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フジテレビ財政難で坂上忍の番組も終了決断か。来年春でバイキング終わり報道の裏側、言動を問題視の情報も実際は…

バイキングMORE打ち切り内定の真相…本当の理由は坂上忍のギャラ問題か。フジテレビ金欠で社員のリストラも開始し…

6日発売の週刊誌『週刊ポスト』が、情報ワイドショー番組『バイキングMORE』(フジテレビ系 平日午前11時55分)の打ち切り内定を報じ、番組の今後に大きな注目が集まる中で、ニュースサイト『日刊大衆』は、番組終了説が浮上した背景にはフジテレビの深刻な金欠危機があると報じています。

『週刊ポスト』は、『バイキングMORE』が来年春での打ち切り終了が内定したと報じ、その理由について番組スタッフは、「番組で取り上げるネタは基本的に坂上さんが選んでいた。スタッフが北朝鮮やアフガンの国際ニュースなどを提案しても関心を示さず、国内政治や芸能などを好んでチョイスする。それが視聴者に受けていたが、“坂上色”が強く出るため、どうしても番組の内容に偏りが出るようになっていた」「政治から芸能人まで好き放題に噛みつく坂上さんの姿勢を、上層部が気にしていたからではないかと囁かれています。」と証言していました。

一方で『東京スポーツ』(東スポ)は、来年春での打ち切り終了を否定した上で、番組の視聴率が頭打ちになっていることにより、フジテレビの上層部が一部社員に対して「これからのバイキングをどうしていくべきか」と意見を募り、その中の一例として『バイキングMORE』を打ち切り、新番組を作るという話が出ていたとしています。

現時点ではあくまでも番組の打ち切りは1つの案で、決定事項ではないといい、「新番組が進んでいるなんて話は聞かないし、打ち切りに向けて動いている様子もない。仮に打ち切るとしても、今からだと来春というのはかなり難しい。新番組の準備がとても間に合わない」とフジテレビ関係者が語っているとしています。

このような報道も出る中で『日刊大衆』は、フジテレビの上層部が問題視しているのは坂上忍さんの番組内での言動ではないとし、番組の打ち切り説が浮上した理由について、「端的に言うと、カネですよ。フジテレビでは坂上さんのギャラを含めて、現在の『バイキングMORE』の制作体制を維持できない、ということだと聞いています。」と制作会社ディレクターが証言しています。

昨年1月に番組の放送時間が1時間拡大し、約3時間の生放送番組となり、これに伴って総合司会を務める坂上忍さんのギャラは「1本あたり80万円」になったと噂されているとし、「単純計算で坂上さんに払うギャラの総額は年間約2億円。それがもう払えないということ。今秋からギャラを下げてもらう交渉に入っていると聞いていましたが、“打ち切り内定報道”が出たということは、それがまとまらなかったということでしょうか」と裏側を明かしています。

フジテレビは11月25日に開催の取締役会で、勤続10年以上で50歳以上の社員を対象に希望退職者を募ることを決定しており、募集期間は来年1月5日~2月10日で、退職日は同3月末とされており、希望者には退職金に加えて特別優遇加算金を支給し、再就職支援も行うとしています。

2017年以来となる社員のリストラについてフジテレビの金光修社長(66)は、「目的としましては、うちの社員の人員構成として比較的高齢者が多くて、若年層が少ない。逆ピラミッド型になっている。50歳以上の社員のセカンドキャリアの手伝いをしようと。通常の退職金に加えて優遇する。希望者に限っている。50歳以上を支援するのに加え、少ない若年層は中途入社を募集している」と説明しています。

フジテレビには1,300人ほどの社員がいて、今回対象となる社員は300人前後とされており、『日刊ゲンダイ』の取材によれば、50歳なら退職金の平均金額は3,500万円以上とのことです。

前出の制作会社ディレクターは、フジテレビが行う50歳以上の社員のリストラについて、「キー局には大して働きもせず、年収2,000万円以上をもらっているようなベテラン社員が多数います。これまではそうした人たちの給料も払えていたわけですが、長年続くテレビ不況に加え、コロナ不況がやってた。企業もカネがないのでテレビCMを出さなくなり、イベントもできない。そして、フジホールディングスでやっているホテル事業、不動産業にも大打撃を食らってしまった。今回の早期退職者募集は、“働かない人に高給を払っている余裕はもうない”というものでしょう」と語っています。

新型コロナウイルスによる資金難によって、これまでに輪をかけて番組制作費の削減が厳命されている状況といい、「『グッディ!』をなくして『バイキング』に統一したのも、2つの番組をやるより1つの方が制作費の削減になる、という理由でしたが、その状態ももう保てなくなったということ」と指摘しています。

もし『バイキングMORE』が打ち切り終了となった場合の後番組については、「おそらく局アナがメインを張る番組になると見られています。テレビ朝日系でやっている『大下容子ワイド!スクランブル』のように、MCタレントに年間億単位のギャラを払わなくて済むような作りのものになるのではと。情報番組、ワイドショーであれば現在、坂上さんと一緒にMCを務めている伊藤利尋アナが新番組の顔としての有力候補者になってきそうです」と語っています。

<↓の画像は、『バイキングMORE』司会の坂上忍さんと伊藤利尋アナの写真>

『日刊大衆』はこのように報じているのですが、昨年9月をもって情報ワイドショー番組『直撃LIVE グッディ!』が終了した理由も、番組制作費の削減とされ、MCを務めていたキャスター・安藤優子さんの高額なギャラがネックになっていたとも囁かれていました。

今年2月に『女性自身』が発表した人気芸能人の最新ギャラ・ランキングでは、坂上忍さんのゴールデン帯(19~22時)1時間あたりのギャラは「70万円」で、コスパは最低ランクとされており、ギャラはそこそこながら以前に比べて数字をとれず、悪評も飛び交っていることからフジテレビ以外の局は及び腰とのことでした。

<↓の画像は、人気MCの最新ギャラ・コスパランキングの写真>

フジテレビは、『笑っていいとも!』が終了後に『バイキングMORE』の総合司会を引き受け、番組の視聴率を引き上げた坂上忍さんへの感謝の念から、『坂上どうぶつ王国』『直撃!シンソウ坂上』といった冠番組を制作したとされています。

しかし、坂上忍さんもかつての勢いを失い、『バイキングMORE』も数字が取れなくなってきている現状から、来年春に終了しなかったとしても、このまま数字低迷が続けば打ち切りは時間の問題でしょう。

そして、『バイキングMORE』の終了とともに、他の冠番組もコスパの悪さから打ち切り対象となる可能性があり、もしかすると坂上忍さんのメディア露出は急激に減ることになるかもしれないですね。

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