8月26・27日放送の『24時間テレビ40 愛は地球を救う』(日本テレビ系)のチャリティーマラソンのランナーについて、今年は当日まで誰が走るのかは発表されないという異例の展開を迎えており、様々なタレントが候補として挙がっています。
7月30日放送の『行列のできる法律相談所』では、総合司会を務める元日本テレビでフリーの羽鳥慎一アナウンサーが当日にランナーを発表することを告知し、「当日まで本人は知らされません。当日、武道館に居る人全員です」「走る理由がある人」とヒントも出していました。
これを受けて、ランナー候補として挙げられているのは、お笑いコンビ『ANZEN漫才』のみやぞんさん、『アンジャッシュ』の渡部建さん、サンシャイン池崎さん、ブルゾンちえみさん、水卜麻美アナウンサーら番組出演者が候補として挙がっており、その他にも『ピース』の綾部祐二さん、歌舞伎俳優の市川海老蔵さん、『NEWS』の手越祐也さん、モデル・タレントのりゅうちぇるさんらも候補として挙げられています。
そうした中で、今年スペシャルサポーターとして出演するブルゾンちえみさんが、以前と比べて激ヤセした姿をインスタグラムで公開し大きな反響を呼んでいます。
ブルゾンちえみさんは、「ブルゾンちえみ with B」として共に活動している“with B”こと後輩のお笑いコンビ『ブリリアン』の徳田浩至さん、杉浦大毅さんとのスリーショット写真を投稿しました。
この投稿は大きな反響を呼び、5日18時時点で「いいね!」が10万件を突破しているのですが、コメント欄には「めっちゃ小顔じゃないっすか」「ホントにめちゃくちゃ痩せてる」などと、ブルゾンちえみさんの体型に対する反応が多く寄せられています。
<↓の画像が、ブルゾンちえみさんが4日に投稿した写真>
<↓の画像は、激ヤセ前のブルゾンちえみさんの写真>
急に激ヤセしたことから身体を心配するコメントも寄せられているのですが、そうした声を受けてブルゾンちえみさんは「毎年、夏は痩せて、冬は太るサイクルなので、安心してください。」とコメントを寄せています。
また、ブルゾンちえみさんが急に体型が変化したことを受けて、今年の『24時間テレビ』のチャリティーマラソンランナーに選ばれたのではないかという憶測も呼んでいるのですが、夕刊紙『日刊ゲンダイ』は、誰か1人ランナーを選ぶのではなく、今年はリレー形式というのが有力視されていると伝えています。
記事では日本テレビ関係者が、「練習メニューは例年、伴走する坂本トレーナーが個人の体力や筋肉のつき方、腕の振り方などを考慮して組み立てている。ひとつとして同じものはない特別メニューをこなすことで短期間でも走れる体づくりをするわけですが、それでもさすがに当日に“100キロ走れ”というのはむちゃな話。」「仮に計100キロを5人で走るとすれば単純計算で20キロずつ担当すればいい。ハードルはぐんと下がる。」といいます。
そして、リレー形式に変更することでのメリットについては、「皆の練習が無駄にならず、本番当日も次は誰が走るのかと視聴者の注目を集め続けられる。」「普段から体を動かしていたり、素地がある人だったら特別な練習をしていなくても数キロ程度なら走れるはず。とすると、予定外の飛び入り参加もあり得る。テレビ的にいえば、実にオイシイ展開」だと説明しています。
新たにこうした話も出てきている今年の『24時間テレビ』なのですが、これに対してネット上では、
- リレーだと、マラソンを1人でやってその人が何かをやりとげた、という大前提が無くなっちゃうけど、それでいいの?
- もう、番組やめればいいのに。テレビ的においしいってさ、初期の番組主旨とかけ離れてるじゃないか。始まった当時は、まだボランティアやチャリティーはなかなかなかったが、番組の影響力で、十分浸透してるし。それでも、止めないのは、お金になるからでしょうね。
- 多分そんなことになると思ってた。当日いきなり100キロ走れとかって、チャリティー以前にいじめだろ。
- マラソンもだけど、この番組自体をなくしてほしい
- やめるのが一番。チャリティーとマラソンになんの関係があるのか分からん
- 日中は36℃、アスファルトの照り返しで40℃以上の体感だろう。マラソンは冬やるもんだよ。今時部活だって、炎天下同じことさせてたら問題になるよ。誰もやりたがってないのに無理させて、何が感動なの?
- 意味ねーwもうやめちまえよぜんぶ
- まず船越をスタートさせて、その後を松居がベントレーで追いかける。捕まったら離婚はなし
- 昔、紳助が司会の27時間テレビでやってたな 日テレがフジをパクるのかよ 日テレももう終わりかもね
- 内村光良→出川哲朗→宮川大輔→手越祐也→森三中の3人→ミヤゾン→イモトアヤコ→手越祐也がイモトに挿入でゴール これなら20%超える
- 感動ポルノじゃなんじゃさんざん言われてんだからもうやめちまえよこんなコンテンツ 馬鹿じゃねえの
などのコメントが寄せられています。
ネット上でも指摘されているのですが、リレー形式で走るというのは7年前の2010年に『FNS26時間テレビ』(フジテレビ系)で行った企画「ヘキサゴンファミリー 24時間駅伝~絆~」と同じです。
この企画は、当時『クイズ!ヘキサゴンII』に出演していたつるの剛士さん、小島よしおさん、波田陽区さん、崎本大海さん、品川庄司・庄司智春さん、矢口真里さん、里田まいさん、FUJIWARA・藤本敏史さん、misonoさん、上地雄輔さん、山田親太朗さんがタスキリレーし、箱根駅伝と同じ合計211kmを完走するという内容でした。
この企画は『24時間テレビ』を意識したものだったわけですが、わざわざリレー形式に変更してまでマラソンを続ける必要は無いという声が圧倒的多数となっています。
『24時間テレビ』は2005年に過去最高となる平均視聴率19.0%を記録し、その後も約16~18%の数字を記録していたものの、2015年と2016年は15.4%でした。
それに比例して募金額も減少しており、東日本大震災があった2011年に過去最高額となる19億8641万4,252円を集めましたが、2014年以降は10億円を切り、2015年は約8.6億円、2016年は8.9億円でした。
こうした数字の低迷がランナー発表の方法などを変更した理由なのかもしれませんが、視聴者はマラソンを含めて偽善と感じるような企画・演出、出演者たちの高額なギャラなど、根本的な部分を疑問視する声が多く上がっていることから、数字を上げるためには大きなテコ入れを行う必要があるのかもしれないですね。