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千鳥と山崎育三郎が出演番組・どエライさん放送終了へ。もしズレに続く爆死、SMAP×SMAPの枠が固定せず…

『世界の村のどエライさん』打ち切り終了。理由は低視聴率、スマスマの呪い説も? フジテレビの番組大コケで苦戦続く

バラエティ番組『世界の村のどエライさん』(フジテレビ系 月曜22時)が、9月をもって打ち切り終了となることを『東京スポーツ』(東スポ)が報じています。

『世界の村のどエライさん』は、2016年12月をもって終了した『SMAP×SMAP』(通称:スマスマ)と同じ枠で放送されており、『スマスマ』の後番組『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?』が1年足らずで打ち切り終了を迎えたことを受けて、今年1月から新たにスタートしました。

番組のMCは、俳優の山崎育三郎さん、お笑いコンビ『千鳥』の大悟さん、ノブさん、フリーの高見侑里アナウンサーが務め、世界各地の村で幸せに生活する村人や、村人の幸せな生活を守る「どエライさん」を取材し、その模様を放送するといった内容となっています。

かなり既視感のある内容で、これといった特長なども無いことから番組放送開始前より、視聴率が獲れずに即打ち切られるだろうと予想する声が上がっていたのですが、その予想は見事に的中する結果になっています。

初回平均視聴率は4.1%、第2回は3.3%、第3回は4.5%、第4回は3.9%、第5回は自己最低の2.1%を記録し、その後も3~4%台で推移しています。

<↓の画像は、『世界の村のどエライさん』出演者の写真>

(左から千鳥の大悟さん、ノブさん、山崎育三郎さん、高見侑里アナ)

このようにあまりにも視聴率が低いため、3月9日放送の『金曜★ロンドンハーツ』(テレビ朝日系 金曜21時)に千鳥の2人が出演すると、事務所の先輩であるFUJIWARA・藤本敏史さんは「『世界の村のどエライさん』がすごいですもん」、有吉弘行さんからは「凄い人気だって聞いている」とイジられ、これに対して千鳥ノブさんは「まず見ないやろ」「誰も見ないよ!」と自虐的なツッコミを入れ、その後も「見ないからやろう、今、なあ。どうすんのや?」と番組の低視聴率を嘆いていました。

こうした自虐ネタで多少の注目を集めた『世界の村のどエライさん』ですが、その後も視聴率は上向くこと無く5%以下の数字で推移していた結果、9月に打ち切り終了となることが決定したといいます。

なお、後番組もバラエティ番組になると見られているそうです。

東スポによると、『スマスマ』の後番組としてスタートした『もしかしてズレてる?』に続き、『世界の村のどエライさん』も短命に終わることになったため、フジテレビ内では「“スマスマの呪い”では!?」という声も上がっているとのことです。

そして、この記事に対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

『スマスマ』は1996年4月から20年以上にわたって月曜22時台に放送されていた人気番組で、平均視聴率も10%前後で推移していましたが、SMAP解散が決定したことによって2016年12月に終了を迎え、SMAPファンだけでなく多くの視聴者から終了を惜しむ声が上がっていました。

月曜22時台には、日本テレビ系で『しゃべくり007』、テレビ朝日系では『報道ステーション』といった平均視聴率が10%以上で安定している人気番組が放送されており、中途半端な番組では視聴率が獲れないでしょうし、少しでも多くの視聴者を獲得するためには、良質な番組を企画するだけでなく、最初は低視聴率でも辛抱強く放送を続け、固定視聴者を獲得することが必要とも言われています。

『笑っていいとも!』の後番組『バイキング』(平日午前11時55分)が良い例で、31年半にわたって放送された『笑っていいとも!』の枠で2014年4月からスタートし、放送から2年目までは平均視聴率が1%台の日もありましたが、それでも打ち切らずにテコ入れしながら続けた結果、現在では同時間帯トップの視聴率を記録する週も出てきています。

こうした例があるので、とにかく他局の二番煎じと言われないような企画を用意し、視聴者の反応を見ながらテコ入れして続けていくことが重要かと思いますが、今のフジテレビに『スマスマ』を超えるような番組を作る力はなさそうですし、今後しばらく月曜22時台の番組は入れ替わりが続くかもしれないですね。

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