人気お笑いコンビ「フットボールアワー」のツッコミ担当・後藤輝基さん(40)と、フリーアナウンサーの羽鳥慎一アナ(44)がMCを務めている人気バラエティ番組『あのニュースで得する人損する人』(日本テレビ系)で、ニートとして紹介された男性が実際にはニートではないことが明らかとなり、ネット上で批判が殺到しているようです。
批判が寄せられているのは7日放送分で、この日番組内では現在社会問題となっている働かず求職活動も行っていないニートが高齢化しているという問題が取り上げられ、56歳になるニートの息子と79歳の母親が登場しました。
そして、ニートの息子が母親の年金を頼りに生活をしていることや、母親に頼まれた買い物で自分が食べたいおやつを買っていること、おつりを返さないことを明らかにされ、更にこの息子が芸人を目指していることも紹介されていたのですが、ネット上では、この息子と母親は吉本興業に所属するお笑いコンビ「OPNU」(おーぴーえぬゆー)だとすぐさま特定され、炎上状態となってしまったようです。
(↓の画像が、お笑いコンビ・OPNUの写真)
(↓の画像は、7日に放送された番組のキャプチャー写真)
これにネットでは、
- まあロクに売れてないわけで事実と大差ないだろう
- この番組見てたけど、なんかヤラセっぽかったったから途中で番組変えたけど、やっぱりね。。。
- 芸人なんてニートみたいなもんやし、いんじゃないの
- 演出っぽい感じはしたけど、もっとバレないようにやれよ
- テレビで出てくる素人って大体どこかの事務所か劇団に所属してる
などのコメントがありました。
今回批判が殺到することになった「OPNU」についてですが、母親の小春桂子さん(79)がボケを担当し、息子の小春誠治さん(56)がツッコミを担当、吉本興業のタレント養成所の東京校である「東京NSC」の20期生で、自己紹介を見てみると、母親はNSCの卒業生の中では最高齢とのことです。
- お笑いコンビ・OPNUのネタ動画(YouTube)
そして、これまでに舞台の他に、『また明日会いましょう』、『私の青へ』、『Ceremony』、『親父んち』、『同窓会』、『口裂け女リターンズ』、『トーキョーライブ』、『相葉マナブ』、『壇蜜の日本語ニュース』、『ももクロchan』、『人間観察モニタリング』、『スーパーJチャンネル』、『強制帰国』、『がんばれ!プアーズ』、『ぶっちゃけカミングアウトTV』、『ザ・世界仰天ニュース』、『歌う苦労人』、SMAPの『JOY』のPV、CM『ダービーグランプリ』、『ジャパネットタカタ』、『たけしのみんなの健康医学』等の映画やテレビ番組に数多く出演しているようです。
番組が取材を行った時点でニートであればまだ許せる話なのですが、昨年すでにNSCに通っており、日本テレビ側もそれを分かっていてお2人を番組に出演させたのは明らかなため、批判が殺到するのも当然でしょう。
日本テレビは、上重聡アナの利益供与問題など様々なトラブルが発生し、視聴者からの評価を下げている状況にありますが、今回の件に対してはどのような対応を取るのでしょうか。