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映画版『静かなるドン』伊藤健太郎が近藤静也役、イメージと異なり原作ファンから厳しい声。ひき逃げ事故が尾を引き批判も

伊藤健太郎主演で『静かなるドン』実写映画化が物議。香川照之や中山秀征が出演の過去、本宮泰風プロデュースで復活

俳優・伊藤健太郎さん(25)が、人気漫画『静かなるドン』が実写映画で主演することが発表され、ネット上で大きな反響を呼んでいます。

漫画家・新田たつおさん(69)の代表作『静かなるドン』は、昼間は平凡なサラリーマン、一方で夜は関東最大の暴力団『新鮮組』の3代目総長をしている近藤静也の表と裏の世界での奮闘を描いた作品で、1988年~2012年にかけて雑誌『漫画サンデー』で連載され、コミックス(全108巻)の累計発行部数は4,500万部を突破しています。

これまでに何度も実写化されており、過去には香川照之さん(57)、中山秀征さん(55)、袴田吉彦さん(49)らが主演を務めています。

<↓の画像は、実写版『静かなるドン』で主演した香川照之さん、中山秀征さん、袴田吉彦さんの写真>

そんな人気作品が伊藤健太郎さん主演で再び実写化され、今年春に全4話を2話ずつ2週連続で劇場公開予定となっています。

総合プロデュースは俳優・原田龍二さん(52)の弟、タレント・松本明子さん(56)の夫であり、『日本統一』シリーズなど数多くの任侠作品に出演し、「ネオVシネ四天王」の1人とされる俳優・本宮泰風さん(50)が担当します。

本宮泰風さんは総合プロデュースだけでなく、静也を影ながら支える新鮮組の突撃隊長・猪首硬四郎役を演じます。

<↓の画像は、総合プロデュース担当の本宮泰風さんの写真>

監督・脚本は、綾野剛さん主演ドラマ『アバランチ』(フジテレビ系)、伊原剛志さん主演『真相は耳の中』(テレビ東京系)等で監督を務めた山口健人さん(32)が務めます。

主演に抜擢された伊藤健太郎さんは、「これまで色んな俳優さん達が演じてきたキャラクター作品でもあるので、いい意味で今までとは全く違った“令和”の『静かなるドン』にしたいと思ってます。共演の皆さんも、初めましての方、お久しぶりの方がいらっしゃるので、お芝居を交わすのが非常に楽しみです!自分も今までに演じた事のない役柄ですし、アクションシーンも1つの見どころだと思います。そして原作にリスペクトを込めつつ、原作の世界を飛び越えた、令和版、映画『静かなるドン』に期待していただきたいです。」とコメントしています。

<↓の画像が、主人公・近藤静也を演じる伊藤健太郎さんの写真>

総合プロデュースを手掛ける本宮泰風さんは、「物語の根幹となる勧善懲悪を端的に表現できる時代劇と任侠作品。しかし、それらは時代と共に衰退の一途を辿ろうとしています。それは昭和に生まれ育った人間としては残念でなりません。そこで、その消えかかった火を灯すべく企画されたのが、昭和の名作『静かなるドン』です。この作品を伊藤健太郎くんを迎え、ブラッシュアップしてお届けいたします。日本人の心の根底にある“弱きを助け強きを挫く”という美徳を、令和の“静ドン”でお楽しみ下さい。」としています。

そして、伊藤健太郎さん主演で『静かなるドン』が実写映画化されることに対してネット上では、

などの声が上がっています。

静かなるドンは25年近く連載された人気シリーズで、原作の近藤静也は背が低くて小太り体型であることや、実写版では香川照之さんと中山秀征さんのイメージが強いこともあり、伊藤健太郎さん主演での実写化を巡って物議を醸しています。

また、伊藤健太郎さんは2020年10月に車を運転中に2人乗りバイクと接触し、左足骨折の大ケガを負わせながら現場から離れ、すぐに救護しながったことで自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)で逮捕されており、被害者と示談が成立したこと等から不起訴となったものの、一連の騒動でイメージが悪化してしまったため、映画の主演起用には否定的な反応が多く見受けられます。

そもそもヤクザが主人公の作品を令和に実写化するのはどうなんだという声もありますが、『今日から俺は!!』でヤンキー役を熱演し、激しいアクションシーンも披露していた伊藤健太郎さんが『静かなるドン』ではどういった演技を披露するのか気になりますし、数多くの任侠モノに出演の本宮泰風さんのプロデュースによって、令和版の『静かなるドン』はどういった仕上がりとなるのか注目したいですね。

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