下回るような大コケとなった場合、再び地上波から姿を消すという可能性は十分あるかと思いますが、残り半分はさらに数字を下げるのか、それとも少しずつ回復させていくのか、とりあえずは引き続き数字の推移に注目していきたいですね。