今年4月からフジテレビ系でスタートした生放送の音楽番組『水曜歌謡祭』が2日に最終回を迎えたのですが、番組をリニューアルして金曜日の23時30分から新たな音楽番組がスタートすることが明らかとなりました。
これは2日に放送された番組のエンディングで発表されたもので、番組のリニューアルとともに、年末恒例の大型番組『FNS歌謡祭』は今年2日間にわたって7時間超えで放送されることも発表。
また、新番組と今年の『FNS歌謡祭』で司会を務めるのは、『水曜歌謡祭』で司会を務めたアンジャッシュの渡部建さんと歌手の森高千里さんということも発表されました。
これにネットでは、
- 全面リニューアルでもしなきゃ爆死し続けると思う
- 結局僕らの音楽になるのかよ…僕らの音楽潰さなきゃ良かっただけだろ
- 何がしたいんだよ。迷走しまくってるな
- 結局ゴールデンタイムだと視聴率が取れないから、深夜に移行するのか。また打ち切りになるんだろうな
- 今の時間よりは深夜の方が見やすいかもしれないけど、西内まりやが同じような時間で司会してた歌番組も視聴率は取れてなかったじゃない…フジテレビは全く学習しないんだな。だらかいつになっても視聴率が獲れないんだろ
などのコメントがありました。
ひっそりと最終回を迎えた『水曜歌謡祭』ですが、番組内容に大きな問題があり、初回の2時間スペシャルは平均視聴率7.3%と振るわず、その後もゴールデン帯の番組にもかかわらず視聴率が5%前後で推移しており、今年6月には自己最低となる3.8%という数字を記録していたため、終了は当然の結果でしょう。
そして、8月に東スポが報じていたように金曜の深夜枠へ降格することが今回発表されましたが、渡部さんと森高さんが引き続き新番組で司会を務めるだけでなく、『FNS歌謡祭』でも司会を務めるというのは心配なところで、今年7月に放送された『FNSうたの夏まつり』でお2人が司会を務めたところ、過去最低の視聴率となる13.3%という結果となり、これまで同番組の司会を務めていたSMAPの草彅剛さんに戻してほしいという声が殺到しました。
同番組はフジテレビの亀山千広社長の肝いりでスタートした番組で、森高さんを起用したのも現場の強い意向があったことから実現したそうなので、そう簡単に切ることは出来ないのかもしれないのですが、番組の内容をリニューアルするだけでなく司会者も変更することが必要なのではないでしょうかね。