テレビ東京系で2007年10月から放送の人気番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』が、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』というタイトルに変わり、今年1月2日放送分で番組を卒業した太川陽介さん(58)、蛭子能収さん(69)の後任として、俳優・田中要次さん(53)、芥川賞作家・羽田圭佑さん(31)が起用されたことが正式発表されました。
また、番組のナレーションはこれまでと同様にキートン山田さん(71)が務めるのですが、太川さんも新シリーズからナレーションを務めることも発表されています。
<↓の画像は、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』に出演していた蛭子能収さんと太川陽介さんの写真>
新作は25日18時半から放送され、初回はマドンナ(ゲスト)としてタレントのIMALUさん(27)が出演するとのことです。
<↓の画像は、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』出演の羽田圭介さん、田中要次さん、IMALUさん>
田中さんと羽田さんは昨年11月放送の特別編に出演し、元AKB48・SKE48の宮澤佐江さん(26)と共にローカル路線バスの旅に初挑戦していたのですが、見事ゴールを果たしていました。
新シリーズについても、これまでと同様に仕込み・アポ無しとなっており、初回は静岡県伊豆半島下田港からスタートし、3泊4日で愛知県知多半島の先端・師崎港を目指すという旅。
後任に抜擢された田中さんは、「太川さんと蛭子さんの最後の旅を見て、これは本当に大変な役目なのだということを思い知らされました。先人への思い入れが強い視聴者の方々も多いと思われますが、僕と羽田君の新たなコンビネーションも続いて楽しんでいただけたらと願うばかりです」とコメント。
一方の羽田さんは、「テレビ東京の看板番組に自分が出ていいのか?と思った。だが、太川さん・蛭子さんたちから引き継ぐだとか、レギュラーになるというような実感はない。今回がダメだったら、次はない。1回1回の連続に過ぎない。だから、続けたいのであれば、良い旅になるよう、努力しなければならない。事後的に見て、長く続いていれば、御の字なのかもしれない」とコメント。
新シリーズがスタートするにあたり、番組の越山進プロデューサーは「遂に『バス旅Z』として生まれ変わりますが、アポなし&ガチンコ旅の基本路線は変わっていません。ある程度は予想していましたが、思いもよらないトラブルの連続で…特に後半は衝撃の展開になっています。太川&蛭子コンビとはまた違ったドキドキ感が味わえますので、ぜひ最後までお楽しみください」と語っています。
そして、新シリーズのスタートに対してネット上では、
- 太川さんのナレーションが楽しみ。経験しているからこそのツッコミに期待している。
- 国鉄出身の田中さんがバス旅ってある意味斬新。固定ファンが付くまで時間がかかるかもだけど、応援しています!
- 蛭子さんの印象が強烈だったからなぁ。あれ以上超えるのはなかなか難しいけど、また違う面白さを期待しています。
- 以前スペシャル見たけど、田中さんが結構適当で頼りない、羽田さんがしっかりしてて太川さんタイプ。
- 凄い違和感あるけど、どんな感じなのか放送が楽しみだ。でも、太川さん・蛭子さんのイメージがまだ強いな。
- このバスの旅って、蛭子能収さんのワガママっぷりを楽しむ番組でないの? 海鮮丼が名物って言われてハンバーグ食べたり、旅館嫌だからビジネスホテル泊まりたいって駄々こねたり
- 蛭子、太川コンビで終わりにすべきだった
- もう路線バス行きつくして、行けるところがないって言ってたのにまたやるのか…
- 田中さんは別にいいけど、他の人はどうだろう?この番組はマドンナが若い女の子じゃないところがいいんだよね。でもIMALUは違くない?
などのコメントが寄せられています。
同番組は、他局も魅力的な番組を放送している土曜18時半~21時というゴールデン帯に放送されながらも、平均視聴率が10%を超えることが多く、同局の看板番組の一つとなりました。
高視聴率だった要因は、太川さんと蛭子さんのコンビが絶妙だったことにあり、蛭子さんのワガママっぷりなどが見どころの1つだったことから、2人が卒業した後の新シリーズは少し心配ではあるのですが、昨年11月26日放送の特別編は平均視聴率8.6%で、レギュラー放送とほぼ変わらない数字となっていました。
しかし、やはり視聴者からは太川さんと蛭子さんコンビの方が良いという声が多く、今後視聴率が低下していくという恐れもありますが、2人がこれからどのようなやり取りを見せていくのか楽しみですし、新シリーズで新たな番組の魅力を生み出していってほしいと思います。