『SMILE-UP.』(旧ジャニーズ事務所)の社長に就任し、昨年末をもって芸能活動を引退した『少年隊』の東山紀之さん(58)が今後、『STARTO ENTERTAINMENT』の役員に就任し、芸能活動も再開させるとの情報を『日刊ゲンダイ』が伝えています。
記事によれば、いま業界関係者の間では東山紀之さんの芸能界復帰話が飛び交い、騒ぎになっているといい、そうした情報が流れている理由は、ジャニー喜多川さんの性加害の被害者に対する補償対応が一段落つきつつあるためといいます。
スポーツ紙の芸能担当記者によると、このまま補償対応が順調に進めば、来年4月以降にもSMILE-UP.は解散するとみられ、東山紀之さんが芸能界復帰する可能性はより高まるとのことです。
また、東山紀之さんの現在の年収、収入事情について民放キー局の編成関係者は、「芸能界を引退し、旧ジャニーズ事務所の負の遺産を全て引き継いだわけですから、生涯にわたり補償が約束されているようで、その金額が年収1億円といわれています。」
と語っています。
SMILE-UP.解散後については、「東山は今後、スタート社の役員に収まり、各テレビ局との折衝担当になるようです。スタート社の取締役CMOとなった井ノ原快彦とともに、求心力が低下したスタート社の再建に尽力する。さらにタレント活動も再開させ、情報番組やドラマ出演も目論んでいるようです。」
と明かしています。
STARTO社側も東山紀之さんには大きな期待を寄せているそうで、「スタート社の権勢を取り戻すべく大いに期待されており、スタート社としては、“性加害問題を収めた功労者”として出していきたいという思惑もあるようだ」
と明かし、来年には芸能界復帰する可能性が高いと業界関係者の間では囁かれているようです。
この報道に対してネット上では、
- 東山さんが責任を取る問題じゃないんだから、終われば復帰すればいいと思う
- 復帰大歓迎。むしろ待っていた。早くお帰りなさいと言いたい。そもそも東には罪はない。悪が誰かを取り違えてはいけない。
- “ソーセージ”の話が本当なのだとしたら今後のためにも復帰しないほうがいいような気もする。せいぜい舞台のみとか。
- 彼も苦しい立場だったろうが、会見などで発した言葉に嘘がないのなら、やめておいたほうがいい
- 裏方に回すにはもったいないよ。ジャニーさんと長い付き合いがあったとはいえ、責任を取る立場ではないのに会見し、補償までもっていった。
世間的に要望されたことには、ほとんど応えたのでは。『刑事7人』の続きができたらみたい - 元々所属タレントだっただけなのに、社長をやらされたのが腑に落ちない。社員が対処すればよかったのに 諸々落ち着いたら、タレント業に戻ってもいいと思う
- 復帰しなくて結構です。汚れ役を引き受けたとの考え方は違う。ジャニーの恩恵を一番受けたのは誰か? これに尽きる
- 別にいいでしょ。元々加害者でもないし、社長を引き受ける必要なんて無かったのに火中の栗を拾った人なだけ。
もっとも復帰を願ってるのは恐らくテレ朝でしょうね。必殺仕事人は復活させたいでしょうから。
などの声が上がっています。
東山紀之さんは昨年9月の会見で、ジャニー喜多川さんによる性加害の噂は聞いたことがあったものの、現場を見聞きしたわけではないと語り、自身は被害を受けておらず、先輩や後輩たちからも相談を受けたことが無かったと語っていました。
そのうえで、ジャニー喜多川さんの性加害は「鬼畜の所業」「人類史上最も愚かな事件」などとバッサリと斬り捨てました。
また、約20年前に元ジャニーズJr.が出したいわゆる暴露本で、東山紀之さんによるセクハラ・パワハラ的な言動が記述されており、記者から「“電気アンマ”でジュニアたちの股間を足で刺激したり、自分の隠部を見せつけ『僕のソーセージを食え』と発言したというのは事実か?」と問われると、「覚えていることと覚えていないことがある。している可能性もあるし、してない可能性もあるし。若気の至り、自分の幼稚さもあったとは思う。色んなことやってるんだと思う。向こうは覚えてるけど、僕は覚えてないこともある」
として否定はしませんでした。
東山紀之さんの過去の問題言動も取り沙汰されていただけに、いくら性加害に関与していなかったとしても、芸能界復帰には反対との声もあります。
ただ、暴露本の内容についてはどこまでは真実なのかは不明で、現在までに過去の暴露本以外に、東山紀之さんのパワハラやセクハラ行為に関する告発は特にないですし、東山さんは引退直前まで複数のドラマに出演し、人気があった方だけにネット上での反応を見る限り、復帰を希望する声の方が多いと感じます。
東山紀之さん自身は今年3月に週刊誌『フライデー』の直撃取材を受けた際、芸能界に復帰する意思はあるのか問われると「ないですね」と完全否定していました。
また、引退から2年もしないうちに完全復帰して俳優業だけでなく、再び情報番組への出演を狙っているというのはにわかに信じ難い話ではあるのですが、復帰を願う声は多いですし、SMILE-UP.の社長としての役目を終えた後には復帰も視野に検討してもらいたいと思います。