4年前に不倫スキャンダルをスクープされ、旧ジャニーズ事務所を退所した歌手の“マッチ”こと近藤真彦さん(60)の近況を、週刊誌『週刊文春』のWeb版『文春オンライン』が報じ、過去の騒動がまるで無かったかのようになっていると指摘しています。
近藤真彦さんは今年に入って、公益社団法人ACジャパンのCM『往年のアイドル編(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)』に出演したり、『行列のできる相談所』(日本テレビ系)、『ダウンタウンDX』(同)、『踊る!さんま御殿!!』(同)、『うたコン』(NHK)、『テレ東ミュージックフェス2024夏』(テレビ東京系)、『ぽかぽか』(フジテレビ系)、『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(TBS系)など、数多くの番組に出演しています。
そんな近藤真彦さんについて文春オンラインの記事では芸能記者が、「古くから彼を見ている芸能マスコミからすると、どうにも過去のロンダリングに見えるんですよね。」「ここのところの動きを見ると、すっかりあの不倫疑惑はなかったことになってるみたいですね」
と指摘しています。
近藤真彦さんは4年前に、オーダースーツ会社経営の25歳年下の社長(当時31歳)との5年に及ぶ不倫交際を週刊文春に報じられ、この報道を受けて謝罪コメントを出すとともに、芸能活動自粛を発表しました。
<↓の画像が、週刊文春撮影の近藤真彦さんと不倫相手の密会写真>
これにより予定していた40周年ツアーは中止となり、そして謹慎処分が解除される前に突然事務所を辞めたことにより、後輩の東山紀之さんが生放送で痛烈批判していました。
その後、芸能活動と並行して行ってきたカーレース関連の活動を再開、続いて歌手活動も再開してライブを行うなどし、今年に入ってテレビ番組への出演も激増しています。
近藤真彦さんはここ最近、旧ジャニーズ時代の先輩・川﨑麻世さんとテレビ番組で共演する機会が増えており、テレビ局関係者は2人の関係について、近藤さんは過去にインタビューで麻世さんについて「一番お世話になった先輩で、背中を追いかけてきた」と言っていたものの、麻世さんが事務所をクビになった後に、近藤さんが陰口を言っていたとしています。
<↓の画像は、『さんま御殿』で共演した川﨑麻世さんと再婚相手・花音さんとの3ショット写真>
同関係者は当時を振り返り、「俳優志向だった川崎はアメリカ修行に行って舞台の仕事を得たりと、近藤とは違う種類の苦労をした。そして35年前、元妻のカイヤさんとのあいだに子どもができたことがきっかけで、ジャニーズをやめることになったんです。喜多川姉弟が手塩にかけて育てたタレントだったのに、退所の事情はそれなりに深刻だった。その後ですよ、マッチがよく先輩である川崎について陰で厳しいコトを言ってたのは。『何でジャニーズにいられなくなったのに偉そうにしてるんだ』とか、『辞めたのはスキャンダルがきっかけじゃないか』とか。」
と明かしています。
こうして一時は関係があまり良くなかったようですが、2人の距離が縮まった背景については、「結局マッチも“元ジャニーズ”になってみて、川崎の苦労を身をもって知った部分があるんじゃないですかね。過去を知る先輩・後輩同士として、世間的に仲良くしていたほうが仕事はスムーズだということがわかったんでしょう。お互いの還暦祝い、川崎の再婚などにそれぞれの名前があれば華やかでしょ」
と推測しています。
そして、12月に開幕する近藤真彦さんの主演舞台『Thank you very マッチ de SHOW ギンギラ学園物語』でも2人は共演するのですが、芸能事務所関係者は、「最近、近藤さん・川崎さんを含め何人かが居合わせたところで、とある後援者が『色々あったけど、見事に払拭なさいましたね』と言ったそう。そうしたら近藤さんに、『いつ俺たちに色々あったの?』と真顔で返されて気後れしていたそうです。その場の空気が凍ったと」
というエピソードを明かし、過去の件は無かったことにしていたとしています。
この報道を受けてネット上では、
- 不倫して、スッと居なくなってほとぼりが冷めた頃にヘラヘラ出て来て、それを応援する人って。
- この人の代表曲は『愚か者』 タイトル通りの人間性
- まったく、不誠実な男の見本、総合商社だ
- 責任を全部を東山に押し付けて、逃げた卑怯者のイメージしかない
- この方は消えそうで消えない。忘れたころに何気に出てくる。スキャンダルにもめげない。強運の持ち主?
- 4年も前の話を引っ張り出す意味が分からない。不倫なんて夫婦間で話し合いが済めば他人がとやかく言うことじゃないし。
- 不倫疑惑がなかったことのようっていうか、この人にみんなそんな興味ないってことなんじゃ
- 本人が勝手に無かった事にしていますが、私はしっかりと覚えていますよ。けど不倫自体に文句を言うつもりはない。
私が嫌悪感を感じるのは、無かった事にしている事! 元彼女や奥様は今どう思っているか。想像力が欠如していて腹が立つ。 - 稼ぎの良い彼女に趣味のレース資金をちゅーちゅーして、散々お金を巻き上げた後にポイ捨てし、事務所ぐるみで再起の芽を摘もうとする行為は、何十年経っても許されることではないと思います
- キムタクとはまた別の意味で周りに気を使わせる裸の王様の類だね。不倫してないだけキムタクのがマシかな
- 若い頃やりたい放題、好き勝手にやって来た (周りが何も言わなかった)から大丈夫だと思っているのか︎ただの世間知らずなのか︎分からないがもう放っておけば…
などの声が上がっています。
近藤真彦さんは、旧ジャニーズ事務所の事実上の経営者だったメリー喜多川さんに可愛がられ、長年にわたり厚遇を受けていたことで有名で、近藤さんは過去に「ジャニーさんの後継者」だと言っていたこともあると報じられています。
しかし、ジャニー喜多川さんが亡くなった後に藤島ジュリー景子さんが社長、滝沢秀明さんが副社長に就任し、近藤真彦さんが特別扱いされることも減り、そして不倫報道後には逃げるようにして事務所を去りました。
また、近藤真彦さんは独立後に、母親のように慕っていた黒柳徹子さんと疎遠になっていることを週刊文春に報じられており、「芸能活動よりも、次第にレースにのめり込んでいってしまったことや、文春に書かれた愛人との関係もあり、マッチは次第に黒柳さんから離れていった。」
と近藤さんの知人が証言していました。
<↓の画像は、近藤真彦さんと黒柳徹子さんの写真>
近藤真彦さんはカーレースに進出時に黒柳徹子さんから資金援助も受けていたそうですが、あっさりと“芸能界の母”から離れていったといい、これもどこまで本当の話なのかは定かではないものの、旧ジャニーズ事務所を辞めてから2人が共演する機会も無くなっています。
近藤真彦さんはこの他にも、元恋人の歌手・中森明菜さんへの酷い仕打ちなどもあり、多くのアンチを抱えていることでも知られていますが、不倫スキャンダルや旧ジャニーズ事務所からの独立などで大きな波紋を広げたものの、消えることなく再び活躍の場を広げており、今年の『NHK紅白歌合戦』への出場が濃厚との報道もあります。
こうした報道を巡ってもネット上では炎上状態になっていましたが、様々な騒動によって世間からバッシングを浴びながらも、何事も無かったかのように活動を続けているのは色々とすごいですし、こうした鋼のメンタルの持ち主だからこそ、40年以上も芸能活動を続けてこられたのかもしれないですね。