韓国ドラマ『となりのMr.パーフェクト』(Netflix)で主演し、日本でも人気上昇中の俳優チョン・ヘインさん(36)が、TBSドラマで坂口健太郎さん(33)とW主演するプロジェクトが水面下で進行していたものの、ヘインさん側が突然出演を取り止めたことで騒動に発展していると週刊誌『女性セブン』が報じています。
チョン・ヘインさんは2018年に韓国ドラマ『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』への出演がきっかけでブレイクし、“国民的年下彼氏”と呼ばれるようになり、その後も2022年に三池崇史監督が手掛けた日韓合同ドラマ『コネクト』(Disney+)で主演を務め、そして今年配信の『となりのMr.パーフェクト』も大きな反響を呼んでいます。
先月にはパシフィコ横浜国立大ホールでファンミーティングが開催され、今月21日からは東京などで『となりのMr.パーフェクト』のポップストアが開催されています。
<↓の画像は、『となりのMr.パーフェクト』出演のチョン・ヘインさん、チョン・ソミンさんの写真>
そんなチョン・ヘインさんが、日本のドラマで初主演する可能性を韓国の複数のメディアが報じ、ファンの間で注目を集めていました。
女性セブンによると、日本でも大ヒットした韓国ドラマ『愛の不時着や『となりのMr.パーフェクト』を手掛けた韓国のドラマ制作会社『スタジオドラゴン』とTBSがタッグを組み、チョン・ヘインさんと坂口健太郎さんのW主演ドラマ(タイトルは不明)を制作する計画が進行し、来年2月に撮影がスタートする予定だったそうです。
ドラマの内容は、獣医師と韓国人の弁護士が衝突しながらも信頼関係を築き、それぞれの人生を取り戻していくというストーリーのバディもので、国境を超えた大作になる予定で、ドラマ放送と同時にWeb漫画の連載もスタート予定といいます。
しかし、「撮影まで残り数ヶ月という段階で、主演に内定していたはずのヘインさんサイドから突然、『出演しない』とNGが出たのです。TBSは食い下がったものの、結局契約には至らなかった。ヘインさんが出演する前提でW主演に内定していた坂口健太郎さんも困惑しているといいます」
と事情を知る芸能関係者が明かし、チョン・ヘインさんサイドは出演を取り止めた理由を明らかにしておらず、一体何があったのか詳細は不明といいます。
このドラマは、チョン・ヘインさんの主演ありきの企画だったそうですが、制作サイドはいま代役探しに奔走しているといい、「急遽スケジュールを取れそうな韓国人俳優を探しています。何人か候補に挙がっているそうですが、ヘインさんと同クラスの俳優が簡単に見つかるはずもなく、代役探しは難航しています」
とTBS関係者は語っています。
前出の芸能関係者によれば、共演者やスタッフたちは「このままでは企画自体が暗礁に乗り上げてしまう」と不安を抱いているといい、「ヘインさんと同クラスのスターがキャスティングされなければ、(坂口さんも)出演を見直すこともありえるのでは」
と芸能リポーターは指摘しています。
女性セブンは真相を確かめるため、チョン・ヘインさんの事務所にドラマ出演辞退の理由を問い合わせるも回答は得られず、一方のTBSサイドも“担当者不在”を理由に回答しなかったそうです。
TBSはこれまでに、チョン・ヘインさんの所属事務所『FNCエンターテインメント』とタッグを組んでオーディションを開催するなど、協力関係を築いてきたそうですが、日本と違って韓国では内定していたことが直前にひっくり返り、企画倒れになることも日常茶飯事といいます。
このドラマも韓国サイドのペースで進められていて、トラブルに発展してしまったそうですが、TBSはこうしたリスクも覚悟のうえで、韓国芸能界とのコラボに力を入れているようです。
今年1月期には、二階堂ふみさんとチェ・ジョンヒョプさん共演のドラマ『Eye Love You』を放送し反響を呼び、7月期には二宮和也さん主演『ブラックペアン シーズン2』にチェ・ジウさんを起用、昨年には『100万回 言えばよかった』にシム・ウンギョンさんが出演していました。
そして、10月からAmazonプライムビデオでも配信がスタートした韓国ドラマ『愛のあとにくるもの』で主演するなど、韓国での人気も高い坂口健太郎さんとチョン・ヘインさんを主演に起用した作品を計画していたものの、このままだと2人揃って出演取り止めになる可能性があるそうですが、出演者や内容を大幅変更して企画進めるのか否か、今後の行方に注目したいです。