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相棒 劇場版IVの興行収入にも影響? シーズン15にミッチーと六角精児を投入も視聴率変わらず、人気低迷が露呈し…

『相棒15』第13・14話、及川光博と六角精児登場も視聴率伸びず…テレビ朝日が話題作りも『劇場4』興行成績ダウン?

2002年に連続ドラマ化され、テレビ朝日のキラーコンテンツとなっている人気刑事ドラマ『相棒』シリーズの視聴率が徐々に下がってきており、昨年10月よりスタートした『相棒season15』の第13話と第14話には、2代目相棒役を演じた及川光博さん、『season14』までレギュラー出演していた六角精児さんを出演させたものの、ほとんど効果を得られなかったようです。

11日から『相棒 -劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』が公開されるにあたり、1日放送の第13話、8日放送の第14話は映画にも繋がる展開の前後編で、及川さんと六角さんが再び登場するということで相棒ファンの間では注目を集めていました。

<↓の画像は、『劇場版4』の出演者>

(左上から時計回りに、及川光博さん、水谷豊さん、反町隆史さん、北村一輝さん、鹿賀丈史さん、山口まゆさん、仲間由紀恵さん、石坂浩二さん)

そして、1日に放送された13話の平均視聴率は14.6%(関東地区)を記録し、1月18日に放送された第12話の13.3%から、1.3%上昇となったのですが、これは同11日放送分の第11話と変わらない数字でした。

年明け1発目に元旦スペシャルとして放送された第10話は17.3%を記録し、今シーズンの中では最高の数字となっていたのですが、以前のような勢いが無くなっています。

『相棒』シリーズでは、寺脇康文さんが『season1』~『season7』の第9話まで初代相棒を務め、2代目相棒の及川さんは『season7』の最終話~『season10』、3代目相棒の成宮寛貴さんは『season11』~『season13』、『season14』からは反町隆史さんが4代目相棒を務めているのですが、反町さんにバトンタッチしてから大きく数字を下げており、『season13』の全19話の期間平均視聴率は17.4%だったのに対して、『season14』の全20話の期間平均は15.3%と2%以上もダウンしています。

そうした状況にある中で11日には『劇場版4』の公開がスタートし、第13話と第14話には、相棒ファンから人気が高い及川さんと六角さんを登場させたのですが、15%にも届かないという残念な結果に終わり、劇場版にも心配の声が上がっています。

テレビ朝日側も危機感を抱いているのか、劇場版の公開を記念して公式スピンオフドラマ『裏相棒』を8年ぶりに復活させることを3日に発表しており、6日から10日にかけて『裏相棒3』を放送しています。

さらに、4日には劇場版2作目の『相棒-劇場版II-警視庁占拠!特命係の一番長い夜』(2010年公開、累計興行収入31.8億円)を放送し、12日には劇場版1作目『相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km』(2008年公開、累計興行収入44.4億円)を放送。

ちなみに、4日放送の劇場版2の平均視聴率は13.5%(関東地区)だったのですが、2012年5月に同作が地上波初放送された際には19.1%を記録しており、2度目の放送ということもあり5.6%ダウンしています。

明らかに数字が下がってはいるものの、他局で放送されているドラマよりも高い数字を記録しているのは確かで、根強いファンはいるのですが、ドラマと同様に劇場版もコケてしまうのか、それとも2014年公開の前作『相棒 -劇場版III- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ』で記録した累計興行収入21.2億円を超えるのか注目したいところですね。

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