今年結成・デビュー20周年を迎えた『NEWS』のメンバーで、作家としても活躍している加藤シゲアキさん(本名=加藤成亮 36歳)が、全国ツアーのライブで“NGリスト”をネタにする場面があったほか、“まっすー”こと増田貴久さんが「ジャニーズ魂は永久に不滅」などとジャニーズ愛を爆発させ、ファン等の間で波紋を広げているようです。
週刊誌『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』によると、ジャニーズ事務所が『SMILE-UP.(スマイルアップ)』に社名変更前の今月9日、20周年記念ライブツアー中のNEWSは横浜アリーナでライブを行い、この日は『KAT-TUN』の中丸雄一さんが観に来ていたそうです。
ライブ中に中丸雄一さんを紹介する流れになった際に加藤シゲアキさんは、「中丸くんの名前出していいの?」「“NGリスト”に入ってない?」などと語り、この1週間前に行われたジャニーズ事務所の会見で勃発した質問NG記者リストを絡めたイジり、ボケをかましていたとのことです。
増田貴久さんは15日の広島グリーンアリーナ公演で、「ジャニーズ生まれ・ジャニーズ育ち」だと宣言し、「ジャニーズ魂は永久に不滅」とも叫んだり、これらの発言がネットニュースで取り上げられることを望む発言もあったそうです。
<↓の画像左が増田貴久さん、右が加藤シゲアキさん>
増田貴久さんがジャニーズ愛を爆発させていた背景についてフライデーは、「増田は3人の中で最もベテランで、小学6年生だった1998年に事務所に入所している。人生の半分以上をジャニーズで過ごした彼だからこそ、複雑な思いを吐露したのかも」
と推測しているのですが、NEWSメンバーの発言に対してネット上では、
- ちやほや忖度される事しか知らない人たちにそんな意識求めるほうが無理な話
- いくらタレントに罪はなくてもこんなことやってると同じ側だと見られてしまう。。世の中をなめてる。
- そもそもKYだからなぁ ゴチ、一気に転落してクビにならなきゃいいけども。
- こんなものでしょう。少年からアイドルをやっていたら世の中の事は二の次で人気を気にする。
しかし、大人になり常識が身につき、今のジャニーズに対する上での世間での関心を鑑みると、分かってないなと思わざるを得ない。 - 掘られてデビューして成功してる側から言わせれば掘られて売れたんだから、拒否したお前らが悪いんだろう、妬みつらみで被害者ぶるのやめろよって事なんでしょう、むしろ掘られてラッキーくらいなんじゃない?
- 社名変更したところで実態が変わるはずがないということをタレント自らが示しているようなものですね
タレントに危機感を感じないところを見るに、嵐が過ぎるのを待っているのは、事務所とマスメディアだということがよく解ります
などの声が上がっており、物議を醸しています。
ジャニーズ事務所側は質問NG記者リストについて、会見の運営を委託した『FTIコンサルティング』が勝手に作成して共有していたものとし、ジャニーズ側はリストの作成や共有には一切関与していないと否定しましたが、このリストを巡って大炎上騒動に発展している中で、コンサートでネタに使うというのは問題に対する意識の低さを感じます。
NGリストの件については、中丸雄一さんや『WEST.』(旧・ジャニーズWEST)の中間淳太さん等も情報番組で言及しており、中間さんはジャニーズ側も知らなかったでは済まされないなどと語り、一方の中丸さんはあまりにも分かりやすいNGリストに不信感を抱いていると明かしていましたが、番組で思いを語った翌日に加藤シゲアキさんからNGリストに絡めたイジりをされ、果たしてどういった心境だったのでしょうか。
また、事務所側がジャニー喜多川さんの過去の行いを全否定し、完全排除に向けて進む中で、増田貴久さんが「ジャニーズ生まれ・ジャニーズ育ち」「ジャニーズ魂は永久に不滅」などと声高に宣言するというのもちょっと理解できない、今このタイミングで言うべきではないことだと正直思います。
ジャニーズ事務所に対する感謝や愛情などはタレントそれぞれにあり、ジャニー喜多川さんに対する感情に関しても異なりますし、増田貴久さんがジャニーズ愛を宣言するのも本人の自由ではあるものの、わざわざこのような発言をする必要はあったのかと思いますが、木村拓哉さんも1回目の会見後にインスタグラムでジャニーさんの座右の銘だった「show must go on!」と綴るなどしていたのですが、所属タレントたちは実際のところ深刻な問題とは捉えていないのかもしれないですね。