4日に11作目となる最新作がリリースされるなど、今もなお高い人気を得ているアクションゲーム『ロックマン』が、アメリカ・ハリウッドで実写映画化されることが4日に発表され注目を集めています。
『ロックマン』シリーズの開発・販売元の『カプコン(CAPCOM)』の発表によると、仮タイトルは海外で使用されている名称『MEGA MAN』で、映画会社『20世紀フォックス』が配給を予定し、現時点で公開時期は未定とされています。
制作陣は、監督・脚本を『パラノーマル・アクティビティ』などを手掛けたアリエル・シュルマン監督、ヘンリー・ジュースト監督が共同で担当し、プロデューサーには、ドラマ『HEROES』シリーズなどに出演し、主にアメリカで活動している俳優・デジタル視覚効果アーティストのマシ・オカさん(本名=岡政偉 おか・まさより 43歳)が起用されています。
<↓の画像は、プロデューサーを務めるマシ・オカさんの写真>
制作は、『猿の惑星: 聖戦記』などを手掛けたアメリカの『チャーニン・エンターテインメント』が行うとし、キャストについては現時点で未発表となっています。
実写映画の内容については、『ロックマン』の世界観を踏襲しながら、ハリウッド作品として壮大な演出をするといい、作品のファンだけでなく幅広い世代のアクション映画ファン等も楽しめるような作品を目指すとのことです。
『ロックマン』シリーズの第1作目は、1987年12月に任天堂のファミコン用ソフトとして販売され、これまでに数多くの作品がリリースされており、シリーズ累計販売本数は今年6月末時点で3200万本を記録し、日本とアメリカを中心に高い人気、知名度を誇っています。
ちなみに、『Mega Man: Fully Charged』という新作のアニメ作品が、今年8月から北米で放送されています。
そして、『ロックマン』の実写映画化に対してネット上では、
- もうハリウッドもネタ切れですかね。期待はしない方がいいかも。
- 人間がヘルメットやバスターを身に着けてロック役やるんか…?グロ映像かお笑いかにしかならんと思うが。
- アメリカはCGでアニメ作れば良いもの作れるけど実写化させると酷いものが出来上がるから期待できないな
- 面白い、面白くないといった評価は抜きにして、1回は観てみたい
- スマブラの海外ゲーム動画で、メガマンと連呼の絶叫されるほど、人気キャラなので、海外受けはすると思う。ただ、マシオカ氏はドラマ、ヒーローズの後期の制作に関わってたそうですが、前期ほどの人気の盛り上がりが出来なかったので、それが心配。
などのコメントが寄せられています。
『カプコン』のゲーム作品ではこれまでに、『ストリートファイター』シリーズ、『バイオハザード』シリーズの他にも、『モンスターハンター』シリーズが実写映画化されることが決まっています。
『カプコン』以外でも、様々なメーカーのゲーム作品が日本やアメリカなどで実写映画化されており、3日には『コナミ』の『ダンスダンスレボリューション』も映画化されるという情報が各メディアによって報じられています。
アニメ作品だけでなく、人気ゲームも次々に実写映画化されているのですが、やはり原作のファンたちからは否定的な声が多く、実写ではなくアニメで止めておくべきだと思っている方が多い様子なのですが、ハリウッドのCG技術を活かしてどういった作品に仕上がるのか興味はあり、主人公のロックマンは誰が演じるのかなど、今後のキャスト発表にも注目したいですね。
ちなみに、『ディズニー』は同社の人気アニメ映画『リロ&スティッチ』を実写映画化すると現地メディアが報じており、こちらは実写とCDを融合した作品になると伝えられています。