2014年4月から放送の情報番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX 平日21時)が、9月をもって終了することをニュースサイト『NEWSポストセブン』が先日報じ、番組視聴者からは終了を惜しむ声のほか、曜日レギュラーを務めている女優・タレントの遠野なぎこさん(旧芸名=遠野凪子 本名=青木秋美 44歳)の今後を心配する声なども上がっています。
『バラいろダンディ』は、TOKYO MXの看板番組『5時に夢中!』の男性版として2012年にスタートした『ニッポン・ダンディ』の後継番組で、毎日様々な時事問題を取り上げながら、個性豊かな出演者たちが歯に衣着せぬトークを繰り広げるという内容になっています。
現在は月~木曜MCをふかわりょうさん、金曜MCを原田龍二さん、マンスリーアシスタントを山田邦子さんが務め、曜日レギュラーとして遠野なぎこさんのほか、武井壮さん、NEWS・小山慶一郎さん、ロバート・キャンベルさん、ダイアナ・エクストラバガンザさん、金子恵美さん、杉村太蔵さん、橋本マナミさん、元TBSの安東弘樹アナウンサー、ナジャ・グランディーバさん、元サッカー日本代表・前園真聖さん、RHYMESTER・宇多丸さん、浅草キッド・玉袋筋太郎さん、デーブ・スペクターさんらが出演しています。
バラダンは平日のゴールデン帯に毎日放送され、TOKYO MXを代表する番組の1つでしたが、出演者が多いことで他の番組と比較して制作費が高く、視聴率低迷もあって打ち切り終了が決まったとNEWSポストセブンは伝えています。
この他に、番組を立ち上げたTOKYO MXの元常務取締役・大川貴史さん(51)が、今年4月に局を退社したことも大きいと『ピンズバNEWS(双葉社)』は報じており、大川さんは5時に夢中!のプロデューサーも務めていた方で、バラいろダンディだけでなく5時に夢中!も今後が不安視されているとしています。
また、『スポーツニッポン』(スポニチ)の取材によれば、番組出演者には1ヶ月ほど前に終了が伝えられ、出演者たちも突然の知らせにショックを受けていたそうなのですが、摂食障害を公表している遠野なぎこさんのメンタルを心配する声が上がっています。
<↓の画像は、バラダン水曜レギュラーの遠野なぎこさんの近影>
遠野なぎこさんにとってバラいろダンディは唯一のレギュラー番組で、2015年から番組に出演し、自身の恋愛事情も赤裸々告白するなどして話題になってきました。
そんな遠野なぎこさんは先日インスタグラムなどで誹謗中傷被害を訴え、警察に被害届を提出することを検討していると明かし、それから1週間後にインスタグラムのコメント欄を閉鎖しました。
遠野なぎこさんはこれまで同じ病気に苦しむ人たちとの大事な交流の場として、誹謗中傷コメントなどが寄せられてもコメント欄はオープンな状態にしていたのですが、「早く命を絶ってください」などと死を迫るようなコメントなども寄せられていたといい、あまりにも酷い状況にあったことで閉鎖を決断したとしています。
バラいろダンディでもコメント欄の閉鎖について語っていたのですが、その翌日に番組終了が報じられました。
遠野なぎこさんはブログやインスタグラムで毎週のように番組に関連する投稿をしており、2年前には10年にわたり出演していた『アウト×デラックス』(フジテレビ系)のレギュラー放送が終了し、その後唯一のレギュラー番組でストレス発散の場になっていたバラいろダンディの終了には、相当ショックを受けているのではないかと思います。
今日更新したブログ・インスタグラムは『“寂しいよ…”』とのタイトルで、コメント欄の閉鎖によってファンと会話ができなくなり寂しいと綴り、心にぽっかりと穴が空いたような気分になっているとしています。
そうした中でバラいろダンディも終了が決定し、今後の芸能活動も含めて色々と心配ではありますが、今後メンタルを安定させて体調を整えながらこの苦難を乗り越え、今後また女優・タレントとして元気に活動する姿を見せてほしいものです。