嵐・松本潤さん主演で、今年冬公開予定の映画『99.9 -刑事専門弁護士- THE MOVIE』(木村ひさし監督)の新ヒロインが正式発表され、人気女優・杉咲花さん(すぎさき・はな 旧芸名・本名=梶浦花 23歳)がヒロインを務めることが明らかになりました。
『99.9』は、個性豊かな刑事専門弁護士たちが、99.9%逆転不可能とされる刑事事件に挑んでいく姿を描いた作品で、2016年4月期にドラマのシーズン1が放送され、ヒロイン役は榮倉奈々さんが演じ、全10話の期間平均視聴率は17.2%を記録しました。
それから約2年後の2018年1月期にシーズン2が放送され、ヒロインとして新たに木村文乃さんを迎え、最終回で自己最高となる平均視聴率21.0%を記録、全9話の期間平均視聴率は前作を超える17.6%となっていました。
そして、3年ぶりとなる新作の劇場版では引き続き、松本潤さんが超型破りな弁護士・深山大翔(みやま・ひろと)を演じるほか、深山とチームを組む元検事のベテラン敏腕弁護士・佐田篤弘(さた・あつひろ)を香川照之さんが演じ、3代目ヒロインに抜擢された杉咲花さんは、司法修習を終えたばかりの新米弁護士・河野穂乃果(こうの・ほのか)を演じます。
<↓の画像は、『99.9 -刑事専門弁護士- THE MOVIE』出演の香川照之さん、松本潤さん、杉咲花さんの写真>
杉咲花さん演じる穂乃果は超真面目なキャラクターで、マイペースで変わり者の深山に翻弄される役どころとなっており、弁護士になって初めて担当した刑事事件で深山と出会い、対立しながらも、あることがきっかけで刑事事件ルームのメンバーとなり、0.1%の真実を求めて奮闘するという役どころになっています。
<↓の画像が、『99.9 -刑事専門弁護士- THE MOVIE』ヒロインの杉咲花さんの写真>
ヒロインに抜擢された杉咲花さんは、「何年もかけて過ごされてきたチームの中に参加する緊張感もありますが、作品のテンポ感や温度感を自分なりに汲み取って、楽しみながら頑張りたいと思います。撮影現場では監督や松本さん、香川さんを筆頭に、どうしたらもっと面白くなるか?とアイデアが次から次へと生まれていくのがすごく新鮮です。面白いシーンばかりで、次の展開がはやく観たくなるような作品になっていると思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。」
とコメントしています。
新ヒロイン発表とともにYouTubeに投稿された超特報動画では、杉咲花さんのビジュアルなどが初公開されています。
そして、映画版『99.9』の新ヒロインが杉咲花さんに決定したことが判明しネット上では、
- 明朗快活な弁護士役なんてのは、実に合っていそうですね。また、良い芝居見してや〜
- 杉咲花が出るなら必ず観る!おちょやんでの圧倒的な演技力は凄すぎた。
- 杉咲花の演技力は凄すぎるし、私の中ではいままでの女優さんの中で一番かもしれない。必ず拝見させていただきます。今冬が楽しみ!
- 初代ヒロインの榮倉奈々とは研音繋がりだね。且つて吉高由里子さんが朝ドラ以降に演技力が磨かれ、どんな役柄も熟せるようになった時の様に、今回の杉咲花さんにも期待。
- 単発でいいからドラマも制作してもらいたい
- ヒロインは榮倉奈々さんが良かったな
- 杉咲花さんも勿論素敵ですが、榮倉奈々さんが良かったです
- 実力のある女優さんなんだけど何か残念。もう少し大人っぽく背の高い女優さんが良かった、、、
- 榮倉奈々が一番いいが、木村文乃より杉咲花のほうがいい。でも、お金払ってまで見ないな。連ドラでいいじゃん
- 誰になるか注目していたけど予想外だった。でも私はうれしいなぁ。これは楽しみです。
でも「99.9」の役は「おちょやん」よりは「12人の死にたい子どもたち」とか「学校のカイダン」(成田くんも生瀬さんもいた…笑)のイメージかなぁ。楽しみ楽しみ。
などの声が上がっています。
『99.9』シリーズの歴代ヒロインの中では、初代ヒロインの榮倉奈々さんが最も視聴者の間では評判が良く、シーズン2の最終回に榮倉さんが登場した際には、多くの視聴者から歓喜の声が上がっていました。
<↓の画像は、『99.9』初代ヒロインを演じた榮倉奈々さんの写真>
そうしたこともあり、劇場版では榮倉奈々さんにヒロインを務めて欲しいとの声が上がっていましたが、2月に公開された超特報動画の中で一瞬映し出された数式をヒントに、名前に「はな」が付く人が起用されるのではないかと予想されていました。
ヒントをもとにネット上では新ヒロイン候補として、名前に「華」の漢字が入る黒木華さん、多部未華子さん等の名前も挙がっていたのですが、有力候補として挙げられていたのが演技力に定評のある杉咲花さんでした。
榮倉奈々さんと同じ芸能事務所『研音(けんおん)』所属の杉咲花さんは、子役時代には『スターダストプロモーション』で活動し、中学生になって『研音』へ移籍後は様々なドラマや映画などに出演。
2016年放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』では、ヒロインの妹役を演じ、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』の演技も高く評価され、『日本アカデミー賞』などで助演女優賞を受賞し、木村拓哉さん主演の映画『無限の住人』ではヒロインを務め、この作品での演技も好評価を得ていました。
そして、2018年4月期放送の『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)で連ドラ初主演を務め、この作品では松本潤さんとも共演し、同10月公開の映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』で映画初主演を務めました。
2019年にはNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』に出演し、同1月期放送の『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系)で2度目の連ドラ主演し、そして14日に最終回を迎える朝ドラ『おちょやん』ではヒロインを務めています。
杉咲花さんは20代前半ながら高い演技力によって様々な作品に起用されており、『99.9』のヒロイン起用を巡っては否定的な声もありますが、今作で初めて弁護士役に挑戦し、これまでの経験を生かしながら是非とも良い演技を見せてほしいです。