お笑いコンビ・Wコロンとして活動していたものの、今年4月にコンビを解散して現在はピン芸人として活動しているねづっちさん(本名=根津俊弘 40歳)が、格闘家デビューすることが明らかとなりました。
格闘技団体「キングダムエルガイツ」(東京・多摩市)が、ねづっちさんと最大2試合の格闘技戦を行う正式出場契約を結んだことを発表し明らかとなったもので、プレスリリースには、ねづっちさんが格闘家としてイベントに出演すること、リアルファイト(真剣勝負)を厳守とすることが契約事項として記されています。
ねづっちさんのデビュー戦は、11月2日に東京・立川コロッセオにて開催される「お笑い!バーリトゥード」を予定しており、同大会はお笑いと格闘技をクロスさせるというテーマとなっており、お笑い芸人が真剣に格闘技戦を行い、格闘家は金網内で真剣にお笑いを行うことが基本のコンセプトになっているとのこと。
ねづっちさんは高校時代に柔道部に所属しており、柔道三段の腕前で、身長は182センチ、体重は80キロ。
2011年に放送されたバラエティ番組『炎の体育会TV』(TBS系)にて、北京オリンピック柔道70kg級銅メダリストで、現在は総合格闘技のUFC女子バンタム級王者である“世界最強女王”ことロンダ・ラウジーさん(28)と柔道対決をしており、背負い投げによって一本負けてしまったものの、挑戦した3人の芸人の中で最も健闘していました。
そして、ネット上でねづっちさんが格闘家デビューすることに対しての反応を見てみると、
- 素人よりは強いけどプロじゃ最弱だ。柔道3段じゃたいしたことない。
- 元相方の木曽さんちゅうと闘えよ
- ゴージャス松野と被るな
- この手のタイプは色々見てきたつもりだけど、本業が危うくなると何故か格闘方面へ路線変更して注目を集めようとするのはお決まりなのだろうか。
- 芸人だから何をしてもよいとは思うけど、格闘技に命をかけて真剣に突き詰めてる人達が見たら、愚弄してるのかと思うんではないかね。本業のほうをもっと頑張ったらいいんじゃないですかね
などのコメントが寄せられています。
ピン芸人として頑張っているものだと思いましたが、一時ブームとなった即興謎かけも完全に飽きられてしまい、ピンで活躍するのは難しく、格闘家デビューして話題作りをしようということなのでしょうか。
芸人やタレントが格闘家やプロレスデビューするといったことはよくあり、最近では“ビッグダディ”こと林下清志さんと元妻の美奈子さん、LiLiCoさんがデビューし、過去には和泉元彌さん、ボビー・オロゴンさん、金子賢さん、泰葉さん、羽賀研二さん、レイザーラモンHGさん等がデビューをしましたが、一時的に話題になるだけで、イロモノ扱いされるだけでなく、落ち目というイメージも付いてしまいますが、それほどねづっちさんは追い込まれている状態なのでしょうかね…。