キートン山田が声優業引退。ちびまる子ちゃんのナレーション卒業、後任は後日発表。路線バスの旅等でも活躍も…
声優・ナレーターのキートン山田さん(旧芸名・本名=山田俊司 75歳)が、来年3月に声優業を引退することを発表しました。
そして、来年3月28日をもってアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系 日曜18時30分)のナレーションも卒業し、後任は制作スタッフがオーディションなどを行い決定することも明らかになりました。
<↓の画像が、引退するキートン山田さんの写真>
キートン山田さんが所属する事務所『リマックス』は5日にブログを更新し、「2021年3月末日をもちまして、キートン山田が引退することとなりました。今まで応援してくださった皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました。キートン山田の人生は後半へつづく…。」
と声優業引退を発表しています。
また、キートン山田さんが1990年から、30年にわたってナレーションを担当している『ちびまる子ちゃん』の公式サイト上でも卒業が発表され、【「ありがとう、キートン山田さん。」~2021年3月28日(日)放送をもって卒業されます~】と題して、来年3月にナレーションを卒業することを報告し、「アニメ『ちびまる子ちゃん』になくてはならない存在のキートンさん。1990年放送開始時から約31年間、『後半へつづく』や『もっともな意見である』をはじめ、時に鋭く、そしてあたたかく見守る数々の名言でストーリーにいつも生き生きとした流れを作ってくださいました。スタッフ・キャストに惜しまれながらの卒業ですが、涙のお別れではなく、笑顔で送り出したい。そんな想いを込めて、キートンさんへの感謝を込めた特別な30分が決定!3月28日(日)午後6時~放送されます。変わらない日常。でも特別な一日。キートンさんのナレーションでお送りする30分を、どうぞお見逃しなく。」
と告知しています。
後任のナレーションは決定次第、発表するとしています。
キートン山田さんも卒業にあたってコメントを寄せ、「スタッフの皆さん、キャストの皆さん、そして『ちびまる子ちゃん』ファンの皆さん、ありがとうございました!!番組はまだまだ『後半へつづく』のである。」
としています。
そして、キートン山田さんの声優業引退、『ちびまる子ちゃん』のナレーション卒業発表に対してネット上では、
- 心温まるナレーションありがとうございました!
- あの名セリフが聞けなくなるのは寂しい…
- この人のあと継ぐのは大変だろうなあ
- 個人的にはキートン山田さんのツッコミ目当てで見てたので残念
- 仕方ないことだけど、やっぱり寂しいね。アニメでは紹介だけじゃなくツッコミ役でもあったし。お疲れ様でした。である。
- 「ちびまる子ちゃん」と「路線バスの旅」はキートン山田さんの声じゃないと締まらない。
後任ナレーターを探すの難しそうだな。長い間お疲れ様でございました。 - 声って本当に大事。ナレーター変われば番組全体の印象がガラリと変わる。
特にキートン山田さんは長い間してるし、最初は相当な違和感があるだろうな。 - 親子2代で楽しませてもらっているちびまる子ちゃんのナレーションはキートン山田さんしかいないだろうと思ってる
けど、ドラえもんの時の大山さんのように変わってしまって時が経てば慣れてしまうんだろうな。
引退されるのは寂しいです。本当にお疲れ様でした。 - 「ちびまる子ちゃん」や「ローカル路線バスの旅」にはキートンさんのナレーションが欠かせなかった。
ちょっと毒があって、特にバス旅での蛭子さんへの突っ込みは最高だった。後半へ続かず、終わりなんて寂しい
などの声が上がっています。
キートン山田さんは1983年に、芸名を本名から現在の名前に変更し、この頃から本格的にナレーターとしての活動を始め、1990年に『ちびまる子ちゃん』のナレーションに起用されました。
『ちびまる子ちゃん』のナレーションは元々、別の人が担当する予定だったそうですが、原作者・さくらももこさんはその声に納得がいかず、番宣を担当していたキートン山田さんの声を聞き、さくらさんは「この声としゃべりが欲しかった」としてナレーションに起用されたそうです。
そして、キートン山田さんの独特の声によるナレーション、冷静なツッコミも作品の魅力の一つとなり、『ちびまる子ちゃん』は幅広い年代の視聴者に親しまれる国民的アニメとなり、今年放送30周年を迎えたわけですが、まさかの引退発表ということで多くの視聴者からは卒業を嘆く声が上がっており、声優陣からも引退を惜しむ声が上がっています。
主人公・さくらももこ(ちびまる子)の声を担当している声優・TARAKOさんはツイッター上で、「実は私はかなり前から知っていましたごめんなさい 誰にも言わないでということだったので本当に誰にも言いませんでした 一人で泣きました キートンさんとも二人でお話しさせていただきました 変わらないお心は強く諦めました チームまる子 がんばるっきゃないなあ」
と綴っており、キートン山田さんの卒業、引退は以前より関係者には伝えられていたようです。
ただ、なぜキートン山田さんが声優業を引退するのかは公表されておらず、体力的なものなのか、何か病気などを患っているのか否かは不明ですが、『ちびまる子ちゃん』はキートン山田さんのナレーションも魅力の1つだっただけに卒業は残念です。
また、キートン山田さんは『ちびまる子ちゃん』以外にも、『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』シリーズ(テレビ東京系)などの番組でナレーションを担当しており、もうあの声を聞けなくなると思うと寂しい気持ちでいっぱいです。
関連記事
- 『ちびまる子ちゃん』TARAKOの後任声優の有力候補は…声が似てる人を起用か。再放送で問題なしの声も(2024年4月7日)
- 2代目まる子の声優は菊池こころ。TARAKOの後任決定で『ちびまる子ちゃん』21日から声変更へ。(2024年4月12日)
- ちびまる子ちゃんのナレーター交代、キートン山田の後任に木村匡也を起用。ポツンと一軒家は緒方賢一が担当へ(2021年4月1日)
- キートン山田『ちびまる子ちゃん』ナレーション卒業。最後の放送で感謝の言葉、粋な演出に視聴者涙。動画あり(2021年3月28日)
- 『ちびまる子ちゃん』2代目お姉ちゃんは豊嶋真千子に決定! 初代の水谷優子が乳ガンで亡くなり後任を発表(2016年5月29日)
- https://www.chibimaru.tv/news/entry/2020/006627.html
- https://www.j-cast.com/2020/12/05400424.html
- https://www.news-postseven.com/archives/20180911_757372.html
お疲れ様でした。
さくら家の新家族ナレーターは田中秀幸に!
ぼくは茶風林ということでナレーターを茶風林にしてみようかな〜
ズバリ!番組ナレーションはやはり、田中秀幸さんになるかも知れませんでしょう!
えーっ!ぼくがナレーターを!
じゃあもう見ないや