三谷幸喜が脚本のフジテレビドラマで菅田将暉を主演指名か。神木隆之介や浜辺美波も出演で超大作に?

2025年6月26日（木）12:21

三谷幸喜と菅田将暉

先日放送の情報番組『情報7daysニュースキャスター』（TBS系）で、自身の作品に「ミソがついた」として、俳優・田中圭さん(40)の不倫疑惑スキャンダルに怒りをあらわにしていた脚本家・映画監督の三谷幸喜さん(63)が、久しぶりにフジテレビの連続ドラマで脚本を担当し、俳優・菅田将暉さん（すだ・まさき 32歳）が主演することなどを26日発売の週刊誌『週刊新潮』が報じています。

三谷幸喜さんは完全ワンシーンワンカットドラマ第3弾『おい、太宰』（WOWOW 29日22時）で脚本・監督を務め、ジムでよく顔を合わせているという田中圭さんの猛アピールもあり主演に起用したものの、4月に女優・永野芽郁さんとの不倫疑惑スキャンダルを『週刊文春』にスクープされました。

＜↓の画像は、三谷幸喜さんと田中圭さん＞
三谷幸喜と田中圭

放送2ヶ月前にまさかのスキャンダルが飛び出したことで三谷幸喜さんは、総合司会を務める情報7daysニュースキャスターで、「あのドラマは去年の秋に作ったんですけど。みんなで苦労して作った作品が、やっとみなさんに見ていただけるとなった時に、なんかミソがついた」「何が実際あったのかは分かんないけど、彼のわきが甘いのは確かなわけで」「僕はすごく迷惑こうむってる」「僕は怒ってる！もう怒ってないけど、怒ってたんです！」と、自身の作品に悪影響が及んだことに対する怒りをぶちまけていました。

そんな三谷幸喜さんは5年前に、脚本を手掛けたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の発表会見に出席した際、「僕はキャスティングに思い入れがある。大好きな人たちを一番良い形でと思っている。」「オファーを受ける俳優さんたちに言いたいんですけど、もし自分が『ヤバいかな』『スネに傷持ってるかな』と思う方は断ってくださいと切に思っております。なんで引き受けるんだと」と、異例の呼びかけをしたことで話題になりました。

それにも関わらず田中圭さんが不倫疑惑を報じられ、三谷幸喜さんは冗談ではなく報道当時はかなり怒っていたと週刊新潮は伝え、三谷さんには『おい、太宰』にミソを付けられたくなかった事情があるといいます。

その事情について芸能関係者は、「昨年9月、5年ぶりにメガホンをとった映画『スオミの話をしよう』が公開されました。主演に長澤まさみ、脇を西島秀俊、松坂桃李など豪華キャストが固めましたが、結果的に大コケ。興行収入は17億円どまりで、前作『記憶にございません！』（興行収入36.4億円）のおよそ半分でした」としています。

『スオミの話をしよう』の最終興行収入は17.7億円で、大コケというほど酷い数字ではなかったものの、前作から5年ぶりの監督作で、キャストも豪華なことで期待されていた割には微妙な数字となっていました。

これに続いて監督・脚本を手掛けた『おい、太宰』では、田中圭さんの不倫疑惑でとんだトバッチリを受けることになり、10月期放送のフジテレビドラマで汚名返上を図ろうとしているようです。

前出の芸能関係者によると、三谷幸喜さんの指名により、主演には『鎌倉殿の13人』にも出演していた菅田将暉さんがキャスティングされていて、他にも二階堂ふみさん、神木隆之介さん、浜辺美波さんなど、豪華俳優陣が顔を揃えているそうです。

＜↓の画像左から、菅田将暉さん、二階堂ふみさん、神木隆之介さん、浜辺美波さん＞
菅田将暉・二階堂ふみ・神木隆之介・浜辺美波

ドラマの内容は、1980年代の東京・渋谷を舞台にした演劇人たちの群像劇になるといい、「とある劇団を飛び出した演出家の卵が、ストリップ劇場のダンサーやスタッフと理想の演劇を追求していくというもの。目下、窮境(きゅうきょう)にあり続けているフジテレビが、総力をあげて作り上げるエンターテインメント超大作」とのことです。

菅田将暉さんがフジテレビの連ドラで主演するのは、映画化もされた2022年1月期放送の月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』以来3年ぶりで、ここ最近は映画や配信系作品への出演がメインで地上波ドラマへの出演自体が減っていました。

週刊新潮によれば、菅田将暉さんの主演ドラマは共演者もかなり豪華で、主演級のキャストが揃い、そして三谷幸喜さんが脚本を手掛けるということで注目を集めるのは間違いないですし、脚本・演出さえ悪くなければ好視聴率を記録するのではないかと思いますが、とりあえず今後の続報、正式発表に注目したいところですね。