今年で平成最後の放送となる『第69回NHK紅白歌合戦』(NHK 19時15分)の司会者が9日に発表され、白組は嵐・櫻井翔さん(36)、紅組は女優・広瀬すずさん(20)、総合司会は昨年に引き続きウッチャンナンチャン・内村光良さん(54)、桑子真帆アナウンサー(31)が務めることが明らかになりました。
番組を担当するNHK制作局エンターテインメント番組部・二谷裕真部長は、司会者の起用理由を説明しており、まず総合司会の内村光良さんは昨年初めて桑子真帆アナとのコンビで総合司会を務め、「内村さんならではのユーモアと、温かい人柄があふれる言葉で、紅白に新しい風を吹き込んでいただきました。」「内村さんなら『平成最後の紅白』全体を盛り上げていただくにふさわしい方だと思っています。」
としています。
<↓の画像が、今年の紅白で総合司会を務めるウッチャンナンチャン・内村光良さん、桑子真帆アナの写真>
今年初の紅組司会となる広瀬すずさんは、これまで番組の司会者を務めるといった経験も無いのですが、「来春、連続テレビ小説100作目の『なつぞら』でヒロイン・奥原なつ役として“NHKの顔”となる広瀬さんには、フレッシュな魅力いっぱいに、力強く紅組を引っ張っていただきたいと考えています。」
と説明しています。
<↓の画像が、初の紅組司会を務める広瀬すずさんの写真>
白組の司会を務める櫻井翔さんは、2010年~2014年にかけて嵐のメンバー5人で白組の司会を務めた経験があるほか、2013年から放送の大型音楽番組『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)など複数の番組で司会を務め、報道番組『news zero』の月曜キャスターを務めるなど幅広く活躍しています。
そうした活躍ぶりから、「現在のテレビ界を代表する“MC”のお一人です。」と二谷裕真部長は高く評価し、「平成という時代の締めくくりに番組からのメッセージをお届けするにあたり、櫻井さんの信頼感と安定感のあるトーク力で、歌手の方々の魅力や、平成を彩った歌に込められた思いを視聴者の皆さまに伝えていただけると期待しています」
と語っています。
<↓の画像が、通算5回目、単独初の白組司会を務める櫻井翔さんの写真>
そして、今年の紅白司会者発表を受けてネット上では、
- 松潤は確定とか言ってたのに、マスコミがあてにならないのが露呈した
- 何で紅白の白組の司会を嵐のメンバーで回すの?
- ウッチャンのNHKへの貢献度はすごいけど、おんぶにだっこ感は否めない。
- 広瀬さんは来年の朝ドラの期待も込めてか。前の有村架純さんと同じパターンか。これで次の朝ドラが当たればまた有村さんと同じように連続で司会できるかもね。
- なんだかんだで紅白見ている者としては、司会を経験のない若い女優にして上手く仕切れないことでハラハラしたくない。
平成最後なら(対して出演者も期待できないけど)歌を楽しみに見られる人にしてほしかった。紅白どっちも。嵐飽きた。
総合司会はマツコデラックスがよかった。 - 紅組の司会者広瀬すずさん大丈夫?観てるこちらも緊張する、あまり生トークうまい感じがしないので…
- 視聴率重視でジャニーズ起用は既定路線になっているのか。
西郷どんの鈴木亮平さんや、朝ドラの安藤サクラさんなどが個人的には良かった。
どうしてもジャニーズが必要ならば、中居正広さん。 - 平成最後の紅白で広瀬すずはないわー。朝ドラから絶対選ばないといけないのか?
オーディション組のヒロインは紅白の司会に選ばれないと聞いたから、だから広瀬すずなのか?
などのコメントが寄せられています。
事前の各報道では、白組の司会者は嵐の松本潤さんが最有力候補としており、櫻井翔さんは再来年の2020年に、持ち回り司会のラストを務めるのではないかとも言われていたので、櫻井さんが今年の紅白で司会を務めるというのはちょっと驚きました。
一方の広瀬すずさんの名前は以前から挙がっており、綾瀬はるかさんと一騎打ち状態などと言われていたので、そこまで驚きのないキャスティングですが、広瀬さんがこれまで番組の司会を務めたことがないこともあって、白組は司会経験豊富な櫻井さんに変更といった形になった可能性もありそうですね。
また、総合司会の内村光良さんは昨年のアドリブや仕切りなどが絶賛されており、視聴者からも続投を希望する声が多く上がっていただけに、これは文句無しのキャスティングと思いつつも、平成最後の紅白となるだけに意外な人物をキャスティングしてほしかったというところも少しあります。
ネット上の反応を見てみると、やはり嵐のメンバーが2016年から持ち回りで務めていることに対する批判、司会経験の無い広瀬すずさんが起用されたことでの不安の声など、否定的な声が多く寄せられていますが、最終的に視聴者からどのような評価が下されるのかに注目したいですね。