『サン!シャイン』打ち切り終了。理由は視聴率低迷とフジテレビのスポンサー離れか。後番組無しで経費削減へ

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サン!シャイン

『めざまし8』の後番組として、3月末からスタートした『サン!シャイン』(フジテレビ系 平日午前8時14分~9時50分)が、来年3月で終了することを『サンケイスポーツ』など複数のスポーツ紙が報じています。

各報道によると、わずか1年で打ち切り終了が決定した理由は「視聴率低迷」で、視聴者目線の番組内容を高評価する声は多かったものの、スタート当初から視聴率獲得に苦戦し、平均世帯視聴率は2~3%台で推移を続け、今月2日も3.2%となっていました。

『スポーツニッポン』の取材にフジテレビ関係者は、「日々工夫をしていたものの結果が結びつかなかった。帯番組の終了を1年で決断するのは早いが、やむを得ない」と話したとしています。

早期打ち切りの背景にはフジテレビのスポンサー離れもあり、コストカットのため新番組は立ち上げずに、『めざましテレビ』(平日午前5時25分~8時14分)と『ノンストップ!』(同9時50分~11時30分)の放送枠を調整し、穴埋めする形になるそうです。

なお、今日放送の番組内で打ち切り終了報道には触れず、フジテレビは現時点で番組終了を発表していません。

そして、『サン!シャイン』の打ち切り報道を受けてネット上では、

  • めざまし8が圧倒的に良かったのに、どうして改悪したのか?
  • めざまし8好きだったのに、武田鉄矢、佐々木で見なくなった
  • 朝から武田鉄矢とか雲隠れしていた女性アナウンサーとかは見たくない。気分が滅入る。
  • 杉村太蔵、武田鉄矢、これでダメな感じ。朝からというかいつでもみたくない面々
  • ひらけ!ポンキッキの再放送で良いよ
  • その前にぽかぽかなんとかしたら
  • 谷原にとってイメージ悪くしただけだったんじゃないのこれ
  • 日テレの時間割に合わせるのか まあめざましは人気あるんだろうから時間延ばしたいよね アナウンサーだけだし
  • 時々MCの的外れな発言、何より朝から変な出演者コメンテーター達。武田鉄矢と泉ピン子の朝から騒動で終わりを感じた。

などの声が上がっています。

1994年から放送の『めざましテレビ』は視聴率が好調で、2024年度(2024年4月~2025年3月)の世帯視聴率は7.5%、個人視聴率は4.1%、コア視聴率(13~49歳の個人視聴率)は3.5%を記録し、世帯・個人ともに2018年度から7年連続で民放同時間帯1位、コア視聴率は初の1位を獲得して3冠を達成しています。

一方で、8時以降の番組は視聴率が伸び悩んでおり、2021年に『情報プレゼンター とくダネ!』を終了して『めざまし8』がスタートするも民放3位の状況が続き、今年3月から高齢の視聴者もターゲットにした『サン!シャイン』がスタートしましたが、これが見事な大失敗となっていました。

平日8時以降は高齢の視聴者が多いことから、“後期高齢者の代表”として俳優・武田鉄矢さんをスペシャルキャスターに起用し、同年代からの支持獲得を目指すとのことでしたが、武田さんは『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演していたころから、世間の感覚とはズレた発言で度々炎上しており、『サン!シャイン』でも何度か炎上していました。

『めざまし8』から引き続き司会に起用された谷原章介さんもズレた発言や、知識不足が露呈して炎上することも珍しくなかったほか、9月末から加入した『とくダネ!』の元サブMC・佐々木恭子アナウンサーも不評でした。

こうして『サン!シャイン』の視聴率は『めざまし8』よりも1%ほど低い状態が続き、その後放送の『ぽかぽか』、『旬感LIVE とれたてっ!』、『Live News イット!』も視聴率が大コケしており、この悪い流れを変えることも目的に『サン!シャイン』の終了を決定したと考えられます。

各報道によれば、新番組は作らずに『めざましテレビ』と『ノンストップ!』の放送枠を調整するとのことですが、それによって8~9時台の視聴率アップに繋がるのか、午後の番組に好影響を与えるのか否かに注目したいですね。

参照元
  • https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/12/04/kiji/20251203s00041000422000c.html
  • https://encount.press/archives/902304/
  • https://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/20250382.html
  • https://www.oricon.co.jp/news/2377656/full/
  • https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/01/06/articles/20250105s00041000126000c.html
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