来年9月16日をもって歌手引退を発表した安室奈美恵さんが、23日放送の特別番組『安室奈美恵 告白』(NHK総合 22時00分~同59分)に出演することを各メディアが報じています。
引退まですでに1年を切っている安室奈美恵さんは、8日にはデビュー25周年を記念した3枚組のベストアルバム『Finally』をリリースし、来年2月からは5大都市を回るドームツアーとアジア公演の開催を予定しています。
そんな安室奈美恵さんがNHKの独占インタビューに応じたのは、引退発表から1ヶ月後のことで、1992年(当時15歳}にデビューした直後の不安、音楽プロデューサー・小室哲哉さんとの出会い、10代でトップアーティストになった時に感じていた重圧。
<↓の画像が、NHK『安室奈美恵 告白』でインタビューを受けた安室奈美恵さんの写真>
TRF・SAMさんとのできちゃった結婚・出産、育児休業、歌手活動再開と、これまでのことをNHKに記録されている貴重映像を観ながら当時を振り返り、その時には何を思っていたのかを赤裸々に語っているそうです。
また、2000年をもって小室哲哉さんのプロデュースを離れ、その後の様々な苦難と再ブレーク、以前のようにテレビ番組にはほとんど出ずに、独自のスタイルを貫いているコンサートのこだわり、さらにテレビカメラの前で初めて「母親としての自分」についても語っているそうで、2時間にも及ぶインタビュー中に涙を流す時もあったそうです。
これに対してネット上では、
- これは絶対見る!!!
- これからこういう番組増えていくのでしょうね。録画して何回も見直したいな。安室ちゃんの歴史は見ていたけど、見過ごしたものが沢山あると思う
- 紅白には出場せずに、この特番で十分
- ドキュメント部分は見ててつらくなりそうだけどライブ映像が楽しみ
- あの安室ちゃんが時に涙をっていったいどんなインタビューなの…
- NHKだから、見応えありそう。楽しみにしてます
- これは見たい!本当にお母さんのこと、結婚のこと、この若さでいろんなことを体験した、しなければならなかった安室ちゃんだから、幸せになって欲しいです。、辞めるのは寂しいけどね。
- 何となく引退はスパッと決めていたのかなと思ったが、やはりそこに涙がある訳ですね。その涙の訳も知っておきたいですね。
などのコメントが寄せられています。
安室奈美恵さんはNHKだけでなく、日本テレビが国内向けサービスの権利義務を持つ動画配信サービス『Hulu』の密着取材を受けており、全12話のドキュメンタリーシリーズが『Hulu』にて配信されています。
その第2弾映像が『安室奈美恵 平成の歌姫』というタイトルで、5日16時~17時に日本テレビ系で放送されたのですが、安室奈美恵さんは歌手活動引退について「引退自体も、後ろ向きなものではなく、次に進むステップの通過点」と前向きに語っています。
<↓の画像が、『Hulu』のインタビュー取材を受けた安室奈美恵さんの写真>
インタビュー取材を安室奈美恵さんは、デビュー直後のダンスレッスンの思い出、沖縄での凱旋コンサートや楽曲に対する思いなどを語り、「すべてはコンサートのためにある仕事なので。コンサートを中心に楽曲も選ぶし、撮影もするし振り付けもするという感じですね」と明かしています。
また、ライブ前の心境については「常にリスクも想定して決めていかなきゃいけない。常に不安なんですね。心配性なんでしょうね、単に」と笑顔で話し、「多分来年の引退まではずっと不安なんだと思います。安心して何かをやったことはないかもしれない」と語っています。
そして、8日リリースのアルバム『Finally』に収録される同名の新曲をレコーディングする風景も紹介し、この曲については「自分の引退というものに結びつく楽曲になるなと思っていた」「歌詞の世界観も前向きに…引退自体も後ろ向きなものではなく、次に進むステップの通過点なので、25周年のライブツアーは単純にファンの皆さんに楽しんで欲しい、と思ってます」とコメントしています。
安室奈美恵さん本人の口から「引退」という二文字を聞くと辛いものがありますが、安室さんは引退することを非常に前向きに捉えていて「次に進むステップの通過点」と語っており、次はどのような道に進んでいくのかも気になりますね。
安室奈美恵さんはしばらくテレビ番組への出演を減らし、アーティスト活動に力を入れていたのですが、引退するということで今回NHKの取材にも応じ、どのような胸の内を明かしているのか発言の内容に注目したいところです。