『Snow Man』の佐久間大介さん、渡辺翔太さん、阿部亮平さんの3人がそれぞれ今月に入り個人事務所を設立し、事務所の所在地が旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)と同じことでグループは今後独立せず、残留濃厚との見方が強まる中、『KinKi Kids』の堂本剛さんは今後事務所を退所し、独立する可能性が高いことを週刊誌『女性セブン』が報じ注目を集めています。
女性セブンは【堂本剛「彼とはやれない」KinKi Kids涙の分裂】と題して、ジャニー喜多川さんの「スペオキ」(スペシャルお気に入りの略)とも言われていた堂本剛さんが周囲に、「ジャニーさんが亡くなったら事務所を辞める」とかねてから語っていたことや、「最近も独立や退所を視野に入れた身の振り方を周囲に相談しているといいます。関係者も剛さんは“彼(新たなエージェント会社の社長に就任した福田淳氏)とはやれないだろう”とみています」
とのレコード会社関係者の証言を伝えています。
ニュースサイト『ピンズバNEWS(双葉社)』も堂本剛さんの退所、独立説を報じており、芸能プロダクション関係者によれば、KinKi Kidsを可愛がっていたジャニー喜多川さんが亡くなり、さらにCDデビュー後に2人の活動をサポートしていた事務所の元ナンバー2の白波瀬傑・前副社長が、騒動の責任を取る形で副社長を引責辞任し、10月15日付で嘱託社員としての契約も終了して事務所を離れました。
これによってKinKi Kidsは後ろ盾が無くなり、そして旧ジャニーズ事務所が設立する新エージェント会社の社長には、女優・のんさんとエージェント契約を結んでいるコンサルティング会社『スピーディ』の福田淳社長が就任することが決定し、堂本光一さんの今後は不明ながら、堂本剛さんが独立する可能性は高まっているそうです。
芸能プロ関係者はさらに、「芸能関係者の間では『半数くらいのタレントが辞めるのではないか』という話もされています」
とも語り、現時点で残ると見られているタレントは元V6・井ノ原快彦さんのほか、木村拓哉さん、Snow Manぐらいといい、事務所の対応に不満を漏らしている『NEWS』や『嵐』のメンバー、ソロで俳優・タレントとして活躍している風間俊介さんも独立が有力視されているとしています。
また、業界関係者の間では、旧ジャニーズJr.(現ジュニア)からも大量の退所者が出るのではと見られているといいます。
旧ジャニーズJr.たちもジャニー喜多川さんの性加害問題の影響を受けており、関西の『Aぇ!group』はデビューが延期になったとの説もあるほか、デビュー目前とも囁かれていた『HiHi Jets』、『美 少年』といった各グループも今後どうなるか不透明な状況にあります。
さらに、旧ジャニーズJr.がメインで出演していた音楽バラエティ番組『ザ少年倶楽部』(NHK)は大幅リニューアルされ、今後はジャニーズJr.以外も出演の番組となり、テレビへの出演機会がさらに減少することが濃厚となっていて、こうなってくると事務所に残るメリットはさらに少なくなります。
その一方で、性加害騒動前に事務所を離れた7人組グループ『IMPACTors』改め『IMP.』は、滝沢秀明さんの新事務所『TOBE』に移籍してから早々にデジタルシングルで世界デビューを果たすなど、新たに様々な活動を展開しており、旧ジャニーズ事務所に残っていてもこのまま“飼い殺し”状態が続く可能性も高いだけに、大量離脱が起きたとしても全く不思議ではありません。
これまで事務所を支えてきた人気タレントの相次ぐ離脱や、将来を担う存在の旧ジャニーズJr.からも退所者が相次ぐとなれば新事務所もなかなか厳しいものがありますが、果たして今後どういった流れとなるでしょうかね。