20日に生放送された情報バラエティ番組『バイキング』(フジテレビ系 月~金曜午前11時55分)で、フリーアナウンサーの古舘伊知郎さんが番組MCの坂上忍さんと共に、千葉県船橋市の非公認ゆるキャラ・ふなっしーの“中の人”の裏の顔を暴露し、ファンらから批判の声が噴出しています。
20日放送の番組では、上西小百合衆院議員がツイッター上でJリーグ『浦和レッズ』のサポーターを批判し、大炎上騒動になった話題を取り上げていたのですが、古舘伊知郎さんは「公人としてっていうと『何なんだよ!』ってなっちゃうけど、(上西議員を)ゆるキャラだと思ったらどうですか?」と切り出しました。
古舘伊知郎さんは、前にふなっしーと楽屋が隣同士になったことがあったことを明かし、「ゆるキャラだと思ったら、ふなっしー、結構きつめに『楽屋ないのか!』って個人部屋要求してましたよ」と暴露。
この暴露に対して出演者らは爆笑していたのですが、坂上忍さんがさらに「確かに僕らの中でもね、結構ふなっしーね、きつめのキャラクターでね、ちょっと有名」だと語っていました。
<↓の画像左が古舘伊知郎さん、右が坂上忍さん>
そして、この暴露がふなっしーファンらの間で物議を醸しておりネットでは、
- ふなっしーに対してあんな侮辱的な発言をして、俺ら梨友が黙ってるとでも思ったら、大間違いだからな
- ふなっしーが仕事に真剣な人だったってだけの話じゃん。ミッキーに『あ、その辺で着替えてください』って言ったらヤベーの誰だってわかるでしょ
- こんなの単なる悪口だろ あの被りもので相部屋なんて……用意する方も気が利かなすぎだろ
- ふなっしーはイベントで得た収入を震災で被害を受けた町や市の復興のために寄付してるんだぞ
などといった怒りの声が噴出しています。
ニュースサイト『日刊サイゾー』の記事では、芸能記者が「確かに、ふなっしーは現場で注文が多いことで有名」だと認めつつも、それと楽屋に関する問題は別だとし、「この話の流れだと、ふなっしーが、まるで上西議員のように無鉄砲に暴言を吐いているとも受け取られかねません」と指摘しています。
ふなっしーに関するネガティブな話は以前からメディアによって報じられており、人気が上昇し始めた2013年5月に週刊誌『女性セブン』は、ふなっしーの中の人の“銭ゲバ”ぶりを報道しています。
あるテレビ局関係者がインタビュー取材を申込んだところ、「いきなりメールで“(ギャラ)5万円プラス交通費で”と返信が来た」と明かし、「人気が出る前は、基本的にノーギャラで、“非公認のふなっしーを取り上げてくれてありがとう”みたいな低姿勢な感じだったんですがね…。地域振興のキャラクターがお金に執着するのは、ちょっと引きますよね。人気が出て、“銭ゲバ”になってしまった印象が拭えません」と語っていました。
ちなみに、ふなっしーは銭ゲバ記事に対して以下のようなツイートをしていました。
<↓の画像は、『女性セブン』の銭ゲバ記事報道後のふなっしーのツイート>
さらに、2014年10月には夕刊紙『日刊ゲンダイ』が、ふなっしーとテレビ局の間でトラブルが発生し、取材会場に出入り禁止にしたという記事を報じています。
その記事ではマスコミ関係者が、ふなっしー側から取材NGを食らったのはテレビ朝日だったとし、その理由については「着ぐるみのふなっしーはアチコチで“悪臭疑惑”が指摘されています。どうやらテレ朝のスタッフが冗談でその話をしたところ、ふなっしーを怒らせてしまったといわれています」と語っていました。
また、ギャラでモメたという話もあるとし、ブレークする前までは基本的にノーギャラで仕事をしていたものの、その当時のテレビ出演料は「1本当たり80万円」、CMのギャラは「1本2000万円以上」とも言われていると伝えていました。
その後も、2015年10月に『日刊大衆』が「スクープ! ふなっしーが船橋を捨てて都内高級住宅街に住んでいる!」という見出しで、ふなっしーの年収は3億円は堅いとし、これまで住んでいた地元の千葉県船橋市から東京・代官山に引っ越したことを伝え、「地元やファンへの裏切り行為」だと情報提供者が語っているとしていました。
そして、『日刊大衆』のツイッターアカウントはこの記事を出した後に、ふなっしーにアカウントをブロックされたことを明かすとともに、2013年秋に取材を行った時にあるトラブルが起きていたことを暴露していました。
同誌の記者によると、『週刊大衆』を手に持ってもらい撮影を行おうとしたところ、ふなっしーは雑誌の中身をパラパラと見た瞬間に顔色が変わり、「こんな雑誌イヤなっしー」と叫んで雑誌を放り投げたとのことでした。
これは冗談ではなかったそうで、「ふなっしーが”あんな雑誌NGなっしー”と言っているとのことで、掲載がボツになりました。」と明かしています。
<↓の画像が、『日刊大衆』のツイート>
この他にも『週刊実話』が、ふなっしーは好き嫌いが非常に多いことを伝えており、各テレビ局に出演OKの番組とNGの番組が存在し、タレントの好き嫌いも激しいことから、ナインティナインの岡村隆史さん、明石家さんまさん、マツコ・デラックスさん、元SMAP・木村拓哉さん、爆笑問題・太田光さん、伊集院光さん、米倉涼子さん、内田有紀さん、中村アンさん、ベッキーさんらと共演NGにしているといったことを伝えていました。
このようなふなっしーに関する悪い噂話は一時期数多く出ていたのですが、これらの悪い噂話は、ふなっしーに所属を断られた大手芸能プロダクションが活躍をやっかみ、イメージダウンさせるために悪い噂を流しているという話もあり、実際にはタレントとの共演NGなどはしていないとも言われています。
ふなっしーはテレビ番組への出演こそ減少したものの、現在でも全国各地で開催されている様々なゆるキャライベントなどに出席しており、グッズの売り上げを東日本大震災の被災地などに寄付するといった慈善活動も行っています。
そして、ふなっしーの中の人は、低姿勢で真面目、性格も良くてサービス精神旺盛だと言われており、2013年11月にNHKのインタビューを受けた際には、「マスコミの取り上げられる期間は決まっていると思うなっしー。それが終わった後は、保育園とか子供たちを喜ばせに行きたいなっしー。」と語るなどしています。
今後もふなっしーのネガティブな話が芸能人らによって暴露されたり、週刊誌などのメディアによって報じられる可能性がありますが、プロ意識の高さやそのキャラクターから現在も多くのファンがおり、今後もこうした批判を気にすることなく活躍し続けていってほしいですね。
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