今や本業の俳優業ではなく、司会業で仕事が埋め尽くされている坂上忍さん(さかがみ・しのぶ 51歳)の年収が7億円を超え、秋に迎える番組改編でさらに新レギュラー番組が2本増えると週刊誌『女性自身』などが報じています。
坂上忍さんは現時点で、平日昼放送の『バイキング』(フジテレビ系 平日11時55分)、『ダウンタウンなう』(同 金曜21時55分)、『直撃!シンソウ坂上』(同 木曜21時)、『アウト×デラックス』(同 木曜23時)『有吉ゼミ』(日本テレビ系 月曜19時)、『おしゃべりオジサンとヤバイ女』(テレビ東京系 土曜22時半)、『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系 日曜20時)など複数のレギュラー番組を持ち、テレビで見ない日は無いと言っても過言では無い状態です。
メディアの調査・分析を行っている『ニホンモニター』が昨年12月発表の「2017テレビ番組出演本数ランキング」によると、年間457本に出演し、くりぃむしちゅー・上田晋也さん、ハライチ・澤部佑さん、大久保佳代子さんらを抜いて5位にランクインしており、7月発表の今年上半期のランキングでは、昨年末に引き続き5位をキープしています。
これだけでも十分出演数が多いのですが、さらにレギュラーが2本増えるという話が出ていることを広告代理店関係者が明かしており、昨年12月放送の特番『坂上忍のどうぶつ珍プレー好プレー大賞』をレギュラー化しようとしているといいます。
<↓の画像は、フジテレビ『坂上忍のどうぶつ珍プレー好プレー大賞』の写真>
一方でTBSは、過去に何度か特番で放送しているという『1番だけが知っている』のレギュラー化を進めているとのことです。
<↓の画像は、TBS『1番だけが知っている』の写真>
坂上忍さんの現在の推定年収は、「5億7000万円」とも一部で報じられているそうなのですが、以前はバラエティ番組1本あたりのギャラは「100万全前後」だったものの、総合司会を務める『バイキング』の視聴率上昇といった実績でギャラも底上げし、現在は番組1本あたりのギャラ相場は「180万」ぐらいと推測されているそうです。
これによって番組1本あたりの年間収入はおよそ8000~9000万円となり、レギュラー番組だけで年間総収入額は7億円超えする見込みのようです。
このように仕事と収入が増え続けている坂上忍さんですが、支持する視聴者が多くいる半面、それと同じくらいもしくは以上のアンチがいることで知られています。
昨年夏に『マジガチランキング』(AbemaTV)が10代の男女に行った「マジで嫌いな司会者ランキング」で、明石家さんまさん、宮根誠司アナたちを超えて堂々のトップでした。
同じ毒舌タレントの有吉弘行さんらとは好感度において雲泥の差があり、歯に衣着せぬ発言を支持している人がいる一方で、番組共演者たちに対するセクハラ・パワハラ的な発言が多々見られ、高圧的な態度も頻繁に見られることから、坂上忍さんに対して不快感を抱いている視聴者は少なくありません。
しかし、裏を返せばアンチの多さは人気がある証拠で、良くも悪くも注目されている人物ということなのですが、テレビ局関係者によると、坂上忍さんに仕事が集まっている理由の1つとして、フジテレビとの蜜月関係が挙げられています。
坂上忍さんが現在レギュラー出演している番組の半数以上はフジテレビとなっているのですが、テレビ局関係者はその理由について、「3年以上『バイキング』でメイン司会を務めており、そのスタッフたちが『直撃!シンソウ坂上』の制作も担当しています。彼はスタッフとの討論を厭いません。鶴の一声で企画をひっくり返すかと思えば、逆にスタッフたちの意見にずっと耳を傾けていることもある。そうした番組作りの姿勢がフジテレビ内における坂上の影響力を増し、いわば“坂上信者”を増やしている」
と説明しています。
『女性自身』はこのように坂上忍さんの仕事が増えている理由を伝えているのですが、ネット上では、
- 坂上さんとヒロミさんはもうお腹いっぱい
- いつかやらかしてボコボコに世間から叩かれる坂上を見たい。
- どれだけ嫌われても、芸能界なんて、仕事があったもんの勝ち。例え、この先何か仕出かして仕事が無くなっても、もう一生遊んで暮らしていけるだけのお金はあるよ。何だかんだ言っても羨ましい生き方。
- ただのパワハラおやじ。こんなの使うテレビ局はコンプライアンス的にどうかしてる
- フジにしか需要が無い芸人
- 坂上に頼り過ぎだからフジテレビダメになっていくんだよ。フジテレビは昔良かったのに。
- 人としてあかんやろ。全ての振舞いが低レベル。自分の意見・考えが一番正しい感満載。
などのコメントが寄せられています。
個人的には、坂上忍さんのことは好きでも嫌いでも無いのですが、坂上さんは来た仕事は断らない主義なのか、それほど多くのオファーが来ているということなのかは不明なのですが、局を問わず様々な番組に出すぎていることから、正直なところ食傷気味です。
また、芸人ではなくあくまでも本業は俳優ということもあり、特に話が面白いわけでもなく、自身のイライラを爆発させて毒を吐くというワンパターンなので、これ以上番組を増やしてほしくないという方が多くいるのも分かります。
しかし、坂上忍さんの番組はそこそこの視聴率を記録し結果を残しているものが多く、『バイキング』は放送から4年で『ひるおび!』(TBS系)を抜き、同時間帯トップの視聴率を記録する回もチラホラと出てくるようになり、『直撃!シンソウ坂上』も12日放送回でオウム真理教事件を特集したことで10%近い数字を記録していました。
一方で番組終了やレギュラー卒業をすることで仕事を整理しており、今年3月末をもって2013年から出演の『得する人損する人』(日本テレビ系)を卒業し、1月スタートの『坂上忍と〇〇の彼女』(同)も3月で終了しています。
何れにせよ、ちょっとテレビに出すぎな感じがする坂上忍さんですが、10月から新たにスタートする番組は今後坂上さんの代表番組となっていくのか、それとも早々に打ち切りを迎えるのか、視聴者の反応と共に今後の動向に注目していきたいですね。