不倫スキャンダルによって一時は芸能活動を休止していたタレントのベッキーさんが、NHKの番組でナレーションを務めることが明らかとなり、ネット上では物議を醸しています。
ベッキーさんがナレーションを務めるのは、10日に放送されるドキュメンタリー番組『NEXT 未来のために』(NHK総合 土曜17時30分~18時00分)で、この日放送される番組は「21歳“輝”の死を追って」がサブタイトル。
大阪ミナミのホストクラブで、テキーラを一気飲みして21歳の若さで亡くなったホストの足跡をたどる内容とのこと。
ベッキーさんは7日に自身のインスタグラムを更新し、この番組でナレーションを務めることを発表しており、8日19時の時点で「いいね!」の数は3万件を突破し、コメント数は300件以上という反響ぶり。
ベッキーさんは1月末より芸能活動を休止し、その後5月13日にはレギュラー番組の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に単発出演。
その後6月から『FULL CHORUS ~音楽は、フルコーラス~』(BSスカパー!)の収録に参加し、騒動後初のレギュラー復帰。
その後も地上波のレギュラー番組には復帰を果たせてはいないものの、7月23~24日に放送の『FNS27時間テレビフェスティバル!』内の「さんま・中居の今夜も眠れない」に生電話出演。
明石家さんまさんとSMAPの中居正広さんと電話で会話し、大きな反響を呼ぶことになり、今回の発表に対してもファンからは喜びの声が上がっています。
しかし、テレビ各局はベッキーさんのレギュラー復帰について慎重な姿勢を崩しておらず、9月に入ってから各局が10月の改編説明会を行っているのですが、ベッキーさんのレギュラー復帰について「未定」「検討中」などと回答しており、完全復帰についてはまだまだ時間がかかるのではないかとみられています。
また、先日ベッキーさんが所属する『サンミュージックプロダクション』の公式サイト上で、ベッキーさんが10月17日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)に出演するという記載があったことから大きな話題になったのですが、これにネット上では批判が殺到。
これは「システム上のエラー」で、実際には『イッテQ!』に復帰することは決まっていないようなのですが、誤った日付が書かれていただけで相当大きな反響を呼んでおり、これが実際に復帰となった場合にはさらに多くの批判が寄せられ、番組スポンサーにも批判が殺到するのは確実であるため、ベッキーさんの完全復帰はさらに遠のいたのではないかという声もあります。
そして、NHKの番組でナレーションを務めることに対してもネット上の反応を見てみると、
- 声だけでも不快。受信料ふんだくられてなんで聴きたくないもの聴かせられないといけないのか。
- 二度とテレビ出てほしくないし声だけでも嫌
- NHKは問題のある人をだしていいのか?
- ベッキーがナレーションしても説得力ない
- NHKは不倫を肯定するのか?受信料とるなら健全な人をつかって欲しい。
- 自分の払っている受信料で、ベッキーの出演料が支払われるなんて、最悪。NHKは、こんな視聴者無視の人選許されると思っているのか
などの批判コメントが殺到しており、怒りはベッキーさんだけでなく、番組に起用したNHKにも向けられています。
ベッキーさんはあの不倫スキャンダルによって、完全に地雷的な存在になってしまっており、民放の場合はスポンサーが絡んでくることから、ゴールデンのレギュラー番組への復帰は非常に厳しそうです。
もしかすると、NHKの番組が復帰の糸口になるかもと思っていたのかもしれないのですが、ナレーションですら不快感を示す方が多くいることから、しばらくは地上波以外の番組出演に限定した方がいいかもしれないですね。