アンガールズ・田中卓志さん(たなか・たくし 46歳)が、MCを務めるクイズバラエティ番組『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系 日曜21時)が24日からスタートし、初回は19時から3時間スペシャルとして放送されるも低視聴率だったことや、番組の内容に対して「めちゃイケのパクリ」との指摘が相次いでいたことをニュースサイト『サイゾーウーマン』などが報じています。
アンガールズ田中卓志さんが初めて、ゴールデン帯(19~22時)のMCを務める新番組『呼び出し先生タナカ』は、「勉強と笑いを融合したお笑い教育“一斉テスト”バラエティ」で、人気芸能人たちが小・中学校レベルの学力・実技試験に挑戦し、恥ずかしい誤答を田中さんが紹介していきながら、テストの結果を順位ごとに発表していくという内容になっています。
<↓の画像が、先生(MC)役を務めるアンガールズ田中卓志さんの写真>
24日放送の初回には、タレント・モデルのトラウデン直美さん、“ゆうちゃみ”こと古川優奈さん、元HKT48の村重杏奈さん、お笑いコンビ『宮下草薙』のボケ担当・草薙航基さん、俳優の小宮璃央さん、三浦獠太さん、元AKB48の峯岸みなみさん、野呂佳代さん、元国会議員の宮崎謙介さん、タレントの三田寛子さん、野々村真さん等が生徒役で登場しました。
<↓の画像は、生徒役で試験を受けたタレントたちの写真>
この番組は、かつて『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)で定期的に放送していた人気企画「抜き打ちテスト」シリーズと内容がほぼ同じで、サイゾーウーマン等によれば番組視聴者からは、
- 既視感ハンパない
- めちゃイケのパクリ
- 全員空回りしてた
- わざとバカな解答しといて『へ?』みたいな顔するの寒い
- 田中が司会じゃ弱すぎ。やっぱり岡村のイジリが神がかってた
- 田中の“やらされてる感”が強くて見ていられない
- やってることは一緒なのに、MCが変わるとこんなにつまらない番組になるんだ…
- めちゃイケメンバーを集めて、復活スペシャルを放送したほうがよかった
などと、番組の内容や田中卓志さんの司会ぶりに厳しい声が噴出していたとしています。
このように批判が相次いでいたことに加えて、番組の平均世帯視聴率は6.2%と微妙な結果だったとのことです。
呼び出し先生タナカの総合演出は、めちゃイケのディレクターだった日置祐貴さんが担当しているほか、チーフディレクターだった松本泰治さん等も制作陣に名を連ねており、めちゃイケのスタッフも関与していることで、このような丸パクリ番組が生まれたものとみられます。
めちゃイケの人気シリーズだった抜き打ちテストは20回ほど放送され、20%以上の視聴率を記録する回もありましたが、この企画は抜き打ちでたまにやるから面白いのであって、ほとんど変わらない内容で出演者を変え、レギュラー化するというのは素人でも疑問を抱きます。
ちなみに、フジテレビの中村百合子編成部長は同番組について、「もう企画が面白い。骨格が明確で、番組の顔つきがはっきりしているということが、企画書・制作スタッフから伝わってきます。(中略)しっかり日曜9時の激戦区で戦っていけると強く自信を持って送り出していけると思っております」
と、自信満々のコメントをしていました。
しかし、番組の視聴者からは、MCの交代などで面白みに欠ける内容になっているとして批判の声が相次ぎ、初回から平均世帯視聴率は6.2%というコケっぷりで、この番組もまた短命に終わりそうな気がしますが、果たして今後どうなるでしょうかね…。