『KAT-TUN』の元メンバーで、脱退後はロックバンド『INKT』のボーカルとして活動していた田中聖さん(たなか・こうき 32歳)が自身のブログを更新し、大晦日に開催するカウントダウンイベントで活動を再開させることを発表しました。
田中聖さんはブログで、地元・千葉県柏市内にあるライブハウス・柏PALOOZA(パルーザ)にて「Knock Out Kashiwa Idiot」というカウントダウンイベントの開催を発表し、「ここで復帰します。そして、来年に向けて本格的に走り出します。」と、活動再開を宣言しています。
このイベントには、2010年にメジャーデビューしている3人組のロックバンド『ROOKiEZ is PUNK’D(ルーキース イズ パンクト)』、昨年10月から活動を開始したバンド『since i RE:MADE(リメイド)』などのバンドも出演することが発表されているのですが、「まだもう少し参加してくれる仲間もいるので、またインフォメーションします。」としています。
ブログの最後には、「直接、皆さんに伝えたいことがあります。今の僕が出来ること、1からではなく、マイナスからのスタート。精一杯やります。たくさんのご来場お待ちしてます。」と綴っています。
田中聖さんは今年5月に、東京・渋谷で大麻を所持していたとして大麻取締法違反容疑で逮捕され、尿からも大麻の陽性反応が出ましたが、大麻は使用だけで罪に問われず、その時に所持していた大麻の量も少なく、大麻が発見された車も本人のものではないことなどから、最終的に証拠不十分で不起訴処分となりました。
しかし、田中聖さんの逮捕を受けて2014年結成のバンド『INKT』は活動を停止し、9月に解散という結末を迎えています。
<↓の画像が、田中聖さんがボーカルを務めていた『INKT』のメンバー写真>
田中聖さんはその後も謹慎を続けていましたが、11月5日に更新したブログでは32歳の誕生日を迎えたことを報告した上で、年内にライブハウスでの復帰に向けて始動していることを明かし、「2017年のけじめと、2018年のスタートを考えて準備しています。」「責任もプレッシャーも、厳しい声も全て受け止めて、ポジティブな気持ちに変えて挑戦していきます。」と意気込みを綴っていました。
そして、今回大晦日のイベントで活動を再開することを発表しネット上では、
- 大麻はやめられたの?そっちが先じゃない?
- ほとんどの人が白い目で見てるよ
- 一回汗水流して働いて欲しい
- どうせまた捕まる
- マイナスからのスタートって、まだスタートをきるのは早いと思いますがね。
- スキャンダルで逃げて干されてお金が続かなくて出戻りか。生き方がださい
- 一度、薬物やった奴は二度三度ってなるね。やるかやらないかの当たり前の選択できない奴に何ができるやら。芸能界って夢を売る商売。夢を壊した奴に用はないね。
などと厳しい声が多く上がっています。
田中聖さんは結果的には不起訴処分でしたが、尿鑑定での結果から逮捕前に大麻を吸引していたのはほぼ間違いなく、元交際相手の女性や知人らの証言によれば、コカインなどの薬物にも手を染めていたとのことから、活動再開後に再び薬物に手を出してしまうのではないかという心配があります。
週刊誌『週刊女性』の報道によれば、田中聖さんは以前からお金に困っていたといい、その原因は数千万円単位だという実家のローンの支払いなどがあるためとのことでした。
こうした話も出ており、騒動から間もなく活動を再開させる本当の理由は、少しでも収入を得るためということなのかもしれません。
疑惑が完全に晴れたわけではないため、今後また何かやらかすのではないかと不安はありますが、応援し続けてくれているファンのためにも再び騒動を起こすことなく、音楽活動で活躍する姿を見せてほしいと思います。