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バイキングがコロナ禍の気の緩み指摘、人手VTR映像が偽情報と物議。羽鳥慎一モーニングショーも悪質行為で批判噴出

フジテレビ・バイキングが捏造問題を謝罪も炎上続く…原宿竹下通りの人混み映像で印象操作か、過去にも問題行為。動画あり

俳優・タレントの坂上忍さんが司会の情報ワイドショー番組『バイキング』(フジテレビ系 平日午前11時55分)で“捏造映像”を流し、印象操作を行ったとして大炎上騒動に発展していた問題で、20日放送の番組内で榎並大二郎アナウンサーが謝罪を行いました。

“捏造映像”は19日放送の番組内で流れ、特定警戒都道府県(緊急事態宣言対象地域)の緊急事態宣言の解除が判断されるまであと2日とした上で、東京・原宿竹下通りなどで“17日”に撮影したとする映像を公開し、多くの人で賑わっているのが確認でき、気の緩みが起きているとしていました。

<↓の画像が、19日放送『バイキング』で流れた映像の写真>

しかし、ツイッター上では竹下通りで撮影の映像について、5月17日のものではないとの指摘が相次ぐ事態となっていました。

そのきっかけは、『マクドナルド 原宿竹下通り店』の店頭に期間限定人気商品「てりたまバーガー」の看板があったことで、同商品の販売期間は3月4日~4月7日までとなっており、5月には販売が終了していました。

他にも、17日の東京の気温は28度以上あったにも関わらず、多くの人が厚着をしていたり、この映像の中に自分が写っているという人物が、3月に竹下通りへ行ったと報告するなどし、バイキングが捏造行為を行っているとして炎上騒動に発展、番組のスポンサーにクレームを入れるという動きも起こる事態となっていました。

<↓の画像は、5月14日に原宿竹下通りで撮影された写真>

こうした事態を受けて20日放送の『バイキング』で進行担当の榎並大二郎アナが、19日に流した原宿竹下通りの人出の映像は5月17日(日曜日)のものではなく、「正しくは3月のものでした」と訂正し謝罪しました。

司会の坂上忍さんはこれに対して何のリアクションもせず、次のコーナーに移るという流れになっていました。

そして、『バイキング』の“捏造映像”問題に対してネット上では、

などの声が上がっており、お詫び訂正後も炎上状態が続いています。

こうした捏造行為は『バイキング』だけでなく、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)などでも行われており、20日放送の番組では、京葉臨海鉄道・蘇我駅に多くの鉄道ファンが集まっていたことをVTRで伝えたのですが、その中で使用された1枚の写真は3月に撮られたものだったと判明し、撮り鉄らから批判の声が噴出する事態となり、「新型コロナウイルスに関するVTRで、JR蘇我駅に鉄道ファンが集まっている様子をお伝えしましたが、その中で、昨日ではなく今年3月に撮影された写真を1枚使用してしまいました。お詫びして訂正致します」と番組で訂正していました。

テレビ朝日ではつい先日も、『グッド!モーニング』のインタビューに答えた医師がフェイスブック上で、「僕の映像が編集され真逆の意見として見えるように放送されてしまいとても悲しくなりました。」と訴え、悪質な編集で番組側の意に沿うような内容にしていたことが判明し大騒動に発展していました。

今回問題行為を行ったバイキングは2017年にもSMAPファンに行ったインタビュー映像の中で、質問内容と回答をすり替えるという行為が判明し炎上しており、その後番組でお詫び訂正をしていたのですが、すり替えは意図的に行ったものではなく「スタッフ間のコミュニケーション不足」だとしていました。

そして、またしても“捏造映像”問題で炎上し、今回の件に関しては意図的な印象操作なのか、人為的なミスなのか何なのかは定かではありませんが、『バイキング』はこの他にも様々な問題が指摘されており、今後また同じようなことがあった場合には、番組を打ち切り終了とした方がいい気がしますね。

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