女優の柴咲コウさん(33)が初めて単独主演を務めた連続ドラマ『〇〇妻(まるまるづま)』(日本テレビ系)が18日に最終回を迎え、関東地区での平均視聴率が14.7%だったことが明らかとなりました。
ちなみに、初回平均視聴率は14.4%、第2話は15.2%、第3話は13.9%、第4話は15.2%、第5話は14.7%、第6話は13.3%、第7話は14.3%、第8話は12.9%、第9話は13.9%、そして最終回が14.7%で全10話の期間平均視聴率は14.3%で、水谷豊さんが主演の『相棒season13』の17.4%、沢村一樹さんが主演の『DOCTORS 3 最強の名医』の14.4%に次ぐ今期3番目に高い数字を獲得したドラマとなりました。
しかし、肝心の最終回で柴咲さん演じるひかりが死んでしまうというオチに視聴者からは「終わり方が雑すぎる」「最終回だけ、学芸会みたいだった」「今までの意味不明なエピソードが、何ひとつ回収されてない」「今まで見た中で、一番最低なドラマ」などの批判が殺到。
更には『〇〇妻』というタイトルの“〇〇”に入る言葉が最後まで分からず終いで、「結局、○○には何が入るの? 最終回まで見たのに、何もわからなかった」「死亡妻? 幽霊妻?」と多くの方が不満に感じているようで厳しいコメントが多数寄せられています。
これにネットでは、
- この流れだとデッドエンド以外ないな…と、階段落ちの辺りから感じてた。どんだけひかりをいたぶれば気が済むのか、あんまりな展開にイライラして終わり、後味の悪さにモヤモヤ。最後くらいバカバカしいぐらいのハッピーエンドで良かったのに…。見なきゃ良かった…と心底思いました。
- やはり亡くなる結末でしたね。この脚本家って、ハッピーエンドが嫌いで○○妻と視聴者に問題提起してるのか知れないが、本当に変化が無いワンバターン!結末が見え見え、次回作からは見ない。結末が本当に薄っぺら!!
- 遊川脚本なので予想外の結末になるだろうとは思っていましたが…。あれは想定の範囲内にあった予想外でした。びっくりもしない上に後味悪いし。予想外でなくていいからハッピーエンドがよかったです。相棒の最終回で、モヤモヤしたまま見始めて、○○妻の最終回でさらにモヤモヤ(涙)
- ハッピーエンドになって欲しかった…なんで死んじゃうかなー!特に正純さんが駆けつけた時の悲しさ…なんだかな。家政婦のミタはスッキリした記憶が。今回はモヤモヤ。
- 最後までよく分からないドラマだった。きちんと償ったから幸せになっても良いみたいなこと散々言っといて、結局ころされるって…結局幸せになれないと言いたいのか??
などのコメントがありました。
遊川さんの作品であることから、ハッピーエンドのラストにはならないことをある程度覚悟していた方も多かったようですが、柴咲さん演じるひかりが亡くなるにしても不良高校生にカラまれ、その結果亡くなってしまうというのはあまりにも酷すぎる展開で、視聴者のことを馬鹿にしているとも思えるようなラストなので批判が殺到するのも当然です。
これは夏菜さんが主演を務めたNHKの朝ドラ『純と愛』と同じようなバッドエンドで、遊川さんの作品が2作続けて誰も幸せになれない不満の残る終わり方をしており、次回作は大コケする可能性が高いでしょうね。