中居正広さんが司会の『だれかtoなかい』（フジテレビ系 日曜21時）と、東野幸治さんが司会の『ワイドナショー』（フジテレビ系 日曜午前10時）が、来年3月をもって終了することが明らかになりました。
両番組の終了は『サンケイスポーツ』など複数のスポーツ紙などが一斉に応じ、関係者は取材に対して「局側が番組として一定の役割を終えたと判断したようだ」と説明し、フジテレビは取材に「改編の詳細については、お答えしておりません」とコメントしています。
両番組の終了をいち早く報じた『ピンズバNEWS（双葉社）』によれば、『だれかtoなかい』は元々『まつもtoなかい』というタイトルで、ダウンタウン・松本人志さんと中居正広さんが「会わせたい」と思う2人をマッチングし、ゲストと共に様々なトークを繰り広げる内容だったものの、松本さんが性加害疑惑報道で芸能活動を休止したため、番組のコンセプトが崩壊してしまったとしています。
＜↓の画像は、1月までコンビを組んでいた松本人志さんと中居正広さんの写真＞
松本人志さんが番組を離れた後に現在のタイトルとなり、中居正広さんの相方は嵐・二宮和也さん、俳優・ムロツヨシさんが務め、二宮さんが出演していた2～3月にかけては視聴率が上昇していたものの、二宮さんが離れて以降は視聴率が落ち込んでいたとのことです。
日曜21時台には、日本テレビ系で『行列のできる相談所』、TBS系で日曜劇場、テレビ朝日系では10月から情報・報道番組『有働Times』が新たにスタートし、視聴率争いはさらに激化し、数字が取れなくなったことも打ち切り終了の要因だとしています。
ちなみに、15日放送回でムロツヨシさんの後任が発表され、年明けから新MCが登場するのですが、予告映像で公開されたシルエットなどから俳優・杉野遥亮さんが有力視されています。
＜↓の画像が、俳優・杉野遥亮さんの写真＞
一方の『ワイドナショー』も同様に、番組の顔だった松本人志さんが昨年3月をもって番組を降板し、その後は今田耕司さん、ロンドンブーツ1号2号・田村淳さんがレギュラーコメンテーターとして出演するようになりましたが、この番組は松本さんのコメントが肝だっただけに視聴率が落ち込み、裏番組の『サンデージャポン』（TBS系）には3倍以上の差を付けられるほどで、打ち切りが決定したとしています。
＜↓の画像は、『ワイドナショー』に出演していた松本人志さん、司会の東野幸治さんの写真＞
そして、両番組の打ち切り終了報道を受けてネット上では、
- だれかtoなかい終わるん？ 15日に中居の新相棒が決まるのにな びっくりやわ。
- 後続番組はもっとダメ それがフジテレビ
- ワンピースも来年4月から放送時間変わるし、フジテレビの日曜朝は大きく変わりそう
- 10時からもアニメを放送すれば？ 再放送枠の時間帯でもあるから昔のドラゴンボールを放送するとかさ。
- 『酒のツマミになる話』も終わっていいと思うよ、松本がいなくなったことでさらにおもしろくなくなった。
あの枠はダウンタウンと坂上忍が出演してた時が1番よかったな - ワイドナショー終わるか まぁ初期の頃から比べると、他局とか他番組と似たり寄ったりになり、オリジナル感が無くなってたからね
- 行列も終わるから、東野のレギュラーが一気に２つもなくなる
- 『行列のできる相談所』の終了が報道された日に裏番組の『だれかtoなかい』も打ち切り報道が出たのは象徴的。
共に吉本芸人が盛り上げていた番組だけにパワーの衰えを感じさせますね。
などの声が上がっています。
12日には、『だれかtoなかい』の裏番組『行列のできる相談所』も視聴率低迷によって、来年3月をもって23年の放送に幕を下ろすことがスポーツ紙に報じられました。
東野幸治さんは『行列のできる相談所』の司会も務めているため、来年春にレギュラー番組2本を同時に失う形となり、東野さんは他にも複数のレギュラーを持っているものの、司会を務めていた番組ということでダメージはかなり大きそうです。
『ワイドナショー』に関しては、松本人志さんが降板してから視聴率低迷を指摘されており、サンジャポに大差をつけられていることから打ち切りは時間の問題だろうとみられていました。
『だれかtoなかい』に関しても、二宮和也さんが出演するようになってからテレビ局が重要視しているコア視聴率（13～49歳の個人視聴率）が上昇し、同時間帯トップクラスの数字を獲得していたものの、それも一時的なものだったことや、やはりこの番組は松本人志さんと中居正広さんの共演と豪華ゲストのトークが見どころだったので、終了もやむ無しといったところですが、個人的には今後また特番として復活してほしいと思います。
そして、両番組の後番組に関する情報はまだ出てきていないので、今後の続報に注目していきたいところです。