フジテレビ系の情報バラエティ番組『超潜入!リアルスコープハイパー』は2010年に23時台のバラエティ枠でスタートし、夜遅い時間にもかかわらず視聴率を10%近く獲得していたため、2011年4月からは土曜日の19時台に格上げされました。
しかし、最近の視聴率を見ると7~8%と低下していることから今春の改編期に打ち切られるのではないかと「東スポ」が伝えています。
視聴率低下についてフジテレビ関係者は記事内で番組MCのアナウンサーが「カトパン」こと加藤綾子アナ(29)から「ミカパン」こと三上真奈アナ(25)に交代したことを理由にあげており、「局内でも評判が悪いミカパンに変わったことでスタッフの士気も下がり、単調な内容になってしまったのかも知れない」と推測しています。
他にも、昨年10月から日曜日の20時台に放送されているアンジャッシュの渡部建さんと、フリーアナウンサーの田中みな実さんがMCの情報バラエティ番組『ニュースな晩餐会』についても、低視聴率によってスタッフが総入れ替えされるそうですが、こうした動きには土曜日の20時台に放送されているバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』に対する警告の意味もあるようで、ここ最近数字が低迷している同番組の打ち切りも見据えてのことだと前出のフジ関係者は語っています。
これにネットでは、
- リアルスコープの鉄道とか乗り物の特集は面白いので終わるのは残念だな…。
- リアルスコープは、テレ朝の企業紹介番組が終わったので解る様に、視聴者に飽きられただけでしょ。それを女子アナのせいにしてるとしたら、何の番組作っても視聴率なんて取れないよ!!
- 裏の『イッテQ』が強い以上、『ニュースな晩餐会』が苦戦するのは皆わかっていた。『リアルスコープ』は、役目を終えたと見ていいのかな。いずれにせよ、フジテレビの迷走はまだ続きそうだね。
- 最近のフジTVはダメになったら、すぐ打ち切りにして新しい番組にすればいいと安易に考えすぎている。番組自体は新しくなっても、結局は中身が変わらなかったりしているので、もっと別の方向で考えないと現状からの脱却はムリ。
- めちゃイケも昔は日本一周とか鉄板だったのに、、、ガリタ嫌いじゃないけど中嶋の方が面白かった
などのコメントがありました。
『超潜入!リアルスコープハイパー』は23時台に放送されていた時台から視聴していた番組であることや、普段見ることが出来ない会社の内部や情報を知ることが出来る貴重な番組であったため、終了してしまうのは残念なところですが、マンネリ化してきたなと感じる部分があり、実際に数字も下がってしまっているためこれもしょうがないことなのでしょうかね…。
その一方で、『ニュースな晩餐会』に関してはスタッフの総入れ替えと、番組内容をリニューアルして視聴率アップを狙うようですが、同時間帯に日本テレビ系で放送されているバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』は、平均視聴率20%前後の高視聴率を記録しているため、番組内容をリニューアルしたところでそこまで数字に変化は無いような気がします。
そして、この2番組に手を加えたのは『めちゃ×2イケてるッ!』に対する最終通告のようなものとのことですが、昨年12月に放送されたAKB48メンバーに対するドッキリスペシャルの平均視聴率はわずか12.5%となっており、以前に比べて面白い企画が放送されることもほとんど無くなっているため、数年以内に打ち切りとなる可能性もあるかもしれませんが、現在のフジテレビが制作する後番組に期待は出来ないため、これから視聴率の上昇を目指して打ち切りだけは免れてほしいものですね。