『STARTO ENTERTAINMENT』の福田淳社長(59)が6月末をもって任期満了を迎え、後任としてフジテレビの元専務で、テレビ西日本の元社長・鈴木克明さんや、ABC朝日放送ラジオの元常務取締役で、STARTO社の大阪支社で社長を務める大幸雅弘さん等の名前が取り沙汰されています。
そうした中で、STARTO社のタレントたちを束ね、事務所の顔的存在の“長男”となった木村拓哉さんも、社長候補に浮上していると週刊誌『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』が報じています。
フライデーデジタルによると、福田淳社長の後任は鈴木克明さんが最有力候補として挙げられているものの、まだ確定したわけではないとし、「次期社長候補として木村拓哉の名前が急浮上している。順番としては、現在、副社長の井ノ原快彦(49)や、『SMILE-UP.』社長で芸能活動を引退している東山紀之氏(58)が就くのが自然だが、彼らの名前はなぜか全く挙がってこない」としています。
<↓の画像は、井ノ原快彦さんと東山紀之さん>
東山紀之さんは2023年10月に行った会見で、「自分たちで新しく会社を立ち上げ、従来のマネジメント業務をアップデートさせていく。事務所を解体し、被害者に真摯に向き合い、ファンの方々と一緒に未来を切り開いていく」などと語り、新会社の社長に就任することを発表しました。
しかし、東山紀之さんはSMILE-UP.でジャニー喜多川さんの性加害に対する補償業務に専念するため、新会社の社長就任は辞退しました。
東山紀之さんの代わりに外部から福田淳社長を招へいし、井ノ原快彦さんは取締役COO(最高執行責任者)に就任すると共に、SMILE-UP.の副社長は退任し、井ノ原さんは現在STARTO社の取締役CMO(最高マーケティング責任者)を務めています。
<↓の画像は、STARTO社の福田淳社長>
旧ジャニーズ事務所の担当記者によると、東山紀之さんがSTARTO社の新社長候補に挙がらなかった理由は「後輩たちに慕われていない」ためといい、「これまで後輩を誘って飲みに行ったという話も聞きません。後輩グループやジュニアたちと年齢が離れすぎていることもあり、東山さんに何かを相談する者もいないようです。だから、内部から彼を推薦する声が挙がらないのだと思います」
としています。
また、井ノ原快彦さんはジュニア(旧ジャニーズJr.)の育成・プロデュースを手掛ける『株式会社Annex(アネックス)』(旧・ジャニーズアイランド)の社長も務めていましたが、昨年初めにヒッソリと退任していたことを明らかにしていて、前出の記者は、「少し経営から手を引きたいという気持ちが出ていると聞きました。主演ドラマの『特捜9』シリーズが終了し、俳優引退説も出ています」「バラエティタレントとしてやっていきたい気持ちが強いと思います」
と、今後は経営から離れてタレント活動に力を入れていく意向なのではないかと推測しています。
これによって、STARTO社の長男で後輩たちからも慕われている木村拓哉さんが、次期社長候補に急浮上しているそうです。
木村拓哉さんの社長就任について、元々ジャニーズの大ファンで40年以上にわたり事務所の取材をしているコラムニスト・山田美保子さんは、「木村さんは、大晦日の『カウントダウンコンサート』の復活を言及したり、後輩グループの冠番組にサプライズで登場したりと、想いを次々と行動に移しています。芸能界での人脈やフットワークの軽さにも定評があります。福田社長も木村さんとは意気投合していて、相談相手のような存在だったとも聞いています。”福田イズム”を踏襲していくとしたら木村さんは次期社長として最適だと思います。」
と太鼓判を押しています。
続けて、「社内から待望論があるとしたら、次期社長ではなくても、ナンバー2あたりに置いて、プレイングマネージャーのような形で何らかの役職に就く可能性は高いと思います。そして、遠からず、井ノ原さんと木村さんでトップ2体制になる可能性も十分に考えられます」
と語っています。
木村拓哉さんの社長就任説などに対してネット上では、
- キムタクは社長にはならないでしょう。表で色んな活動して楽しんでる感じの人が急に社長には…
- どうせ中継ぎ社長だろ? どうせ最終的にはオーナー一族が経営陣に戻る計画なんだろ?
- タレントは社長になるより本業を頑張った方が絶対いい。何を言われるかわからない。何をやっても言われる。
- 古田敦也監督然り、プレイングマネージャーという言葉はロマンの塊なんだけど、ロマン止まりなんだよね
- 東山さんは後輩に慕われているだろ。後輩を誘って飲みに行ったという話を聞いたことも無いとはひどい記事だな
長男の責任から負の遺産を引き受け、引退までして補償対応に当たっている東山さんを後輩たちは感謝していると思うけどね。また廃業したら復帰してほしいよ - 社長は第三者から経営できる人を。ジャニーズ出身に適任者はいない。東山さんもやむを得ずやらざるを得なかった。
イノッチやキムタクはといったら疑問。芸能人として花はあっても経営者となれば? - キムタクは良くも悪くも言葉使いや考えなどあまり大人に変化したと思えない。社長より、後輩から尊敬される長男でいいのでは?
などの声が上がっています。
『女性自身』が先日報じた記事によれば、STARTO社は5月下旬に広告関連の人たちを労うパーティーを某ホテルで開催し、招待客は300人ほどで、井ノ原快彦さんが登壇して挨拶をしていたほか、若手タレントたちとの掛け合いで会場を盛り上げていたそうです。
また、木村拓哉さんもサプライズでステージに登場し、「どんな時でもSTARTO社を支えてくれる仕事関係の方々のおかげで、自身や後輩たちが活動することができている」などと語り、会場は大きく盛り上がっていたそうです。
木村拓哉さんはSTARTO社を代表するカリスマ的存在のタレントであり、後輩たちからも慕われているのは事実ですが、これまで経営者としての経験は無いことから、STARTO社のような巨大事務所の社長は務まらないのではないかと思います。
もし社長に就任した場合、タレントが何かトラブルを起こせば木村拓哉さんにも批判の矛先が向かう可能性が高く、現在『トライストーン・エンタテイメント』の社長を務めている小栗旬さんも、田中圭さんの不倫疑惑スキャンダルを巡って批判を浴び、自身の過去のスキャンダルも蒸し返されるなどしており、木村さんの社長就任は現時点ではあくまでも憶測レベルの話ではありますが、今後もタレント活動に専念する形の方がいいのではないかと思いますね。
『週刊現代』が先日報じた記事では、福田淳社長の後任に浮上している鈴木克明さんは“ワンポイントリリーフ”になるとみられていて、井ノ原快彦さんがSTARTO社の社長に就任することが規定路線とし、井ノ原さんが社長就任後は、木村拓哉さんが幹部役員に就任するとしていました。
これもまた噂レベルの話ではあるのですが、果たして今後どういった展開を迎えるのか、引き続き動向を注視していきたいです。
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- https://friday.kodansha.co.jp/article/429576
- https://friday.kodansha.co.jp/article/401287
- https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2478224/
- https://www.news-postseven.com/archives/20231107_1916869.html
- https://cyzowoman.jp/2025/01/post_496229_1.html