芸トピ

ワイドナショー視聴率低迷へ? サンジャポとの差露呈、生放送無しで2週分収録の裏側…

ワイドナショー2本撮り発覚で物議。チュートリアル徳井義実のトラブル放送無しの真相、サンデージャポンと視聴率争いも…

2014年4月に深夜から日曜午前の枠に移動し、ダウンタウン・松本人志さんのコメントが度々話題になる情報ワイドショー番組『ワイドナショー』(フジテレビ系 日曜午前10時)が、まさかの「2本撮り」を行っていることが明らかとなり、ネット上では物議を醸しています。

これは『日刊スポーツ』の記者コラムで明らかにされたもので、『ワイドナショー』は基本的に金曜日夕方に収録が行われ、出演するゲストコメンテーターによって収録日が前後することもあるのですが、10月27日放送分は前週に2本撮りしたものを放送していたとのことです。

吉本興業所属のチュートリアル・徳井義実さんが10月23日(水曜)に、東京国税局から所得隠し、申告漏れを指摘されていたことが報じられ、同日深夜には吉本興業の大阪本部で緊急記者会見が行われました。

<↓の画像が、謝罪会見したチュートリアル徳井義実さんの写真>

そのため、それから4日後の同27日放送の『ワイドナショー』では、レギュラーコメンテーターのダウンタウン松本人志さん、司会の東野幸治さんといった事務所の先輩がどういったコメントをするのか大きな注目を集めていたのですが、この日の放送では一切この話題に触れなかったため、視聴者からは不満の声などが噴出していました。

そして、ダウンタウン松本人志さんは番組終了後の27日正午前にツイッターを更新し、「今回のワイドナショーは数日前の収録です。ですのでタイムリーな話題にあまり触れられてなかったですね~かしこ。」とツイートしました。

<↓の画像が、ダウンタウン松本人志さんのツイート写真>

ちなみに、10月27日放送の『ワイドナショー』で取り扱ったネタは、東京五輪のマラソン会場の変更、プロ野球のドラフト会議、ミュージシャン・奥田民生さんのYouTube活動、ゲノム編集に関する話題などでした。

日刊スポーツの記者によれば、チュートリアル徳井義実さんの所得隠しなどが明らかになった直後の10月25日(金曜)にフジテレビで定例社長会見が行われ、そのついでにスタジオへ行って『ワイドナショー』の収録の様子を確認しようとしたところ、スタジオはもぬけの殻状態だったそうです。

また、「松本が局に出入りする時は、フジテレビの幹部がズラリと並んでお出迎え、お見送りをするのが常」とし、この日はそうした様子も一切なく、他のスタジオもチェックしたものの『ワイドナショー』の収録が行われていなかったとのことです。

記者はその後、『ワイドナショー』が「2週間に1回、まとめて2本撮り」を行っているという衝撃の事実を知ったといいます。

これによって10月27日放送分はタイムリーなネタがほとんど無く、ダウンタウン松本人志さんがツイッター上で釈明していたわけですが、同時間帯に生放送されている爆笑問題が司会の『サンデージャポン』では、ラグビー日本代表選手らをゲストに迎えて、出演者たちはチュートリアル徳井義実さんの問題について様々なコメントをしていました。

『ワイドナショー』は『サンジャポ』と違って収録ということで、収録後に出たタイムリーな話題に触れられないという弱点があり、7月に雨上がり決死隊・宮迫博之さんとロンドンブーツ1号2号・田村亮さんが記者会見を行った際には、すでに収録済みだった分をお蔵入りとし、生放送に切り替えてこの問題について言及したほか、2人から非難された吉本興業の岡本昭彦社長のコメントを放送し、週明けに記者会見を行うことを発表しました。

そうした中で、1度に2週分の収録を行う2本撮りが今回明らかとなり、これに対して『日刊スポーツ』の記者は、「スケジュールの問題や制作費の問題も2本撮りの方が楽だし、安上がりだ。だが、どちらも人気者が、世相を斬る番組。視聴者の目はごまかせない。一時期の低迷から底を打って、上昇の兆しを見せてきたフジテレビだけに残念でならない。」としています。

また、ネット上でも『ワイドナショー』の2本撮り発覚に対して、

などと厳しい声が上がっています。

『ワイドナショー』がいつから2本撮りも行うようになったのか、なぜ毎週収録をしないのかその理由は定かではありませんが、ただでさえ収録スタイルのワイドショー番組が異例な中で、2本撮りをするようになったというのは驚きですね。

同時間帯に同じような番組が放送されていなければ、2本撮りでも内容によっては視聴率も取れるかもしれませんが、TBSでは同様のネタを扱う『サンジャポ』が生放送されており、今後も2週も前のネタを扱ったり、番組の質が下がるようであれば、視聴率にも大きな変化が起こるかと思います。

ちなみに、『ワイドナショー』が7月に生放送した時の平均視聴率は、関東地区が16.7%(瞬間最高視聴率は19.4%)、関西地区は22.1%(同25.3%)を記録しており、その前の週は関東地区の平均視聴率が7.0%でした。

一方の『サンジャポ』は平均視聴率10.6%で、普段とあまり変わらない数字となっており、『ワイドナショー』が久しぶりに同時間帯単独トップに立っています。

これ以外の週では『サンジャポ』が10%前後の数字を獲得し、『ワイドナショー』は7%前後で推移しており、同時間帯に放送の『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)は9%前後で推移し、民放ではこの3番組が視聴率争いを繰り広げています。

もしも『ワイドナショー』が収録ではなく、生放送になれば視聴率がさらに上がる可能性がありますが、ダウンタウン松本人志さんや東野幸治さんのスケジュール的に難しいのか収録形式での放送が続いています。

番組の総合演出・竹内誠さんは2016年4月に『スポーツニッポン』(スポニチ)の取材で、番組の視聴率が好調の要因について、「ネタ(番組で取り上げるニュース)のチョイスよりも、コメンテーターの発言そのものがニュースとして注目されていると思います」と語っており、こうした考えから2本撮りも行われるようになった可能性が高いですね。

今回の件でダウンタウン松本人志さん等のコメントはもちろんのこと、ピックアップするネタも非常に重要であることが明らかになっており、制作側としては出演者の都合などあるのかもしれませんが、なるべく1本撮りで毎週様々な話題のネタを扱ってほしいです。

ちなみに、11月3日は『FNS27時間テレビ』の放送で『ワイドナショー』はお休みで、次回放送日は10日となります。

関連記事

カテゴリー

  1. 噂・疑惑
  2. 事件・事故・トラブル
  3. テレビ番組・映画
  4. 熱愛・結婚・妊娠
  5. 音楽
  6. ジャニーズ
  7. アイドル
  8. スポーツ
  9. 不倫・浮気
  10. 破局・離婚
  11. アナウンサー
  12. 出産・ママタレ・子育て
  13. 雑ネタ
  14. 暴露
  15. 訃報
  16. 海外